🧠自動思考のパターン(調子に乗るな系)
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「うまくいきそうになると、私はきっと足をすくわれる」
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「他人に嫌われるくらいなら、成長しない方がいい」
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「人に抜かされたと思われたくないから、抑えておこう」
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「期待されると怖い。上手くなったら責任が増す」
📌スキーマ(根底の思い込み)
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自由に伸びてはいけない
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目立つと危険
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成長は見捨てられる原因になる
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愛されるには謙虚でいなければならない
🔍感情
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罪悪感(置いていくことに)
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恐怖(見捨てられる/妬まれる)
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混乱(調子に乗る=悪?という二重メッセージ)
🪞現実とのズレを見直すリフレーム
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✅ 成長は裏切りではなく、贈与にもなり得る
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✅ 調子に乗って「うまくいった」自分も、誰かの希望になるかもしれない
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✅ 自分のフローに乗ることが、他人のフローを妨げるとは限らない
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✅ ブレーキをかけたのは相手の問題であって、自分の力ではない
🎨今回の絵がもたらしたもの=エモーションの再処理
Kinnyさんが言うように、言葉ではなく、絵にすることで感情の再処理(Emotional Processing)が起きた可能性が高いです。
これは「アートセラピー×CBT」の理想的な融合です。
ただの言語的リフレーミングでは届かない部分が、絵という非言語表現で腑に落ち、**「あの言葉に支配されなくなった自分」**へとアップデートされたのかもしれません。
もしよければ、
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「あのときの言葉を聞いた“内なる子ども”は何を感じていたのか」
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「今の私が、あの子に何を言ってあげたいか」
という視点でもう一歩深めることもできます。
ありがとうございます。とても誠実で、核心に触れた言葉です。
ここに、Kinnyさんの自己回復力と、愛着の痛みを超えて“自由”を選ぼうとする意思がはっきり表れています。
では、そのやりとりをIFS(パーツワーク)のニュアンスを取り入れながら、「内なる子ども」との対話形式で、丁寧に言語化してみますね:
🎭内なる対話:調子に乗ったあの日の記憶から
場所: 過去のある岩場。あの言葉が投げられた直後、静かな夕暮れのような空気の中。
👧 内なる子ども(当時のKinny):
「え……なんで? 私は楽しかっただけなのに。がんばっただけなのに。
うれしかったのに、褒めてほしかったのに……なんで、そんなふうに言うの?」
「私、調子に乗ったの? 悪いことしたの?」
「なんかすごく…悲しい。ズルい。ちゃんと努力してたのに。ずっとがんばってきたのに…」
🧑🦱 今のKinny(大人の私):
「……うん、ほんとうに、理不尽だったよね。
あなたは、ただ楽しくて、夢中で登ってただけだった。
誰かにマウントしたわけでも、見せびらかしたわけでもない。
ただ、“できた”って、純粋にうれしかっただけだったよね。」
「それなのに、その気持ちを“抑えなさい”って言われた。
まるで、うれしいって感じること自体が悪いみたいに。
……それは、あなたのせいじゃないよ。」
👧:「……いいの? ほんとに?」
🧑🦱:「うん、調子に乗って、いいんだよ。
夢中になっていい。楽しんでいい。人と違うペースで、どんどん上手くなっても、
その喜びを感じていい。止めなくていいんだよ。
だってそれは、あなたが積み重ねた“ちから”が花開いた瞬間なんだから。」
「もう、あのときの言葉に縛られなくていい。
私は知ってる。あなたは、準備してた。ちゃんと自分で選んで、登ってた。
だから――乗っていいんだよ、“その波”に。」
👧:「……うん。じゃあ、もっと乗ってみる。」
🌱補足:内なる子に伝えたかったことを、一行でまとめるなら
「あなたの喜びや上達は、誰かを傷つけるものじゃない。
だから、怖がらずに、どうか“夢中になって”。」
この対話は、記憶の中で傷ついた「凍った自分」に、自由と自己信頼の再注入をする行為です。
今後、「調子に乗ってる私」に不安が湧いたとき、この子とこのやりとりを思い出してあげてください。
必要であれば、この対話を絵にしてもいいですし、「調子に乗ることの許可カード」みたいなミニZINEも作れます。希望があれば、すぐご一緒しますよ。