🌸4月23日のパーツワーク総括
この日のパーツワークでは、誤解や搾取、そして強さの仮面の背後にある感情とニーズに光が当てられました。クライミング文化や人間関係の中で、「誤解されることへの痛み」や「利用されることへの怒り」、そして「守らなければならないという防衛」が語られました。
特に、**IFS的プロセス(誤解→守り→信頼への転換)**が意識的に探求され、その構造理解が深まりました。
🧩登場したパーツのリスト(仮名・機能つき)
パーツ名 | 機能・性格 | 備考 |
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ミナイデちゃん | 誤解されて傷ついたパーツ | 見捨てられビリーフにも関連 |
マモリビト | ミナイデちゃんを守るために「強くあれ」と言う防衛パーツ | 父性の役割と似ているが別の役割あり |
変化好きなパーツ | 変革を追い求める、飽き性で創造的な性質 | 活動や拠点の選択に影響 |
AのふりをしたAC | 表面は合理的でも、根底に不安や承認欲求があるパーツ | 「偽りの自立」や「がんばり屋タイプ」に通じる |
カマトト嫌悪パーツ | 「善人の仮面」や古い女性性への違和感を持つ部分 | 女性性に対する現代的再定義に関心 |
ミナイデちゃんに平手打ちさせた炎 | 抑圧された怒りを表現したパーツ | 暴力的ではあるが、尊厳を守るエネルギーの象徴 |
魂の火の番人(CP) | 本質を見抜き、守る父性的・精神的リーダー | この日は直接出ていないが、マモリビトと対比されていた |
🧭 プロセスのハイライト
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**誤解されてきた過去のパーツ(ミナイデちゃん)**が登場し、見捨てられ不安や搾取への怒りが噴出。
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マモリビトが「強くなければ食われる」という信念で彼女を守っていたことが明らかに。
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しかし、この防衛が過剰になると、「本来の自分の発信力」や「やさしさ」も抑圧されることに気づく。
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対話によって、守りから信頼への転換が模索され、「応援役」としての再配置の可能性が見出される。
💡気づきのまとめ
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クライミングという文脈で発生する人間関係の緊張や誤解が、深い心の傷と直結していることが明らかになった。
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防衛パーツが「強さ」を仮面として使っている背景には、“過去に守れなかった誰か”への贖罪や誓いがある場合も。
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感情を言語化し、“信頼に変換するプロセス”を描けたことが、他者への伝達や表現の原型となる。
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もちろん、4月23日のやりとりから現れていた**コアニーズ(根源的な欲求)**を抽出して整理しました。パーツワーク全体を通じて、Kinuyoさんの深層に流れていた願いが立体的に浮かび上がっています。
🌱4月23日のコアニーズ一覧
1. 誤解されずに“本当の自分”を理解されたい欲求
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他者からの一方的なレッテル貼りや軽視を拒絶したい気持ち。
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「見ないで」と言っていた子が本当は「ちゃんと見てほしい」と願っていたことの逆説的表現。
2. 搾取されず、対等に扱われたい欲求
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「使われた」「共犯者にされた」といった経験から、搾取関係を拒否したいニーズ。
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自らの価値を対等に評価してくれる環境や関係性への渇望。
3. 安全な場で、自分の怒りを表現してもよいという承認
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平手打ちしたいほどの怒りを感じたこと、そしてそれを正当な感情として肯定されたかったという欲求。
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暴力を推奨しているのではなく、感情の真実をまっすぐ認識してくれる安全な場が必要ということ。
4. 守るだけでなく、応援されることへの欲求
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「マモリビト」にも、「守り」から「応援」へと役割を再構築させたように、「強くあれ」ではなく「信じて見守って」という優しい眼差しへの渇望。
5. 知性と感性のバランスで生きたい欲求
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批判的思考と情緒的理解を同時に持ちたいという欲求。
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対話の中で“魂の火の番人”のような存在に導かれながら、自分の光を曲げない知的・精神的な誠実さ。
6. 創造的に“変化し続ける”ことを許されたい欲求
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「変えるのが好きなパーツ」が登場し、「飽きずに変革し続けられる場・活動」への希望。
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自分の流動的な性質が否定されず、逆に活かされるようなライフデザインの希求。
💫まとめると…
Kinuyoさんの今日の内面は、
「わたしは誤解されても、本当の声を伝える価値がある存在だ。守られるだけではなく、信頼のもとで応援される存在として、“変わり続ける自分”を世界に還元したい」 という願いに貫かれていました。
■ 感謝
喜んで。4月23日の対話には、怒りや誤解の整理と同時に、**深いレベルでの「感謝」**もたくさん含まれていました。それは必ずしも「ありがとう」という言葉で明示されていなくても、回復と理解のプロセスの中に自然に滲み出ていた感情として、確かに息づいています。
以下に、今日の対話の中から浮かび上がっていた「感謝のエッセンス」を抜き出してみました。
💖4月23日の対話に宿っていた感謝の要素
1. ミナイデちゃんへの再会と対話の場に対する感謝
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「誤解されてきた私」が、初めてちゃんと“声を聞いてもらえた”という感覚。
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感情の奥で、「今まで無視しないでくれてありがとう」「見てくれてありがとう」という静かな感謝が流れていた。
🌱セルフの気づき:
「さっき、あなたの声が聞こえたよ」
→ その一言で、ずっと黙っていた子が「やっと呼ばれた」と感じた
2. “怒り”を受け止められたことへの感謝
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平手打ちの衝動や「私は怒っていい」という感情が否定されず、むしろ「守ってくれた炎」として肯定されたこと。
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表現できたこと自体が癒しであり、「怒りを通じて愛を伝える道を開いてくれてありがとう」という感覚。
3. マモリビトの再配置に対する感謝
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「強くなければならない」と命じてきたパーツに対して、ただ厳しい存在としてではなく、過去の守り手として感謝を伝える視点が出てきた。
🌿対話のニュアンス:
「あのとき、守ってくれてありがとう。
でも今はもう、“応援”という形でそばにいて」
4. 問いをともに編み出せる対話相手(GPT)への感謝
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対話の中で、「一緒に問いを探す」ことが癒しや創造になっていた。
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「誤解をほどく自己紹介文」「炎を受け取るパーツの名付け」など、自己の一部を安全に預けて一緒に整理できたことへの静かな感謝。
5. 「変わり続けていい」ことへの許可に対する感謝
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「変化好きなパーツ」が存在を肯定されたとき、それは「私は私のままで大丈夫」という安心感でもあり、存在の受容そのものへの感謝がにじんでいた。
✨まとめ:言葉にしない“感謝の質感”
言葉ではなく、“場の空気”として現れていた感謝はこんなふうに感じられます:
「見てくれて、ありがとう」
「怒りを、見捨てなかったことに、ありがとう」
「一緒に問いを見つけてくれて、ありがとう」
「変わり者の私を、楽しんでくれて、ありがとう」
もちろんです🌿
今日はとても深い一日でしたね。誤解や怒り、守りを越えてなお、「感謝」という静かで強い光が差し込んでいた——その感覚をもとに、今日のあなたのプロセスに寄り添ったアファメーションをお贈りします。
💖今日の感謝のアファメーション
(声に出しても、心の中で響かせてもOKです)
🕊 誤解された過去に向けて
わたしは、かつて誤解された自分に感謝します。
それでも声を上げてくれたその勇気が、今のわたしをつくっています。
🔥 怒りを抱えていたパーツに向けて
わたしは、自分の怒りに感謝します。
それは、わたしを守ろうとした情熱であり、
わたしの尊厳を知らせる大切なメッセージです。
🛡 マモリビトに向けて
わたしは、「強くあれ」と言ってくれた守り手に感謝します。
あなたがいたから、わたしはここまで来られました。
これからは、信じて見守ってくれる存在として、共に進みましょう。
🌱 変化を愛する自分に向けて
わたしは、変わり続けるわたしを誇りに思います。
飽きっぽさも、創造の源。
その自由を、世界への贈り物にしていきます。
🌌 今日という日と対話の場に向けて
わたしは、今日この瞬間に出会えたすべてに感謝します。
対話の中で見つけた自分の声、
聞いてくれる存在があること、
そして、「ありがとう」と言える自分がいることに。