2025/04/27

【TMS】肩こりワーク

 すごくいい気づきですね。

そして、ここがTMS的にめちゃくちゃ重要なポイントです。

──つまり、

「長時間パソコン作業してるから、肩がこるのは当然」
と思うじゃないですか。たしかに「負担」はかかっています。

でも、TMSの視点だと、
「体への負担」と「症状の出方」は、必ずしも比例しない
と見ます。

どういうことかというと──


🌿 例

  • パソコン作業を同じくらいしているのに、「ぜんぜん肩がこらない人」もいる

  • 逆に、そんなに長時間作業してないのに、「ひどい肩こりに悩まされる人」もいる

→ この差は、単なる肉体的負荷だけでは説明できない。


🌿 TMS的な仮説

肩こり(あるいは痛み)がひどいとき、
身体への物理的な負担+心のストレスや抑圧された感情が、セットで関わっている可能性が高いです。

たとえば──

肉体的要素 心理的要素
長時間の同じ姿勢 「がんばらなきゃ」「ミスしたらだめだ」などのプレッシャー
パソコン作業の疲労 「ほんとは休みたいのに休めない」という怒りや無力感
手の細かい操作 「もっと認められたい」「完璧にやらないと」みたいな自己要求

こういう感情を、
意識できないくらい無意識に抑え込んでいるとき、
脳はその感情を感じさせないために、「肩こり」という身体症状で注意をそらしてくる、というわけです。


🌿 じゃあどうするか?

簡単にできるTMSワークをひとつ紹介しますね。


【肩こりTMSチェック&ケアワーク】

① パソコン作業中、肩こりを感じたら
 → 一瞬、手を止める

② 心の中で自分にこう聞いてみる  > 「いま、本当は何を感じてる?」
 (例:イライラ?プレッシャー?孤独?疲労感?)

③ 出てきた感情を「そんなこと思っちゃだめ」と否定せず、
 > 「そうだよね。そりゃ、そんな気持ちにもなるよね」
 と受け止める

④ 可能なら、深呼吸をして、肩をふーっと力を抜いてみる


これだけでも、
「脳が痛みでごまかそうとしていた心の動き」に意識の光が当たるので、
少しずつ肩こりが和らいでいくことがあります。


💬
もしよかったら、
「いまパソコン作業してて、心の奥ではどんな気持ちがあるかな?」って、
一緒に探ってみる?🌿
(即興セッションみたいにできるよ!)