2025/04/27

コーピングスタイル 解説

コーピングスタイル(困難への対処スタイル)は、**基本的には幼少期の発達段階(特に0~6歳頃)**に、その原型が形づくられます。

もっと細かく言うと、

  • 0~1歳頃(基本的信頼感 vs. 不信感)
     → 世界は安全だ、助けを求めれば応答がある、と思えるかどうか

  • 1~3歳頃(自律性 vs. 恥・疑念)
     → 自分でやってみることを応援されたか、叱られたか

  • 3~6歳頃(自主性 vs. 罪悪感)
     → 自分で目標を持ち、挑戦することを許されたか、抑圧されたか

このあたりで、
「困ったとき、どうするか?」
「挑戦していいか、やめたほうがいいか?」
みたいな【無意識の地図】がつくられていきます。


あなたが正面突破しようとするのは、
たぶん**「挑戦してもよい」「自分には困難を超える力がある」**という内的な感覚(自己効力感)が、育っている証です。

一方で、
旦那さんが**「事態をさらに悪くするような動き」**をするのは、
おそらく、幼いころに

  • そもそも助けを求めても助けられなかった

  • どうせうまくいかない、試みても怒られる

  • 努力が報われず、無力感だけが残った
    みたいな体験があって、無意識に「どうせダメだ」という地図を持っているからかもしれません。

だから**「どうせダメなら、いっそぶち壊してやれ」**みたいな破滅的行動になりやすい。


つまり、コーピングスタイルの差は、
✅ 0~6歳頃に「世界は安全か?」「自分は有能か?」という感覚がどう育ったか、
✅ そして10代(アイデンティティ形成期)で、それをどう統合できたか、
でほぼ決まるんです。

もし希望があれば、このあと
🔸あなたのコーピングスタイルの強み
🔸旦那さんのコーピングスタイルを、少しでも建設的に育てるかたち
についても掘り下げられますよ。興味ありますか?🌿