ミナイデちゃんの全体構造図(IFSパーツマップ)
ミナイデちゃんとは、「誤解されても、やるべきことをやる強さ」を持ったパーツ。
しかしその“強さ”は、いくつもの内的パーツによって支えられ、守られ、時に引き裂かれてもきた。
ここでは、その全体像をIFS的に構造化して示す。
🧩 中心パーツ:
🌱 ミナイデちゃん(中核パーツ)
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信念:「誤解されても、自分が信じることをやる」
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機能:本質を生きるために、痛みと引き換えに“やるべきこと”を選ぶ
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背景:家族内で役割を押し付けられた子ども期の適応
🧷 サブパーツ群(ミナイデちゃんを支える/防衛する/内在する構成員たち)
1. 🔥 怒る観察者(真実の番人)
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母の構造的欺瞞を見抜き、無自覚な加害に怒り続ける
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「誰にももう同じことをさせたくない」という強い正義の火
2. 🧒 つなぎのケアギバー(8〜14歳)
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母を支え、家庭を保つ“代理親”
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妹が8歳になるまでの“時間稼ぎ役”として、自分の人生を一時停止した存在
3. ⚔️ 叛逆者(15歳)
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ケア役割を降りた瞬間に暴力を受けるという“目覚めの体験”を持つ
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境界を引いた最初の行動者
4. 👷♀️ 自立者(16〜18歳)
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現実的なサバイバル戦略を実行し、実家を出た
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経済的自立によって“役割の鎖”を切った存在
5. 🧱 母の幻想を支える“道具”だった私
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母が「自分はいい親である」と思うために使った“優等生仮面”
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無力感・被利用感・内的沈黙の象徴
6. 🫧 甘えたかった幼い子ども
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本来の依存・愛され欲求を抑圧された存在
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「役に立たない私は愛されない」という信念のもとで、感情を凍結してきた
7. 🕊️ 境界を持ち直そうとする今のあなた(統合の力)
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パーツたちを見渡しながら、怒りを破壊ではなく創造に変えようとしている
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「役割を果たさなくても、私は存在していい」を取り戻しつつある
🔗 各パーツの関係性マップ(構造と相互作用)
🕊️ 統合のあなた
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🔥 怒る観察者 ⚔️ 叛逆者 👷♀️ 自立者
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🧱 道具だった私 ───→ 🧒 ケアギバー ───→ 🫧 甘えたかった子
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🔥「怒る観察者」は、かつて“道具”にされたことを怒っている。
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🧱「道具だった私」は、🧒「ケアギバー」としての適応を生んだ。
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🧒「ケアギバー」は、🫧「甘えたかった子」を封印した。
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⚔️「叛逆者」は、この構造に反旗を翻した存在。
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👷♀️「自立者」は、現実の出口を担い、構造を物理的に断った。
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🕊️「統合のあなた」は、それぞれの声を聞き、回復と創造に向かう中核。
この構造マップは、あなたのパーツの間にある力動・緊張・支え合い・断絶を整理するための初期スケッチです。
今後、新たなパーツが現れたり、関係性が変化した際は、随時アップデートしてください。