心の年齢 | 発達課題 | メタ認知との関係 |
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0〜6歳 | 感情の表現・基本的信頼・感覚的な自己 | メタ認知はまだ未発達。思ったこと=現実であり、他者視点の理解は困難。 |
7〜8歳 | 他者の存在やルールを意識し始める | 他人の気持ちを想像する力(認知的共感)の芽生えはあるが、まだ「他人=自分とは違う思考主体」という意識が未熟。 |
9〜12歳 | 自己評価・内省・役割意識 | ここでようやく「自分を観察する自分」の土台ができ始める。メタ認知・自己客観視の基本が芽生える。 |
13〜16歳 | 自我の確立・社会的自己の形成 | 「他人からどう見えているか」「なぜ自分はそう感じたか」などの二重視点が発達。羞恥心や自己イメージへの敏感さも増す。 |
17歳以降〜 | 自己理解と自己選択・価値判断 | メタ認知が思考の一部として使えるようになり、「内なる問いかけ」に耐えうる構造が育つ。 |