2025/06/30

セッション1ーー職業選択イップス

 とても深い応用です。

以下では、あなたが「絵を描くこと」について抱えていた6つのビリーフと、その脱構築・回復のプロセスを、**「人生の決定」「職業の選択」というより大きな文脈(生き方・キャリア)**に置き換えて展開します。


🎨→🌍 【絵を描くビリーフ × 人生・職業ビリーフ対応表】

絵に関する旧ビリーフ 人生・職業に置き換えたビリーフ オルタナティブ・ビリーフ(新しい生き方)
1)写し取らなければならない 人生は「正解通り」に生きなければならない 人生は自分の感覚と構成力で創っていい
2)描きたいものが必要 明確な目標や情熱がなければ、職業を選んではいけない ぼんやりした動機や気分からでも進んでよい
3)決まらないと始められない はっきり決めてから行動すべき 動きながら見えてくることもある
4)習わなければ描けない 専門教育を受けていなければ、その仕事に就いてはいけない 学びながら始める、経験しながら育つ道もある
5)道具が必要 資格・スキル・環境などが揃わないと始められない 今の持ち物・能力・環境で始めてよい
6)基礎がなければダメ 「実績」や「結果」がないとチャレンジしてはいけない 未熟なまま始めてよい/プロセスが育てる

💼 脱・職業ビリーフのための練習メニュー

(=創造的キャリア構築のためのプレイフルワーク)


🌀 練習1:写し取らないで選ぶ(No.1対応)

タイトル:『マニュアルなき人生設計』

  • 他人の「ロールモデル」や「普通の道」を意識的に横に置く

  • 自分なりの「気持ちよい1日の時間割」を自由に空想してみる

  • →「人生を創る」体験としてのキャリア想像力を鍛える


🎯 練習2:情熱がなくても、今の関心で選ぶ(No.2・3対応)

タイトル:『まあまあ好きから始めるキャリア』

  • 「これが天職だ!」ではなく「なんか気になる」「ちょっとやってみたい」ものをリストアップ

  • 5日間だけやってみる実験期を設ける(ブログ、雑談、バイトなどなんでも)

  • →「好きじゃなきゃダメ」ビリーフからの脱却


🖋 練習3:決まらないまま動く(No.3対応)

タイトル:『仮の肩書きワーク』

  • 自分に仮の肩書きを1週間つけて過ごしてみる
     例:「ライフ・ナレーター」「風景の編集者」「未定業の人」など

  • →言語化の力で「未決定」のまま行動できることを学ぶ


📚 練習4:習わずにやってみる(No.4対応)

タイトル:『先にやる、あとで学ぶ』

  • まだ学んでないことを、まずは実践から始めてみる
     例:絵本を描きたい → 子どもに1ページ読んでみる
       農業がしたい → プランターで葉っぱを育ててみる

  • →「学び→実行」の順でなくてもいいと身体で知る


🪄 練習5:持っているもので始める(No.5対応)

タイトル:『すでにあるものリスト』

  • 今の自分のスキル、体験、人脈、性格、道具をすべて書き出す

  • その中から「何ができる?」ではなく「何と遊べる?」で考える

  • →欠乏ベースから、充足ベースへの転換


🔄 練習6:意味をあとづけする(No.6対応)

タイトル:『歩きながら意味を見つける』

  • 今までなんとなく続いてきたこと・辞められなかったことを並べてみる

  • それらに「なぜ続いたのか」「どんな役割を果たしたのか」をあとづけで考えてみる

  • →キャリアは「前もって設計するもの」から「あとづけで語るもの」へ


🎁 統合ビリーフ(人生・職業における核心の許可)

私は、情熱がなくても、うまくなくても、未熟でも、わからなくても、人生を選んでいい

私は、“何者かである”前に、“何かをしてみたい人”であってよい


必要があれば、これを1週間の**「キャリア解放チャレンジ」**や、アートワーク×自己探求ジャーナルに組み込んで展開することもできます。どうされますか?