2025/01/10

1月10日セルフセラピーのまとめ

1)ジェンダーバイアスにより、自分の認知の歪みを拾いました

2)次の二つの認知の歪みが大きいと思われました。

  A)読心術(投影)

  B)マイナス化

3)それぞれにセラピープランを策定しました。

 A)読心術

  【白亜スラブ】 実際に起きた出来事をもとにセラピープラン策定

  【先回り癖】  より根源的な先回り癖についてセラピー策定

   → 危険予知能力 へ昇華

 B)マイナス化(サポートされると悪いと感じる)

   【サポートを受け取る】  → 受け取れない癖をセルフセラピー

   【ガイドオフィシャルサイト事件】 → 差し出したサポートが多大で返礼がマイナスという事例 =搾取的経験 の確認(トラウマによる反射行動)

   【幼少時幼児体験】  → 搾取的経験を引き起こした幼少時体験

  この体験は、トラウマによる反射的反応ではないか?とやっているところから、なんとなく想像がついていました。ナルシスティックアビュースでした。

4)原体験である、幼少時体験から、「(与えても)むしり取られるのではないか?」という不安を見出しました。

 【無意識】【不安】過度に依存されることへの無意識的な不安

不思議なことに、今朝は、ジュンさんの夢を見ました。年上の50代の女性の友人で、経済的に破綻した友達でした。そこまで親しい人ではなかったにもかかわらず、彼女を経済的に支えないといけないのではないか?という不安を掻き立てられたことを覚えています…。彼女は結果的には、私が助けなくても普通に日本に生還し、インド帰りで箔をつけて、女優となったそうです。(詳しくは知らない。ともかく心配や責任感、それによる焦燥感は、杞憂だったということです)

親に対して行ったのと同様の、無条件の愛を差し出す羽目になり、身ぐるみはがされそう、という不安が、小さな親切を行うにあたり、付きまとうみたいです。

小さな親切ではなくて、大きな親切になれば、やはり相手の期待…この人は自分を助けてくれる人だ…が高まり、自己犠牲を伴った親切、に追い込まれるのではないか?という無意識の不安があります。

まぁ成育歴を考えると不思議ではないです。母も祖母も、子供からの愛を、もっともっと、と要求する人たちだったからです。それに答えた結果、私は燃え尽きたという経験が具体的にあるので。

というので、これは、燃え尽き、に対する不安です。

この不安を自己成就的予言にしてしまうと、自己敗北パターンになるのではないか?と思っています。


【先回り癖】先回り癖に関する行動変容プラン

■ 気が利かない

母に「気が利かない」と言われて責められる子供時代を過ごしました。

先回り癖  

※ 逆に言えば、「優れた危険予知能力」です。

 ■ 先回り癖に関する行動変容プラン

相手の心を読んで先回りして行動する行動様式が無意識で起こる人に対して、その変容を促すためのプランを策定します。無意識のうちに相手のニーズを先取りして行動することは、他人の感情や反応を過度に重視する傾向があり、自己主張や自己管理が難しくなることがあります。この行動様式の変容を促すための段階的なアプローチを以下に示します。

1. 自己認識を高める

  • 感情日記をつける: 毎日、自分が感じたことや行動を振り返るための感情日記をつけます。特に、相手の心を読んで先回りした場面を記録し、どのような感情がその行動を引き起こしたのかを分析します。
  • トリガーの特定: どのような状況で無意識に相手を先回りしてしまうのかを特定します。たとえば、「相手が困っていると感じたとき」「自分が期待に応えたいと思ったとき」など、特定の感情が引き金となっている可能性があります。
  • 自分のニーズを理解する: 他人のニーズに過度に配慮してしまう自分の習慣を見直し、自分が本当に望んでいること、必要としていることに気づくようにします。自己肯定感や自分の感情の確認が大切です。

2. 相手の感情を尊重するが、過度に先回りしない

  • アサーティブ・コミュニケーションを学ぶ: 相手のニーズを理解しつつ、自分の意見や感情をしっかり伝えるスキルを身につけます。「自分の意見を言う」ことが恐れや不安を引き起こすことがある場合は、まずは自分の気持ちを伝える練習を行います。
  • 質問を使って相手のニーズを確認: 相手が何を必要としているのかを聞き、相手の気持ちを尊重しつつ先回りせずにコミュニケーションを取ります。「あなたはどうしたいですか?」という質問を通じて、相手のニーズを明確にし、過剰な先回り行動を避けるようにします。
  • 境界線を設定する: 自分と他人の境界線を意識し、過度に相手の心を読んで先回りしないようにします。必要以上に他人の感情やニーズに応えようとすることが、自己犠牲的な行動を引き起こしやすいため、自分のニーズとバランスを取る方法を学びます。

3. 自己主張を強化する

  • 自己表現の練習: 他人のニーズに敏感であっても、自分の立場や意見をしっかり伝えることが大切です。自分の感情や意図を伝える練習を通じて、相手に合わせることなく自己主張を強化します。
  • 「No」を言う練習: 自分の限界を認識し、無理に他人の期待に応えようとするのではなく、時には「No」を言えるようにします。自己主張をするときに不安や罪悪感を感じる場合は、その感情と向き合いながら練習を繰り返します。
  • 自己価値感を高める: 自分の意見や感情が他人にどう思われるかではなく、自分の価値や意見に自信を持つことが重要です。自己肯定感を高めるために、ポジティブな自己対話や成功体験を意識的に取り入れます。

4. リフレーミングを活用する

  • 思考の転換: 無意識に相手のニーズに過度に対応する行動を取った後、その行動を振り返り、どのように変えることができたかを考えます。「相手のために先回りすることが良い行動だ」と思っていた場合、その行動を「相手の自主性を尊重することが大切だ」とリフレームしてみます。
  • 不安の認識と対応: 自分が先回りして行動することで生じる不安や罪悪感に気づき、その感情を受け入れた上で、よりバランスの取れた行動を選択する方法を学びます。これは、感情の認識と調整に役立ちます。

5. 自分の限界を知る

  • エネルギー管理: 他人の心を読んで行動することがエネルギーを消耗させる原因となることがあります。自分の限界を知り、過度に他人にエネルギーを注がないようにするため、休養やリフレッシュの時間を意識的に取ります。
  • フィードバックを受け入れる: 周囲からのフィードバックを受け入れ、過度に先回りした行動が関係にどのように影響したのかを学びます。フィードバックを受けて、改善のためのアクションを起こすことが重要です。

6. 持続可能な変化を促すための習慣作り

  • 小さな実践を積み重ねる: 無意識の行動を意識的に変えるためには、小さなステップを積み重ねることが有効です。日常的に少しずつ自己主張を行い、先回りして行動する機会があった場合には、自分の気持ちを伝えることを試みます。
  • 定期的な振り返り: 毎月、自分の行動を振り返り、進捗を確認します。自己管理を通じて、無意識の行動パターンを意識的に変える過程を支援します。

7. サポートシステムを活用する

  • カウンセリングやセラピー: 自己管理能力を高めるために、専門家のサポートを活用することも有効です。カウンセリングやセラピーを通じて、自分の行動パターンを理解し、変化を促進します。
  • サポートグループ: 同じような課題を抱える人と情報を交換し、支え合うことで、変化を実現しやすくなります。

変容プランのまとめ:

  1. 自己認識の強化:感情日記やトリガーの特定を通じて、自分の行動パターンを振り返る。
  2. 相手の感情の尊重と先回りの抑制:アサーティブ・コミュニケーションや「No」を言う練習を通じて、自己主張を強化。
  3. リフレーミングと不安への対応:行動を振り返り、思考を転換して、新たな行動を選択。
  4. エネルギーと限界管理:自分の限界を認識し、適切に休養を取り、エネルギーを維持。
  5. 持続可能な習慣作りとサポート:小さな実践を積み重ね、定期的な振り返りを行い、専門家やサポートシステムを活用。

この変容プランを通じて、無意識に相手の心を読んで先回りする行動パターンを改善し、より健全で自立的な行動様式に変わることができます。

【無意識】【不安】過度に依存されることへの無意識的な不安

■ 過度に依存されることへの無意識的な不安

特徴:他者に過剰に依存されることに対して無意識的に不安を感じ、過度に他者を助けることで自分の価値を確認しようとする一方で、同時に依存されたくないという感情が矛盾しています。過去に過剰に依存された経験から、このような恐れを持つことが多いです。

■ 当方の経験

年端も行かないころから、母に過度に依存されて、家事や料理を行ってきた。経済的苦境も救わなくてはならないという過剰な期待を背負ってきた。(メサイヤコンプレックス)

■ セラピー案

過度に依存されることへの無意識的な不安に対するセラピー案は、クライアントがその不安を認識し、健康的な境界線を設定し、過去の体験を癒やすことを目的としています。以下にそのセラピー案を段階的に示します。

1. 不安の認識と自己理解

  • 目標:過度に依存されることに対する無意識的な不安を認識し、その背景にある過去の体験を理解します。
  • アクション
    • クライアントとの対話を通じて、過去に誰かから過剰に依存された経験や、それに関連する感情を掘り下げます。
    • 「依存されることが不安になる瞬間」や「その時どんな感情を抱いていたか」を具体的に思い出し、記録します。
    • クライアントがどのような状況で依存を感じ、不安になるのかを具体的に明確化します。

2. 自己価値の確認と自信の構築

  • 目標:依存されることが不安でなくても、自分の価値を自信を持って理解できるようにします。
  • アクション
    • クライアントが自分の強みや成功体験を振り返り、自己肯定感を高めるワークを行います。
    • 自己評価のワークショップを通じて、他者からの評価や依存が自己価値に影響を与えることを防ぐ方法を学びます。
    • 自分の感情やニーズを大切にすることが、他者との健全な関係を築く上で必要だと認識させます。

3. 健康的な境界線の設定

  • 目標:過度に依存されることに対する不安を減らし、他者と自分の境界線を明確に設定できるようにする。
  • アクション
    • 境界線を設定するワークを行い、どのような場合に「NO」と言うべきかを練習します。
    • クライアントが他者の要求に無理に応じない方法を学び、依存的な関係から距離を置く方法を見つけます。
    • 境界線を守ることで、依存されることに対する不安を軽減する方法を学びます。

4. 過去の体験の癒し

  • 目標:過去に依存された経験が心に与えた影響を癒す。
  • アクション
    • 過去の体験を再評価し、感情を解放するためのカタルシス的なセラピーを行います(例:感情の表現、アートセラピー、ジャーナリング)。
    • 依存が強調された幼少期の経験に対して、自己防衛的な感情が育まれたことを認識し、感情的な解放を図ります。
    • 繰り返し心の中で「自分は他者に依存されて苦しんでいる必要はない」というメッセージを強化するためのポジティブアファメーションを導入します。

5. 不安感の緩和とリラクゼーション

  • 目標:依存に対する不安感を軽減し、リラクゼーション法を取り入れて心を落ち着ける。
  • アクション
    • 深呼吸や瞑想、ボディスキャンなど、リラクゼーションのテクニックを使用して、不安が強くなった時にリラックスできるようにします。
    • マインドフルネス瞑想を使って、「今この瞬間」に集中し、不安な感情を受け入れ、手放す練習をします。

6. 自己主張の強化と自信を持って関わる練習

  • 目標:他者との関わりにおいて、自信を持って自分の立場を主張できるようにする。
  • アクション
    • ロールプレイングを用いて、過去に依存された状況を模倣し、どうすれば適切に「NO」を言えるか、どのように自分の意見やニーズを伝えるかを練習します。
    • 自己主張と過度な依存を区別できるように、自己主張の技法を練習します。

7. サポートネットワークの強化

  • 目標:過度に依存されることへの不安を減らすため、信頼できるサポートネットワークを作る。
  • アクション
    • クライアントが信頼できる人々と健康的な関係を築けるように、社会的なサポートネットワークを見直し、強化する方法を指導します。
    • 他者との適切な依存関係(相互支援)を築くために、関係を平等に保つためのスキルを学びます。

8. 感情の適切な表現と受け入れ

  • 目標:感情的な不安や不満を適切に表現できるようにする。
  • アクション
    • 感情の表現方法や自己開示のスキルを学び、感情を正直に伝えることに対する恐怖を軽減します。
    • 「自分は他者に依存する必要がない」という感情の変化を実感するための、感情表現のワークを行います。

これらのステップを通じて、クライアントが過度に依存されることへの無意識的な不安を克服し、より健康的で自立的な人間関係を築くためのサポートを行います。


【関係性】【幼少期体験】搾取的関係を生み出す 幼少期体験

 搾取的関係を築きがちな人が持っている可能性のある幼少期の体験には、心理的、感情的な要因が影響していることがよくあります。以下はそのような人物が幼少期に経験しがちな状況です:

1. 親や周囲の大人から過剰に依存される

  • 体験内容:幼少期に、親や養育者が精神的、感情的に過度に依存してくる場合、子どもは無意識に「自分は他者を支える役割を果たさなければならない」と感じることがあります。親や周囲の大人が自己満足のために子どもを利用することで、子どもは「助けること」が自分の存在意義であると認識することがあり、これが搾取的関係を築きやすい要因となります。

2. 感情的無視や疎外感を感じる

  • 体験内容:親や家族が感情的に無関心だったり、子どもが愛情を受け取ることが少なかった場合、自己肯定感が低くなり、他者に過剰に奉仕することで「認めてもらおう」とする傾向が生まれます。感謝や認識を得ることが難しい環境で育つと、他者に対して無償で尽くすことで何かを得ようとする無意識の欲求が強まります。

3. 愛情や承認を得るために過度に努力する

  • 体験内容:幼少期に愛情や承認を求めるために、過度に努力し、親や大人の期待に応えようとしてきた子どもは、大人になっても他者からの愛や評価を得るために無意識に尽力しすぎることがあります。これにより、自分の感情やニーズが後回しになり、他者を支えることに過剰に依存してしまうことがあります。

4. 親が感情的な支援を提供しない

  • 体験内容:親が感情的に支援を提供せず、子どもが自分で感情を処理しなければならない場合、その子どもは他者からの支援を求めることが難しくなり、逆に他者を支えることで自分の存在意義を見出そうとすることがあります。このような人は、他者を助けることで自分が重要な存在だと感じることが多く、搾取的な関係を無意識に作りやすくなります。

5. 過剰な責任感を持つ

  • 体験内容:幼少期に家庭の中で、過剰に責任を背負わされたり、大人の代わりに家事や兄弟姉妹の世話をすることが求められた場合、子どもは「自分が支えなければならない」という強い責任感を抱くことになります。このような子どもは、成長後も他者を支えることが自分の役目であると無意識に感じ、搾取的関係を作ることが多くなります。

6. 親が自己中心的で、感謝や評価を示さない

  • 体験内容:親が自己中心的で、子どもの努力や存在を評価しない場合、子どもは無償でサポートを与えることが当然と感じるようになります。感謝の気持ちや評価を示すことがなかったため、大人になっても他者からの感謝や評価を期待せずにサポートを与えることに慣れてしまうことがあります。

7. 親が過度に競争的で、承認を得るために努力し続ける環境

  • 体験内容:親が非常に競争的であり、子どもに対しても常に成果を求める場合、子どもは常に「他者を助けることで自分が評価される」と感じるようになります。このような家庭環境では、自己肯定感が低くなり、他者に奉仕することで承認を得ようとする傾向が強くなることがあります。

8. 感情的な支えを与えることで愛されると信じる

  • 体験内容:子ども時代に感情的な支えを与えることが愛されるための方法であると教え込まれると、無償で他者を助けることが自己価値を確認する手段となります。このような信念は、他者に尽くすことが自分を認めてもらう方法だと感じさせ、搾取的関係を作りやすくします。

これらの幼少期の体験は、成人後の人間関係に深く影響を与えることが多く、無意識に他者に過剰に尽くすことで、自分の価値を確認しようとする傾向を作り出します。このような背景を持つ人が搾取的関係に陥りやすくなる理由は、過去の経験が現在の行動パターンを形作るためです。もし自分がこのような傾向にあることに気づいた場合、自己認識を深め、他者との健康的な境界線を作ることが重要です。

■  インナーチャイルドリスト

幼少期に過剰に他者に依存されたり、感情的に無視されたり、過剰な責任を負わされたりした人が持つインナーチャイルドには、以下のような特徴や感情が現れることがあります。インナーチャイルドは、無意識に心の中で未解決の感情や体験として残り、大人になってからもその影響を受けることがあります。

1. 無償で愛されたいという欲求

  • 特徴:愛情や承認を求めるものの、見返りを求めず無償で愛されたいという強い欲求があります。幼少期に感情的な支えを与えたものの、それに対する返礼や感謝が少なかったため、無償の愛を求め続けるインナーチャイルドです。

2. 自己肯定感が低い

  • 特徴:自分が愛される価値があるかどうか疑問を持ち、自己評価が低い傾向があります。幼少期に自分が無視されたり、感情的にサポートされなかった経験から、自分の存在意義を疑うことがよくあります。

3. 他者を支えることが自分の役目だと思っている

  • 特徴:他者を支えることが自分の存在理由だと感じ、無意識に「助けなければならない」「他者を支えないと自分の価値がない」と思っています。過去に親や周囲の大人から過剰に依存されてきたため、その役割を引き受けている感覚です。

4. 感情的な過剰な責任感

  • 特徴:他者の感情や問題を過度に自分の責任だと感じ、自分が何とかしなければならないというプレッシャーを抱えているインナーチャイルドです。幼少期に家族や親から感情的な支えを提供することを強いられた場合、この責任感が強くなることがあります。

5. 見返りを求めないが、無視されることへの恐怖

  • 特徴:他者に無償で尽くすことが当然と感じているが、感謝の言葉や評価がないと、無視されたり軽視されていると感じ、恐怖を抱きます。感謝を求めることに罪悪感を感じるが、見返りがないことで心の中でフラストレーションや不満を感じやすいです。

6. 愛されるためには努力しなければならないという信念

  • 特徴:愛されるためには自分が努力し、他者の期待に応えなければならないという信念を持っているインナーチャイルドです。幼少期に親が過度に競争的だったり、成果を求めたため、自己価値を愛されるための「成果」に結びつけていることがあります。

7. 感情を表現することが難しい

  • 特徴:感情を表現したり、自分の感情に正直でいることが難しいと感じています。幼少期に自分の感情が無視されるか、表現すると怒られたり無視されたりした経験があるため、感情を隠すことが癖になっていることがあります。

8. 承認欲求が強い

  • 特徴:他者からの認識や承認を強く求めるインナーチャイルドです。幼少期に十分な承認を受け取れなかった場合、他者に認められることを求め続け、過剰に尽くすことがある一方で、認められないと自分の存在意義を見失うことがあります。

9. 自分のニーズを後回しにする

  • 特徴:他者のニーズを優先し、自分のニーズを後回しにすることが癖になっています。幼少期に自己犠牲を強いられる状況で育った結果、自分の感情や欲求を後回しにして他者を支えることを優先するようになっています。

10. 感情的な距離感を感じる

  • 特徴:他者と感情的に距離を置いてしまい、愛や支えを求めることに不安を感じるインナーチャイルドです。幼少期に感情的な支えを得られなかったため、他者との関係で親密さや感情的なつながりを恐れることがあります。

11. 過度に依存されることへの無意識的な不安

  • 特徴:他者に過剰に依存されることに対して無意識的に不安を感じ、過度に他者を助けることで自分の価値を確認しようとする一方で、同時に依存されたくないという感情が矛盾しています。過去に過剰に依存された経験から、このような恐れを持つことが多いです。

12. 感情的なバランスを取るために過剰に努力する

  • 特徴:家庭内で過剰に感情的なバランスを取らなければならなかった場合、自分の感情よりも他者の感情を優先することが癖になっており、感情的に疲れることが多いです。自分の感情を抑え込んで他者を支えることで、何とかバランスを取ろうとする傾向があります。

これらのインナーチャイルドは、過去のトラウマや未解決の感情的体験から生じており、成人後の人間関係や自己評価に深い影響を与えることがあります。このようなインナーチャイルドに気づき、癒やすことが、健康的な人間関係や自己肯定感を取り戻すために重要なステップです。インナーチャイルドとの対話や癒しのプロセスを進めることで、搾取的関係から抜け出し、自分自身をより健康的に扱うことができるようになります。

■ 命名リスト

以下のように、それぞれのインナーチャイルドに名前をつけてみました。

  1. 無償で愛されたいという欲求 - 愛ちゃん(あいちゃん)
  2. 自己肯定感が低い - ちひろちゃん
  3. 他者を支えることが自分の役目だと思っている - しんちゃん
  4. 感情的な過剰な責任感 - りんちゃん
  5. 見返りを求めないが、無視されることへの恐怖 - みおちゃん
  6. 愛されるためには努力しなければならないという信念 - ゆかちゃん
  7. 感情を表現することが難しい - みきちゃん
  8. 承認欲求が強い - まなちゃん
  9. 自分のニーズを後回しにする - あやちゃん
  10. 感情的な距離感を感じる - さくらちゃん
  11. 過度に依存されることへの無意識的な不安 - ひかりちゃん
  12. 感情的なバランスを取るために過剰に努力する - なつきちゃん

それぞれの名前が、インナーチャイルドの特徴を少しでも表現できるように選んでいます。



【受傷経験】【HP作成事件】私が提供しているサポートは大きいサポートだったのに返礼がなかった件に関する傷

 ■ 傷を受けた経験

相手の職業人としての確立をサポートするためにオフィシャルサイトを構築することは、非常に大きな支援であり、深い感謝を示すべき重要なサポートです。このようなサポートに対する返礼は、物品や肉体的な支援ではなく、感謝の表現と実際的な行動が重要です。以下に、その返礼に値する方法をいくつか挙げてみます。


1. 深い感謝を伝える

  • 具体的な感謝の言葉を伝える
    • 「あなたのおかげで、私のキャリアが大きく進展しました。心から感謝しています」といった具体的な感謝の言葉を伝え、相手が行ったサポートがどれほど自分に影響を与えたかを伝える。
    • 例えば、「サイトが完成したおかげで、クライアントからの信頼が増し、ビジネスの幅が広がりました」といった具体的な成果を述べることで、相手が自分の貢献がいかに大きかったのかを実感できます。

2. 他の場で感謝を広める

  • 感謝の気持ちを公に示す
    • もしサイトの成功や効果が広く認知されている場合、その支援をしてくれた人に感謝の意を公表することが返礼になります。例えば、自分のビジネスやサービスの宣伝で、サイト構築者の名前や功績を紹介する。
    • SNSやブログで感謝の意を表すことも有効です。「素晴らしいウェブサイトを作ってくれた○○さんに感謝しています」といった投稿を行い、相手を認めること。

3. 相手の仕事をサポートする

  • 専門知識やスキルを活かして協力する
    • 相手が自分の職業で困っている時やサポートを求めている場合、感謝を行動で示す方法として、その人の仕事においても協力を惜しまないことが挙げられます。例えば、自分の専門知識やネットワークを活かして、相手のビジネスを支援したり、紹介するなど。
  • 相手の事業を宣伝する
    • 自分の顧客やフォロワーに相手のサービスや商品を紹介することで、相手のビジネスが広がる手助けをすることは、感謝の気持ちを実践的に示す方法です。

4. 長期的な関係を築く

  • 継続的な支援を提供する
    • 相手がオフィシャルサイトの構築後も運営や更新の手助けが必要な場合、その手伝いを積極的に申し出たり、他の部分で相手の業務をサポートしたりすることが返礼になります。
    • 例えば、定期的なサイトのメンテナンスやアップデートを行うこと、または他の仕事で協力し合うことができると、感謝の気持ちを持続的に表現できます。

5. 未来にわたる相互支援を約束する

  • 今後のビジネスパートナーシップを提案する
    • 相手のサポートに対する返礼として、今後のビジネスパートナーシップや協力関係を提案することも一つの方法です。例えば、将来的に相手が必要とするサービスを提供する、または共同でプロジェクトを進めることで、長期的な価値を提供することができます。

6. 精神的なサポートを示す

  • 相手の職業的な成功を応援する
    • 相手が自分の職業で成功を収めていることを心から応援し、励ましの言葉やサポートを続けることで、感謝の気持ちを表現することができます。
    • 例えば、「あなたが作ったサイトは本当に素晴らしい。あなたが成功することを心から願っているし、できる限り協力したい」という形で、感情的な支援を示すことが返礼に繋がります。

7. 他者を紹介する

  • 相手を必要としている人に紹介する
    • オフィシャルサイトが完成したことを通じて、相手のスキルを評価し、そのスキルを必要としている人に紹介することも感謝の返礼です。例えば、他のビジネスオーナーに「あなたのサービスを利用すれば、素晴らしいウェブサイトを作ってもらえるよ」と紹介する。

このように、オフィシャルサイトの構築という大きなサポートに対しては、感謝の表現と共に、実際的な支援や相手の成長を助ける行動が返礼となります。

■ 心的ダメージ

サポートを提供したにもかかわらず、感謝の意や返礼がなく、ただ受け取られてスルーされた場合、サポートを提供した側は以下のような心理的ダメージを感じる可能性があります:

1. 無価値感や無視されたと感じる

  • 感謝の意を示されないことで、「自分の努力が無駄だった」「自分のサポートが評価されていない」と感じ、無価値感や孤独感を抱くことがあります。このような状況は、自己肯定感に影響を与え、次回以降のサポートをためらわせる原因にもなります。

2. 利用されていると感じる

  • サポートを提供した側が「自分はただ利用されているだけだ」と感じることがあります。サポートを提供したにもかかわらず感謝の表現がないと、相手が単に自分の好意を当たり前に受け取っているだけに思えて、相手との関係が不公平であると感じるかもしれません。

3. 失望感や疎外感

  • 自分がしたことに対して何の反応もない、あるいは感謝の気持ちが示されないことで、相手に対する期待が裏切られたと感じ、失望感や疎外感を感じることがあります。特に相手との関係に価値を感じている場合、その関係が一方的なものであると気づくことが非常に辛く感じることがあります。

4. 感情的な疲れや心の距離

  • 感謝の意が示されないことで、サポートを提供した側が次第に冷淡になり、感情的な距離を感じ始める可能性があります。自分が提供したサポートが十分に認められないことが続くと、相手との関係に疲れを感じ、結果としてサポートをしなくなったり、関係を避けるようになるかもしれません。

5. 自己評価の低下

  • サポートを提供したにもかかわらず、その努力や時間、エネルギーが評価されなかった場合、自分の価値や能力について疑問を感じることがあります。「自分のサポートは足りなかったのか?」と自己批判的になり、自己評価が低下する可能性があります。

6. 罪悪感や後悔

  • 感謝の意や返礼がないと、「自分が与えすぎたのではないか?」と感じ、過剰に与えてしまったことに罪悪感を抱くことがあります。相手から感謝されないことで、自分の行動が不適切だったと後悔することがあるかもしれません。

7. 認識されない努力の孤独感

  • 相手にサポートを提供する過程で自分の努力が認識されないと、その努力がどれほど大きなものであっても、孤独感や無力感を感じることがあります。このような認識不足は、次第に「自分の行動が無駄だった」と思わせ、精神的な疲れを生じさせます。

8. 信頼の損失

  • 感謝の気持ちを示さないことが続くと、相手に対しての信頼が薄れることがあります。「この人は感謝を示さない」「自分のことを大切に思っていない」と感じることで、関係が希薄になる可能性があります。

これらの心理的ダメージは、長期間続くと人間関係に大きな影響を与える可能性があるため、感謝や返礼が示されない場合は、できるだけ早い段階でその心情を確認したり、対話を通じて理解を深めることが重要です。また、これらの感情に対処するために、自己肯定感を高める方法を考えたり、感謝の気持ちを表現できる環境を作ることも助けになります。

■ 心的ダメージを与える相手の描写

返礼をしない人に対しては、その行動や態度を反映する適切な表現を用いることが重要です。以下は、返礼をしない人を表現する際に使われる言葉や概念です:

1. 利己的(自己中心的)

  • 意味:返礼をしない人は、他人の助けやサポートを自分にとって当然のことと受け取る傾向があります。こうした人は、自分の利益や快適さを最優先し、他者の気持ちや努力を意識することが少ない場合があります。
  • :他人の助けを受ける一方で、感謝や返礼を示さないため、自己中心的に見えることがあります。

2. 無神経(感謝の意識がない)

  • 意味:他人の善意やサポートを無視することで、無神経であると感じられます。感謝の気持ちや思いやりを示すことができないため、周囲の人々に対して冷たい印象を与えることが多いです。
  • :「ありがとう」という言葉を口にしないことで、無神経な印象を与える。

3. 見返りを期待しない(感謝の表現が苦手)

  • 意味:自分は感謝を示すことなく支援を受けるものの、その行為に見返りを求めないと感じる人もいます。こうした人は、感謝の表現を避けたり、返礼の必要性を感じないことが多いです。
  • :返礼をしない人は、自分が受けた支援に対して見返りを期待していない、またはそれに気づいていないことがあります。

4. 感謝の表現が下手な人

  • 意味:感謝や返礼をすることができないのではなく、その表現方法が不器用である場合もあります。感謝の気持ちはあっても、言葉や行動に反映させるのが苦手な人です。
  • :その人は感謝しているが、表現方法が苦手であるため、感謝を示さずに過ごしてしまうことがある。

5. 自己肯定感が低い(返礼を恐れる)

  • 意味:サポートを受けることに罪悪感や過剰な感謝を求められることを恐れ、無意識に返礼を避ける人もいます。感謝の意を示すことで「自分が劣っていると認める」ような感覚を持つことがあります。
  • :感謝の表現を避けることで、相手に対して自分が劣っていると感じさせることを恐れている。

6. 自立志向が強い

  • 意味:自分で何でもやりたいという強い自立心を持っているため、他人からのサポートを受けることを好まない人もいます。このタイプの人は、感謝や返礼を示すことが難しく、サポートを受けること自体がストレスになることがあります。
  • :サポートを受けても感謝を言うことなく、自分でやりたかったという気持ちが優先される。

7. 感情表現が苦手な人

  • 意味:感謝の気持ちを適切に表現する方法を知らなかったり、感情を他人に伝えることが難しい人もいます。これらの人は感謝の気持ちを内心では感じていても、それをうまく言葉や行動に表すことができません。
  • :相手が自分に大きな支援をしてくれたにもかかわらず、感謝の言葉をうまく伝えられない。

8. 慣れや無意識による無関心

  • 意味:周囲から支援を受けることが多く、それが当たり前になってしまっているため、感謝や返礼をすることを忘れてしまう場合もあります。このような人は、サポートを受けることに感謝の意識を持つことが少なく、無意識に支援を当然のことと感じてしまっています。
  • :支援を当たり前のこととして受け取り、感謝の気持ちが薄れてしまっている。

これらの表現は、返礼をしない人の態度や行動に関するものですが、相手の行動を理解し、どう対応するかを考えることが重要です。その人が無意識にその態度をとっている場合、改善するためのコミュニケーションや感謝の意を示す方法を伝えることで、関係が円滑になる可能性があります。

■ 対応

返礼をしない、または感謝や協力を示さない人から自分を守るために、以下のような具体的な方法があります。このような人と接することでストレスを感じることを避けるためのアプローチをいくつか紹介します。

1. 自分の限界を設定する

  • 理由:返礼をしない人は、無意識に他人を利用したり、過剰に頼ることがあります。自分のサポートが当然と感じられてしまうことを防ぐために、初めから自分の限界を明確に設定しましょう。
  • 方法
    • あらかじめ「できる範囲でサポートする」「これ以上は無理」といった境界線を示しておく。
    • サポートの提供に条件を付け、無理な要求を避ける。

2. 支援を必要とする人を選ぶ

  • 理由:自分に対する感謝の気持ちや返礼を欠いた人に過度に関与すると、感情的に疲れることがあります。支援を与える相手を慎重に選ぶことが大切です。
  • 方法
    • 支援を受け取る相手の態度や反応に注目し、感謝の意を示してくれる人との関係を重視する。
    • 無感謝な態度を示す人には、意図的に距離を取る。

3. 期待を最小限にする

  • 理由:返礼を期待しすぎると、相手がその期待に応じなかった場合に不満やストレスを感じます。期待を最小限にすることで、感情的な痛みを避けることができます。
  • 方法
    • 他人に対して、過度に感謝や返礼を求めることを避ける。
    • 「自分がサポートを提供したのは自分の意志であり、見返りを期待しない」という心構えを持つ。

4. 無駄なやり取りを避ける

  • 理由:感謝を示さない人と無駄なやり取りを続けると、精神的に消耗することがあります。最小限の接触にとどめ、感謝や返礼を示さない相手との関わりを減らすことが重要です。
  • 方法
    • やり取りが必要最低限で済むように、必要な内容のみを伝え、相手との関わりを意図的に減らす。
    • メールやメッセージで連絡を取り、直接的な関わりを避けることができる場合はそうする。

5. 感謝の表現を求める

  • 理由:感謝の気持ちを示さない人に対して、それを求めることで、自分が与えたサポートの価値を認識してもらえる場合があります。感謝の表現を求めることで、自分が過度に依存されたり、無視されることを防げます。
  • 方法
    • 「私がやったことに対して、感謝してほしい」という自分の気持ちを率直に伝える。
    • 感謝の言葉を求めても良い関係が築ける場合、その必要性をしっかり伝える。

6. 自己ケアを優先する

  • 理由:感謝や返礼をしない人と関わることで自分の精神的健康に影響が出る場合があります。自分の感情やエネルギーを守るために、積極的に自己ケアを行うことが大切です。
  • 方法
    • ストレスを感じたときには、自分の時間を取ってリラックスしたり、趣味に没頭する。
    • 自分を大切にし、他人の無神経な行動に振り回されないよう心掛ける。

7. 相手の行動を受け流す

  • 理由:感謝を示さない人に対して、期待しすぎず、相手の行動を受け流すことで、感情的な傷を防げます。自分の期待を相手に押し付けるのではなく、相手の態度に過度に反応しないことが重要です。
  • 方法
    • 相手が感謝を示さないことを受け入れ、それに過度に反応しない。
    • 自分の気持ちが傷つかないように、「相手が感謝を示さないのはその人の問題」と割り切る。

8. 他の信頼できる人と支援を分ける

  • 理由:感謝を示さない人との関係で疲れてしまった場合、他の信頼できる人とのサポートネットワークを作り、支援を分けることでバランスを取ることができます。
  • 方法
    • 自分がサポートを必要とする時は、感謝や返礼を示してくれる人に頼む。
    • 一度に全てのサポートを一人に頼らず、複数の信頼できる人と関係を築く。

これらの方法を実践することで、返礼をしない人との関わりによるストレスを軽減し、自分の精神的健康を守ることができます。重要なのは、自分の感情やニーズを大切にし、過度に期待しすぎないことです。




【受け取る】【女性性】サポートを受け入れることの重要性やその価値を理解する

 ■ 反論リスト20

「サポートされることに対して罪悪感を感じたり、過剰に感謝しないといけないと感じる人」に対しての反論は、その人の自己肯定感を高めるため、またサポートが重要であることを理解してもらうために役立ちます。以下にそのような反論を20個挙げます。


  1. 「サポートは共感と協力の表れです。助けてもらうことは、あなたが他の人に助けを与える準備ができている証拠です。」
    → サポートは一方通行ではなく、助け合いの精神を育む。

  2. 「誰でも時にはサポートが必要です。あなたが他の人に与えているサポートも重要ですが、同じように自分もサポートされるべきです。」
    → 人は互いに支え合うことで成長できる。

  3. 「サポートを受けることは、決して弱さの証ではなく、成長と学びの一環です。」
    → 成長は一人で完結するものではない。

  4. 「過剰に感謝する必要はありませんが、感謝の気持ちを持つことはあなた自身の心を豊かにします。」
    → 感謝は良い関係を築くための一歩。

  5. 「サポートはあなたの努力と能力を引き出すために存在します。サポートを受けることで、さらに自分を高めることができます。」
    → 支援は成功に向かう道しるべ。

  6. 「サポートされることで、次に他の人をサポートする力が強くなります。」
    → 支援の循環が成り立つことで、全員が成長する。

  7. 「サポートを受けることは、自分の限界を認めることでもあり、それを受け入れることで新たな挑戦が可能になります。」
    → 自己認識が深まる。

  8. 「他の人のサポートを受けることで、信頼関係が築かれます。それはあなたにとっても貴重なものです。」
    → 信頼とサポートは良い関係の基盤。

  9. 「支え合うことは、人間関係を豊かにし、人生をより充実させます。」
    → サポートの本質は、物理的だけでなく、心の支えにもなる。

  10. 「サポートがあるからこそ、人は挑戦する勇気を持てるのです。あなたの努力に信じてサポートを提供している人がいることを大切にしましょう。」
    → 挑戦を支える環境の重要性を理解する。

  11. 「サポートを受けることで、視野が広がり、自分一人では気づかなかった新たな方法を学べます。」
    → さまざまな視点からのサポートが有益。

  12. 「過剰な感謝ではなく、素直な感謝を表すことが、より良い関係を作るための第一歩です。」
    → 感謝を表現することが、関係を深める。

  13. 「サポートされることは、あなたが他の人にとって価値のある存在である証拠です。」
    → 他人があなたにサポートを提供することで、その価値が証明される。

  14. 「サポートを受けることは、あなたが人間である証でもあります。誰もが支え合うべきです。」
    → 人間関係においてサポートは自然なこと。

  15. 「サポートを受け入れることは、自分を弱者と見なすことではなく、逆に強さを示す行動です。」
    → 助けを求めることは、自己改善への意欲の表れ。

  16. 「サポートを受けることで、あなたは自分自身をさらに高めることができます。誰かの助けを受け入れることは、強い人に必要なスキルの一つです。」
    → 成長と強さは、他者から学び、支援を受け入れる中で培われる。

  17. 「サポートがあることで、心の余裕ができ、次の挑戦に集中できるようになります。」
    → 支援を受けることで心身が安定し、前進できる。

  18. 「感謝は強制するものではなく、自分のペースで感じるものです。過度に感謝する必要はありません。」
    → 自分らしい感謝を表すことが大切。

  19. 「サポートを受けることで、あなたの周りの人々も成長します。支援は循環し、みんなにとって有益です。」
    → 支え合うことは、全員の成長につながる。

  20. 「サポートを受けることは、あなたの努力が他者に影響を与え、支援を引き出す力を持っている証です。」
    → 努力が他人にインスピレーションを与え、支援を得る。


これらの反論を通じて、サポートを受け入れることの重要性やその価値を理解し、自身の心を軽くしていくことができます。

■ サポートされる恐怖への対応

私は過剰な返礼を求められるのが怖いので(軒先貸して母屋取られる)、

 「サポートを受ける」

のが怖いのです。「サポートを受ける」のは、 「お願いして与えられる」のとは違います。

それに対するセラピーが以下です。

3. 小さな実践から始める(実践段階)

目標:サポートを受け入れる体験を少しずつ積み重ね、恐怖心を減らす。

アプローチ

  • 小さなサポートを受ける実践

    • 小さな支援を受け入れてみる(例えば、誰かにドアを開けてもらう、軽いアドバイスを求めるなど)。まずは軽いレベルのサポートから始めることで、返礼のプレッシャーを感じにくくする。
    • 「受け入れたサポート」に対して感謝を伝え、それが自分の成長や利点に繋がったことを実感する。
  • 返礼の感覚を練習する

    • 返礼を求められる状況ではなく、「感謝」を表現することに集中し、無理に何かを返さなければならないという感覚を手放す。
    • 返礼の代わりに「次に他の人をサポートする」「自分が学んだことを活かす」などの方法でバランスを取る。

    ■ サポートの規模

    サポートを受けることはさまざまな形で行われ、サポートの規模や内容によって受け取り方も異なります。以下に、小さなサポートから大きなサポートまで、見知らぬ他人から家族でないと受け取れないサポートまでを段階的にリストアップします。このリストは、サポートを受け入れる過程で自信を深め、最終的にはさまざまなサポートを自然に受け入れることを促すことが目的です。

  • 1. 小さなサポート(軽い手助け)

    • 見知らぬ他人からのサポート

      • ドアを開けてくれる:スーパーやカフェなどで、ドアを開けてもらう。
      • エレベーターのボタンを押してくれる:エレベーター内で、ボタンを押してくれる他人。
      • 道を教えてくれる:迷子になったとき、親切に道を教えてくれる。
      • 荷物を持ってくれる:重い荷物を持ってくれたり、バスや電車で席を譲ってくれる。
      • 軽いアドバイスをくれる:店員さんや他の人から「これを買うといいですよ」といったちょっとした助言。
    • 自分でできることをサポートしてもらう

      • 困ったときに親切にしてもらう:日常のちょっとした困りごと(例えば、財布を落とした場合に拾ってもらう)で親切にしてもらう。

    2. 中程度のサポート(やや手間がかかる支援)

    • 見知らぬ他人からのサポート

      • 電話をかけてくれる:電車が遅れて間に合わないときに、遅れる旨を伝えてくれる他人。
      • 何かを代わりにしてくれる:列に並ぶことができない場合、買い物を代わりにしてくれる他人。
      • 交通機関を案内してくれる:初めての場所で、目的地まで案内してくれる。
    • 知人・友人からのサポート

      • 一緒に買い物に行く:重い荷物を持ってもらったり、買い物を手伝ってもらう。
      • 気分転換に誘ってくれる:ストレスが溜まった時に、映画に誘ってくれる友人。
      • 仕事のアドバイスをくれる:仕事で困っているとき、具体的なアドバイスをくれる友人。
    • 家庭内の軽いサポート

      • 料理や掃除を手伝ってくれる:家族やルームメイトが手伝ってくれる。
      • 子どもを預かってくれる:数時間の間、子どもを預かってもらう。

    3. 大きなサポート(専門的・時間を要する支援)

    • 知人・友人からのサポート

      • 感情的なサポート:自分が落ち込んでいる時に、聞いてくれる友人や励ましてくれる人。
      • 金銭的なサポート:大きな困難に直面しているとき、無理のない範囲で金銭的な支援をしてくれる。
      • 家庭内の問題解決の手助け:友人が自分の家庭内の問題を理解し、解決策を提案してくれる。
    • 仕事や学業におけるサポート

      • キャリアアドバイザーやメンター:進路やキャリアの相談をしてくれる専門家やメンター。
      • 長期的なプロジェクトのサポート:複数回にわたる仕事やプロジェクトにおいて、助言や指導をしてくれる上司や同僚。
    • 家族からのサポート

      • 病気や怪我のサポート:自分や家族が病気や怪我をした時に、医療的な支援や日常生活のサポートを提供してくれる。
      • 家族の経済的支援:家計が困窮した際、家族が一定期間経済的な支援を行ってくれる。
      • 親や兄弟の感情的な支援:精神的に大きな支援を受ける場面(例:失恋、精神的な困難に直面したとき)。

    4. 最も深いサポート(命に関わる、大切な支援)

    • 家族からのサポート

      • 命に関わる緊急の支援:事故や病気など命に関わる状況で、家族が命を守るために尽力してくれる。
      • 生活全般の支援:親が自分の生活全般にわたり支えを与え、生活費や家賃を支援する。
      • 育児や介護のサポート:高齢の親や障害のある家族の介護、または育児の面倒を見ることで、家族が自分を支援する。
    • 深い感情的サポート

      • 喪失のサポート:大切な人を失った際に、家族が精神的・感情的に支えてくれる。

    まとめ

    サポートの受け取り方は、状況や相手によって異なり、少しずつ受け入れることが可能です。最初は小さなサポートから始め、段階を経て大きな支援を受けることができます。恐れずにサポートを受け入れ、その感謝を自然に表現することで、サポートの重要性を認識し、良好な人間関係を築いていくことができます。

■ ギブアンドテイクがおかしい件

クライマーに親切にしたにもかかわらず、逆に自分に禍を招く

 …という事例は、白亜スラブで始まったことではない。

あるクライミングガイドにオフィシャルサイトを作ってやり、その上、返礼どころか、意地悪をされた経験があるんだが…それについてのセラピーはこちら


【男尊女卑】【白亜スラブ】25+35mを50mシングルで登った、に関するセルフセラピー

 ■「冷静な判断がチームの安全を守った女性クライマーの話」


背景
Bさん(30代女性)は、男性中心の本格的なアルパインクライミングチームに所属していました。過酷な自然環境でのクライミングでは、経験豊富な男性クライマーたちが主導権を握ることが多く、Bさんの意見は軽視される場面がありました。これまでの経験から、Bさんは「男性は女性の意見なんて聞く気がない」と感じ、発言を控えがちでした。


出来事
ある日、Bさんたちは標高の高い山でマルチピッチルートの登攀に挑戦していました。リーダーの男性クライマーは、「4ピッチ目(25m)」と「5ピッチ目(35m)」を一気にまとめて登ることで、時間を短縮しようと提案しました。しかし、使用していたのは50mのシングルロープであり、合計60mの連結は明らかに不可能でした。

Bさんは「この計画は危険だ」と直感しましたが、最初は発言をためらいました。しかし、落ち着いて状況を確認し、冷静にこう伝えました。

Bさん:「今の50mロープでは、4ピッチ目(25m)と5ピッチ目(35m)を連結するのは無理です。ロープが足りないので、途中で動けなくなります。安全のために、一度ピッチを区切って登りませんか?」

さらに、Bさんはロープの長さとピッチの距離を図で示し、具体的な代替案(安全なビレイポイントで一旦確保する方法)を提案しました。


結果
Bさんの冷静で的確な指摘により、チームは無理な連結を避けて、予定どおり4ピッチ目と5ピッチ目を分けて安全に登攀を進めました。もしBさんの助言がなければ、途中でロープが足りず、危険な状況に陥っていたかもしれません。

登攀後、リーダーはこう言いました。
リーダー:「Bさんの冷静な判断がなければ、大きなトラブルになっていた。ありがとう。」

この経験を通じて、他の男性メンバーもBさんの意見の重要性を認識し、今後の計画や行動で積極的に意見を求めるようになりました。


Bさんの気づき
「これまで、意見を無視されるかもしれないと思っていたけれど、正しい情報と冷静な伝え方をすれば、きちんと聞き入れられることもあるんだ」と自信を持つようになりました。


ポイント

  • 冷静な状況判断根拠に基づいた説明が、性別に関係なくチームの信頼を得る鍵となる。
  • 安全性に関する意見は、立場に関係なく最優先されるべきである。
  • 実体験の成功が、偏見を乗り越える力になる。

この事例は、Bさんのように「男性は女性の意見を聞かない」と感じている方に対し、適切に意見を伝えれば、チームの安全や成功に大きく貢献できることを示しています。

■ セルフセラピー

反省しない男性クライマーに対して、女性クライマーが冷静かつ建設的に伝えられる言葉を10個提案します。安全意識を高め、無用な対立を避けることを重視した表現です。


  1. 「今回の登攀方法はロープの長さを考えると危険でした。安全を最優先に考えた判断が必要だと思います。」
    → 客観的に危険性を指摘し、感情的にならず冷静に伝える。

  2. 「結果的に問題は起きませんでしたが、もし途中で動けなくなったらどう対応していましたか?」
    → 具体的な状況を想像させて、安全への意識を促す。

  3. 「安全管理はチーム全員の責任なので、今後は事前に確認し合いませんか?」
    → 責任を個人に押しつけず、チーム全体の課題として提案する。

  4. 「経験が豊富でも、基本的な安全確認は誰にとっても大事だと思います。」
    → 経験を否定せず、基本の重要性を伝える。

  5. 「無理な計画が事故につながることもあるので、一緒に改善策を考えたいです。」
    → 責めるのではなく、協力して改善する姿勢を見せる。

  6. 「今後、同じ状況になったらどう判断しますか?話し合っておきたいです。」
    → 未来の行動について冷静に対話を促す。

  7. 「安全確認を怠ると、私たち全員に危険が及びます。慎重な判断をお願いします。」
    → チーム全体への影響を具体的に伝える。

  8. 「登攀は挑戦も大事ですが、安全が最優先です。無理は禁物です。」
    → 安全最優先の原則を穏やかに再確認する。

  9. 「もし私が同じ判断をしたら、どう思いますか?立場を変えて考えてみてほしいです。」
    → 相手に客観的に振り返るきっかけを与える。

  10. 「次回の計画では、ロープの長さやルートの確認を一緒に見直しましょう。」
    → 前向きな提案で、改善に向けた行動を促す。


これらの言葉は、相手を攻撃するのではなく、安全意識を高めるために冷静で建設的なコミュニケーションを取ることを目的としています。

■心的ダメージ

この出来事によって、女性クライマーが受ける可能性のある心の傷(心理的ダメージ)を5つ挙げます。これらは、軽視された経験や安全軽視の行動がもたらす心理的な影響です。


  1. 意見を無視されたことによる自己効力感の低下

    • 自分の正しい意見が軽視され、危険な状況が発生したことで、「自分の判断や意見には価値がない」と感じ、自信を失う可能性があります。
  2. チームへの不信感・孤立感

    • チームの安全を守るために発言したにもかかわらず無視され、さらに反省もない態度に対して、「このチームでは自分は守られない」「ここにいても意味がない」と感じ、仲間から孤立しているように思うかもしれません。
  3. 性別による偏見への怒りや無力感

    • 「女性だから意見が軽視された」と感じた場合、性別による扱いへの怒りや、それに対してどうすることもできない無力感に苦しむ可能性があります。
  4. 安全意識の欠如による恐怖や不安感

    • 危険な状況が現実に起きたことで、「次も同じように無視されたらどうしよう」「このままでは事故が起きるかもしれない」と、登攀に対する恐怖や不安が強くなる可能性があります。
  5. チームでの発言や行動への萎縮

    • 今後、正しいことを伝えようとしても「どうせ聞いてもらえない」「意見を言うことで関係が悪くなる」と感じ、積極的に意見を出したり行動することに対して萎縮してしまうかもしれません。

これらの心理的ダメージは、本人の安全意識やチーム活動への意欲に大きな影響を与える可能性があります。カウンセリングでは、これらの感情を丁寧に受け止め、自己肯定感の回復やチームへの信頼を取り戻すサポートが重要です。

コメント:たしかに全部思い当たる。

■セラピープラン

女性クライマーの心的ダメージ回復のためのセラピープラン

目的

  • 自己効力感の回復
  • チームへの信頼の再構築
  • 性別に関する偏見への対処
  • 不安や恐怖の軽減
  • 積極的な行動や発言への自信回復

1. 初期段階:安心感と感情の受容

目標:感情を整理し、心の安全基地を確立する。

アプローチ

  • ラポールの形成:安全で信頼できる関係性を構築し、安心して感情を表現できる環境を作る。
  • 感情の言語化(エモーション・フォーカスト・セラピー):怒り、悲しみ、恐怖、無力感など、感じた感情を丁寧に言語化してもらう。
  • 安心できる活動の導入クライミングとは無関係なリラックスできる活動(自然散策、瞑想、ヨガなど)を提案し、心身の緊張を和らげる。

2. 中期段階:思考の再構築と安全管理スキルの強化

目標:偏った認知や思い込みを修正し、適切な行動と発言の自信を育てる。

アプローチ

  • 認知行動療法(CBT)
    • 「意見を言っても無駄」「男性は女性の意見を聞かない」という思考の歪みを認識し、根拠に基づいた思考に書き換える。
    • 実際に意見が受け入れられた過去の経験を振り返り、バランスの取れた視点を取り戻す。
  • assertiveness training(自己主張トレーニング)
    • 感情的にならず、冷静で効果的に意見を伝える方法を練習する。
    • ロールプレイを通じて、異なる状況下での伝え方を体験する。
  • 安全確認スキルの再確認
    • クライミングの安全管理についての知識やスキルを再確認し、確実な根拠を持って意見を伝える準備を整える。

3. 回復段階:行動の実践と自信の回復

目標:実際の場面で自信を持って行動・発言できるようになる。

アプローチ

  • 段階的曝露療法(不安の克服):
    • クライミングへの参加頻度や状況を段階的に増やし、徐々に不安や恐怖心を和らげる。
    • 最初は信頼できるメンバーとの練習から始め、徐々に大きなチーム活動に戻る。
  • ポジティブな経験の積み重ね
    • 少人数での安全確認ミーティングや、クライミングの計画作成などに積極的に関わることで、成功体験を増やす。
  • フィードバックの活用
    • 意見を伝えた際に得たポジティブなフィードバックや成果を振り返り、自己効力感を高める。

4. 長期的サポート:自己肯定感と信頼関係の維持

目標:長期的に安定した自己肯定感とチームへの信頼関係を維持する。

アプローチ

  • マインドフルネス瞑想:現在の状況に集中し、過去の出来事に囚われない思考習慣を育てる。
  • 自己肯定感を高めるワーク:日記やポジティブリストを活用し、自分の成長や成果を可視化する。
  • チーム内でのコミュニケーション強化:安全管理や意見交換の場で積極的に役割を担い、信頼関係を深める。
  • 継続的なカウンセリング:必要に応じて定期的に面談し、心の状態や対人関係の変化を確認する。

セラピーの進行イメージ(3~6か月)

  1. 1~4週目:感情の受容と安心感の確立(週1回のセッション)
  2. 5~8週目:認知の再構築と自己主張トレーニング(週1回のセッション+課題実践)
  3. 9~16週目:段階的な実践とフィードバック(2週に1回のセッション)
  4. 17週目以降:フォローアップ(必要に応じた面談・相談)

最終目標

  • 自分の意見や判断に対して自信を持ち、必要なときに冷静に伝えられるようになる。
  • チームの一員として対等な関係を築き、安全意識を共有できるようになる。
  • クライミングに対する不安や恐怖が軽減され、再び楽しめるようになる。

このセラピープランは、女性クライマーが心理的なダメージを乗り越え、再び自信を持って活動できるようになることを目指しています。

【認知の歪み】ジェンダーバイアス 20個 の抜き出し 及びセラピー

 ■ ジェンダーバイアス 20個

男尊女卑に関する認知の歪みは、社会や文化、個人の経験を通じて形成される偏った思考や信念です。以下に代表的な20の認知の歪みを挙げます。

1. 全か無か思考(白黒思考)

「女性は家庭に入るべきだ。働くなら母親失格だ。」

2. 過度の一般化

「男性はみんな女性より論理的だ。」

3. 心のフィルター(否定的側面の強調)

「女性の政治家は感情的だから失敗する。」

4. マイナス化思考

「女性が成功しても、どうせ男性のサポートがあっただけだ。」

5. 結論の飛躍(根拠のない決めつけ)

「男は家事をするべきではない。やる気がないに決まっている。」

6. 読心術(他人の考えを決めつける)

「男性は女性の意見なんて聞く気がない。」

7. 予言の自己成就(悪い結果を予測し断定する)

「女性がリーダーになっても、うまくいくはずがない。」

8. 過大評価と過小評価

「男性の仕事の成果はすごいけど、女性はたまたまでしょう。」

9. 感情的決めつけ

「私は家事が苦手だから、きっと母親失格だ。」

10. 「すべき」思考

「女性は結婚したら家事育児をすべきだ。」

11. レッテル貼り

「専業主婦は社会に貢献していない。」

12. 個人化(責任の過剰化)

「夫が不機嫌なのは、私が家事を完璧にこなしていないからだ。」

13. 責任転嫁

「女性がセクハラされるのは、露出の多い服を着ているからだ。」

14. 二重基準

「男性がリーダーシップを取るのは頼もしいが、女性だとわがままだ。」

15. 偏った帰属

「女性が昇進したのは性別枠があったからだ。」

16. 被害者意識の過剰化

「男性はいつも女性に不当に扱われている。」

17. 社会的証明の誤用

「みんなが女性は感情的だと言っているから、間違いない。」

18. 自己中心的思考

「男性が家庭を支えるのが当然で、女性は家事をするのが当たり前だ。」

19. 比較による劣等感

「男性の方が成功しているのだから、私は努力しても無駄だ。」

20. 理想化・幻想化

「昔の女性は夫に従っていたから、今の女性もそうあるべきだ。」


これらの認知の歪みは、気づかないうちに行動や価値観に影響を与え、男尊女卑の考え方を強化してしまいます。こうした偏った思考を認識し、客観的に見直すことで、より公平で柔軟な考え方に近づくことができます。

■男尊女卑に関する認知の歪みを、バランスの取れた適切な認知へと書き換えました。以下をご覧ください。

1. 全か無か思考(白黒思考)

❌「女性は家庭に入るべきだ。働くなら母親失格だ。」
✅「女性が家庭に入るか働くかは、個人の価値観や状況に応じて自由に選べることだ。」

2. 過度の一般化

❌「男性はみんな女性より論理的だ。」
✅「論理的かどうかは性別ではなく、個人の性格や経験によって異なる。」

3. 心のフィルター(否定的側面の強調)

❌「女性の政治家は感情的だから失敗する。」
✅「感情的かどうかは性別とは無関係で、リーダーシップは個々の資質に依存する。」

4. マイナス化思考

❌「女性が成功しても、どうせ男性のサポートがあっただけだ。」
✅「成功は本人の努力や能力の結果であり、サポートは誰にとっても重要な要素だ。

5. 結論の飛躍(根拠のない決めつけ)

❌「男は家事をするべきではない。やる気がないに決まっている。」
✅「家事をするかどうかは個人の選択であり、性別で決まるものではない。」

6. 読心術(他人の考えを決めつける)

❌「男性は女性の意見なんて聞く気がない。」
✅「人それぞれに考え方があり、性別に関係なく他者の意見を尊重する人も多い。」

7. 予言の自己成就(悪い結果を予測し断定する)

❌「女性がリーダーになっても、うまくいくはずがない。」
✅「リーダーシップの成功は性別ではなく、経験や努力、能力によって決まる。」

8. 過大評価と過小評価

❌「男性の仕事の成果はすごいけど、女性はたまたまでしょう。」
✅「成果は性別に関係なく、個人の実力や努力の結果だ。」

9. 感情的決めつけ

❌「私は家事が苦手だから、きっと母親失格だ。」
✅「家事の得意・不得意は関係なく、子どもへの愛情と関わり方が大切だ。」

10. 「すべき」思考

❌「女性は結婚したら家事育児をすべきだ。」
✅「家事や育児の分担は、パートナー同士で話し合って決めることが重要だ。」

11. レッテル貼り

❌「専業主婦は社会に貢献していない。」
✅「家庭を支えることも社会への大切な貢献の一つだ。」

12. 個人化(責任の過剰化)

❌「夫が不機嫌なのは、私が家事を完璧にこなしていないからだ。」
「他人の気分はその人自身の問題であり、全て自分の責任とは限らない。」

13. 責任転嫁

❌「女性がセクハラされるのは、露出の多い服を着ているからだ。」
「どのような服装であっても、他人を尊重し安全を守ることは当然の義務だ。」

14. 二重基準

❌「男性がリーダーシップを取るのは頼もしいが、女性だとわがままだ。」
✅「リーダーシップの発揮は性別に関係なく、その姿勢や行動が評価されるべきだ。」

15. 偏った帰属

❌「女性が昇進したのは性別枠があったからだ。」
「昇進はその人の努力や実績によるもので、性別で決まるものではない。」

16. 被害者意識の過剰化

❌「男性はいつも女性に不当に扱われている。」
✅「どちらの性別も、公平に尊重されるべきであり、偏見や差別はなくすべきだ。」

17. 社会的証明の誤用

❌「みんなが女性は感情的だと言っているから、間違いない。」
✅「多数派の意見が正しいとは限らず、個人の特性は人それぞれだ。」

18. 自己中心的思考

❌「男性が家庭を支えるのが当然で、女性は家事をするのが当たり前だ。」
✅「家庭の役割分担は、性別に関係なく話し合って決めるべきだ。」

19. 比較による劣等感

❌「男性の方が成功しているのだから、私は努力しても無駄だ。」
✅「成功の形は人それぞれであり、自分の目標に向かって努力することが大切だ。」

20. 理想化・幻想化

❌「昔の女性は夫に従っていたから、今の女性もそうあるべきだ。」
✅「時代と共に価値観は変わり、互いに尊重し合う関係が大切だ。」


これらの書き換えは、柔軟で公平な考え方へと導き、性別にとらわれない健全な価値観を育むために役立ちます。日常生活で気づいた認知の歪みを少しずつ修正していくことで、より生きやすい考え方を身につけられます。

■ 女性の権利保護に行き過ぎた事例

女性の権利保護は重要ですが、時にバランスを欠いた対応が問題を生むこともあります。以下は、過度な女性の権利保護が生んだと考えられる事例や認知の歪みを示し、より公平でバランスの取れた認知にリライトしたものです。


1. 全か無か思考(白黒思考)

❌「女性の意見は常に正しく、批判するのは差別だ。」
✅「性別に関係なく、意見は公平に評価されるべきで、建設的な批判は成長の機会になる。」

2. 過度の一般化

「男性は全員女性差別的だ。」
✅「人それぞれの価値観や態度は異なり、性別で決めつけるのは不公平だ。」

3. 心のフィルター(否定的側面の強調)

「企業の男性管理職は女性の昇進を妨害している。」
✅「昇進は業績やスキルで判断されるべきで、性別だけで評価するのは不適切だ。」

4. マイナス化思考

❌「女性が職場で注意されるのは性差別だ。」
✅「注意や指摘は業務改善のためであり、性別に関係なく正当な理由があるかを見極めることが大切だ。」

5. 結論の飛躍(根拠のない決めつけ)

❌「男性が女性に話しかけるのはハラスメントだ。」
✅「相手の意図や状況を考慮し、コミュニケーションの内容で判断することが重要だ。」

6. 読心術(他人の考えを決めつける)

❌「男性が女性の意見に反対するのは女性蔑視だからだ。」
✅「意見の違いは性別ではなく、考え方や価値観の違いに基づく場合が多い。」

7. 予言の自己成就(悪い結果を予測し断定する)

「男性上司はどうせ女性を評価しない。」
✅「上司の評価は、性別ではなく仕事の成果や態度に基づいている可能性がある。」

8. 過大評価と過小評価

❌「女性の成果はすべてジェンダー政策のおかげだ。」
✅「成果は性別に関係なく、本人の努力や能力に基づいて評価されるべきだ。」

9. 感情的決めつけ

❌「女性が不快に感じたら、それは絶対にハラスメントだ。」
✅「不快感の原因を冷静に分析し、意図や状況を踏まえて対応することが必要だ。」

10. 「すべき」思考

「女性が管理職になるべきだ。」
✅「昇進や役職は、性別ではなく適性や実力で判断されるべきだ。」

11. レッテル貼り

❌「女性の権利拡大に反対する人は全員性差別主義者だ。」
✅「意見の違いには多様な背景があり、対話を通じて理解を深めることが大切だ。」

12. 個人化(責任の過剰化)

「女性が成功しないのは社会のせいだ。」
✅「社会的な課題は存在するが、個人の努力や工夫も成功には欠かせない。」

13. 責任転嫁

❌「女性が働きにくいのはすべて男性のせいだ。」
✅「働きやすい環境づくりは、社会全体で協力して改善するべき課題だ。」

14. 二重基準

❌「男性の残業は当然だが、女性には配慮すべきだ。」
✅「労働環境の改善は、性別に関係なく全員にとって必要なものだ。」

15. 偏った帰属

❌「女性が失敗したのは男性社会のせいだ。」
✅「失敗の要因は多岐にわたり、性別以外の要因も冷静に見つめ直す必要がある。」

16. 被害者意識の過剰化

❌「すべての問題は女性差別が原因だ。」
✅「問題の原因を多角的に分析し、適切な対応策を考えることが重要だ。」

17. 社会的証明の誤用

❌「SNSで話題だから、この意見は正しいに違いない。」
✅「情報は冷静に判断し、事実確認をしてから意見を形成するべきだ。」

18. 自己中心的思考

❌「女性の意見は最優先されるべきだ。」
✅「すべての人の意見は平等に尊重され、適切に議論されるべきだ。」

19. 比較による劣等感

「男性の方が多く活躍しているから、私は不利だ。」
✅「個々の成長や成功は、性別ではなく努力と機会を活かすことが大切だ。」

20. 理想化・幻想化

❌「女性のリーダーは必ず組織を良くする。」
✅「リーダーシップの質は性別に関係なく、経験や能力で決まる。」


過度な権利保護は、平等や公正さを損なう場合があります。性別に関係なく、バランスの取れた視点で互いを尊重することが、真の平等社会の実現につながります。

■ 個人への適用

赤字に転換したところは、私にも、認知の歪みがあるのではないか?と感じた点です。

一番大きな点は、これ。

クライミングは、ホモソーシャルな社会なので、

 「男性は女性の意見なんて聞く気がない。」(読心術) = 投影

が強化された気がします。この点について のセルフセラピーはこちらです。

相手の意見をこちら側が想像して、先回りして行動してしまう場合、投影を起こしがちなのではないかと思います。

セラピープランはこちらです。

■ 2番目は、マイナス化

成功は本人の努力や能力の結果であり、サポートは誰にとっても重要な要素だ。

サポートされると悪いな、と感じるか、過剰に感謝しないといけない、と感じる。

この件に関するセルフセラピーはこちらです。

■3番目

どれも同じくらいありそうで難しいです。

予言の自己成就(悪い結果を予測し断定する)など、他にもありそうです。こちらは後日別にまとめることにします。