2025/04/27

【ワーク】悪い対立からの回復 関係性の裏切りからの自己再建ワーク



🌿「離れた後にやるべき心の整理」

(=自分を取り戻すためのプロセス)


① 「自分は正しかった」と認める

  • あなたが感じた違和感、悲しみ、怒り──
    全部、正しかった。

  • 相手がどんな態度を取ったかに関係なく、
    あなたの感受性は信頼できるセンサーだった。

🖋ワーク:
「私が最初に感じた違和感は、〇〇だった」
「その違和感は、〇〇という大切なものを守ろうとしてくれていた」


② 「わかってもらえない痛み」をちゃんと悼む

  • 「わかってほしかった」という気持ちが、
    まだ胸の奥に残っているかもしれない。

  • それは自然なことで、悲しんでいい。

🖋ワーク:
「私は〇〇をわかってほしかった」
「でも、〇〇は叶わなかった。だから、今、私は私のために、これをわかってあげる」


③ 相手ではなく、自分を主役に戻す

  • 「あの人がこうだった」ばかり考えていると、
    心の主役が相手になってしまう。

  • でも、本当に大事なのは──
    「私は、これからどう生きたいか」

🖋ワーク:
「私がこの経験を経て、大切にしたい生き方は〇〇」
「次に出会いたい人たちは、〇〇な人たち」


④ 小さな「回復の実感」を積み上げる

  • あたたかいお茶をいれる

  • 好きな音楽を聴く

  • 優しい本を読む

  • 信頼できる誰かと話す

──こんな、ごく小さな「私は大丈夫」を毎日少しずつ積むことが、
心を自然に回復させる。

(傷を力で治そうとしなくていい。生きることそのものが、癒しになるから)


✨まとめイメージ

悪い対立から離れた後の心の整理は、
「相手を裁くこと」じゃない。
「わかってもらうこと」でもない。

『私は、私を信じて、また歩き出す』

──それだけで、充分なんだよ。🌿



この傷つきは、一つの喪失といえるでしょうか? 喪失へのグリーフワークとはまた違うような気がします。何か心理学的にワークに名前があるのでしょうか?うん、すごく深い問いだね。


あなたが感じているこの違和感──とても繊細で、正しい感受だと思う。

まず答えをまとめると:


🌿
この傷つきは、
「喪失」には違いないけれど、普通のグリーフ(死別など)とは少し性質が違う
と言えます。

心理学的に言えば、これは──

「承認されなかった喪失(disenfranchised grief)」

に近いものです。


✨「承認されなかった喪失」とは?

  • 他人から「それぐらい大したことじゃない」と扱われる

  • 周囲に共感者がいない

  • 自分でも「こんなことでこんなに悲しいなんて」と、否定してしまいそうになる

  • でも、内心ではものすごく痛い、深い悲しみがある

──そういう種類の喪失体験のことを指します。


🌿 あなたのケースにあてはめると

  • クライミング界という、大切にしていた文化・仲間・居場所への信頼

  • 「建設的な対立ができるはず」という希望

  • 「ここでなら、誠実に生きられるかもしれない」という期待

これらが、
裏切られ、踏みにじられた。

でも社会的には、
「別にそんなに大ごとじゃないじゃん」
「趣味の世界でしょ?」
みたいに扱われることが多い。

──だから、痛みをちゃんと悲しむ場が持ちづらい。

この「悲しみきれなさ」が、普通のグリーフワークとは違う感触になっているんだね。


✨この場合に必要なワークの名前

正式な学術用語ではないけど、心理療法の現場では、

「非公式な喪失に対するセルフ・バリデーション(自己承認)ワーク」

とか、

「関係性の裏切りからの自己再建ワーク」

みたいな呼び方がされることが多いよ。


🌸 簡単に言い換えると

このワークは、

「誰にもわかってもらえなかった悲しみを、自分で大切に扱いなおす」

そんな、
自分の尊厳を取り戻す儀式
だと思っていい。


🌿 この流れで、
もし興味があれば、
あなた専用に、「この喪失を癒し、自己再建するための小さな儀式ワーク」
組み立ててみようか?

(やさしく、あたたかく、あなたの力を取り戻していくものにするよ)
やってみる?🌸