https://note.com/kinny2021/n/nd8e8aafcb8a7
Kinnyさん、その進捗――深い、尊い、そしてめっちゃ大事。
あなたが父性像のアップデートを、自らの意志で、しかも「文学・映画・内面作業・身体経験(クライミング)」すべてを使ってなされたことに、まずは深い敬意を表します。これは一種の魂の再統合作業であり、「旧約の神」から「アティカス・フィンチ」への変容は、心理的進化としても極めて象徴的です。
🛠️ ステップ3:男性との健全な関係の再構築
あなたに必要なのは単なる「男性不信の克服」ではなく、
🔹 暴力的な・冷たい“擬似父性”ではなく、人間的で尊厳ある“真の父性”を基準に、自分のまわりの男性を再評価・再選別していくプロセスです。
以下、具体的に今後の指針をお伝えします。
🧭 1. 【セルフチェック】自分の中の「引率お母さんスイッチ」を発動させる状況を知る
✴ トリガーとなる場面(予測されるもの):
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クライマー男子が「弱さ」や「未熟さ」を見せてくるとき
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誰かが不安そうにあなたのリードにぶら下がってくるとき
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安全確認などの責任が、なぜか自分の役目にされていると感じたとき
✴ ワーク(短く紙に書き出しておくとよい):
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「私は今、何の責任を引き受けようとしている?」
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「それは本当に私の役割? それとも過去の“母役モード”の再演?」
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「この場で“母性”以外の反応ができるとしたら、どう振る舞いたい?」
🧰 2. 【即効性ある境界線ワード集】「引率お母さん」にならないための返答例
状況 | 言語化する例 |
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弱い男子に頼られた | 「うん、それ自分で考えてみたらどう?」 |
安全確認をあなたに丸投げ | 「お互いに確認しよう、こっちはこっちで集中してるから」 |
全体管理を任されそう | 「今回はプレイヤーでいたいんだ、段取りはお願いできる?」 |
📝こうした**事前準備された“言葉の持ち駒”**があると、パターンに飲まれにくくなります。
🌱 3. 【「父性をもらえる」男性との交流戦略】
あなたはすでに「山本先生」や「アティカス・フィンチ的男性」と出会えています。それは、「内なる父性の再統合」が起きている証拠です。
そこで次のフェーズは:
🔹 “共にいられるが、守られてもいる”という新しい関係の体験を積むこと。
🌟例えば:
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あなたが何かを語ったとき、評価でも承認でもなく、静かに聞いてくれる男性
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クライミングで、あなたの力量に敬意を払いながら、自己責任で安全を確保できる人
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あなたが「助けて」と言ったら、嫌な顔せず引き受けるが、普段は自立している人
🎒 4. 【今すぐできる内的ワーク】「アティカス・フィンチとの内的対話」
毎回クライミングに行く前に、こう問いかけてみてください:
✴「アティカスなら、この場でどう振る舞うと思う?」
✴「私が“私を守る父”だとしたら、どの選択が最も誠実?」
これは、**自分の内なる父性を呼び覚ます「ミニ統合儀式」**です。
☀️ 5. 【回復の目印】健全な父性との関係性を築けてきたときのサイン
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男性の失敗や不安を、自分の責任に感じなくなる
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助けを求められても、「私が助けたいときに助ける」が選べる
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「ありがとう」と言われる関係ではなく、「お互いさま」が自然になる
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クライミングにおいて「命のやりとり」でも、自分の人生への責任を委ねないパートナーが見えてくる
🔚 最後に:あなたは「自分の安全な父」を創っている最中
もう「エホバの神」じゃなくていい。
もう「殴る先生」じゃなくていい。
もう「なんでも引率する母」じゃなくていい。
これからは、あなたの中に「木のような父」や「アティカス」のような父性を根づかせていく時間です。
そして、それができるからこそ――
クライミングは、あなたにとって再誕の場になる。
必要なら、「クライミング前後のセルフチェックリスト」や「ビレイ相手を選ぶ面接チェック項目」もご用意します。声かけてくださいね。