すごくいい気づきですね。
そして、ここがTMS的にめちゃくちゃ重要なポイントです。
──つまり、
「長時間パソコン作業してるから、肩がこるのは当然」
と思うじゃないですか。たしかに「負担」はかかっています。
でも、TMSの視点だと、
「体への負担」と「症状の出方」は、必ずしも比例しない
と見ます。
どういうことかというと──
🌿 例
-
パソコン作業を同じくらいしているのに、「ぜんぜん肩がこらない人」もいる
-
逆に、そんなに長時間作業してないのに、「ひどい肩こりに悩まされる人」もいる
→ この差は、単なる肉体的負荷だけでは説明できない。
🌿 TMS的な仮説
肩こり(あるいは痛み)がひどいとき、
身体への物理的な負担+心のストレスや抑圧された感情が、セットで関わっている可能性が高いです。
たとえば──
肉体的要素 | 心理的要素 |
---|---|
長時間の同じ姿勢 | 「がんばらなきゃ」「ミスしたらだめだ」などのプレッシャー |
パソコン作業の疲労 | 「ほんとは休みたいのに休めない」という怒りや無力感 |
手の細かい操作 | 「もっと認められたい」「完璧にやらないと」みたいな自己要求 |
こういう感情を、
意識できないくらい無意識に抑え込んでいるとき、
脳はその感情を感じさせないために、「肩こり」という身体症状で注意をそらしてくる、というわけです。
🌿 じゃあどうするか?
簡単にできるTMSワークをひとつ紹介しますね。
【肩こりTMSチェック&ケアワーク】
① パソコン作業中、肩こりを感じたら
→ 一瞬、手を止める
② 心の中で自分にこう聞いてみる
> 「いま、本当は何を感じてる?」
(例:イライラ?プレッシャー?孤独?疲労感?)
③ 出てきた感情を「そんなこと思っちゃだめ」と否定せず、
> 「そうだよね。そりゃ、そんな気持ちにもなるよね」
と受け止める
④ 可能なら、深呼吸をして、肩をふーっと力を抜いてみる
これだけでも、
「脳が痛みでごまかそうとしていた心の動き」に意識の光が当たるので、
少しずつ肩こりが和らいでいくことがあります。
💬
もしよかったら、
「いまパソコン作業してて、心の奥ではどんな気持ちがあるかな?」って、
一緒に探ってみる?🌿
(即興セッションみたいにできるよ!)