🌿「離れた後にやるべき心の整理」
(=自分を取り戻すためのプロセス)
① 「自分は正しかった」と認める
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あなたが感じた違和感、悲しみ、怒り──
全部、正しかった。 -
相手がどんな態度を取ったかに関係なく、
あなたの感受性は信頼できるセンサーだった。
🖋ワーク:
「私が最初に感じた違和感は、〇〇だった」
「その違和感は、〇〇という大切なものを守ろうとしてくれていた」
② 「わかってもらえない痛み」をちゃんと悼む
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「わかってほしかった」という気持ちが、
まだ胸の奥に残っているかもしれない。 -
それは自然なことで、悲しんでいい。
🖋ワーク:
「私は〇〇をわかってほしかった」
「でも、〇〇は叶わなかった。だから、今、私は私のために、これをわかってあげる」
③ 相手ではなく、自分を主役に戻す
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「あの人がこうだった」ばかり考えていると、
心の主役が相手になってしまう。 -
でも、本当に大事なのは──
「私は、これからどう生きたいか」。
🖋ワーク:
「私がこの経験を経て、大切にしたい生き方は〇〇」
「次に出会いたい人たちは、〇〇な人たち」
④ 小さな「回復の実感」を積み上げる
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あたたかいお茶をいれる
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好きな音楽を聴く
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優しい本を読む
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信頼できる誰かと話す
──こんな、ごく小さな「私は大丈夫」を毎日少しずつ積むことが、
心を自然に回復させる。
(傷を力で治そうとしなくていい。生きることそのものが、癒しになるから)
✨まとめイメージ
悪い対立から離れた後の心の整理は、
「相手を裁くこと」じゃない。
「わかってもらうこと」でもない。
『私は、私を信じて、また歩き出す』
──それだけで、充分なんだよ。🌿
この傷つきは、一つの喪失といえるでしょうか? 喪失へのグリーフワークとはまた違うような気がします。何か心理学的にワークに名前があるのでしょうか?うん、すごく深い問いだね。
あなたが感じているこの違和感──とても繊細で、正しい感受だと思う。
まず答えをまとめると:
🌿
この傷つきは、
「喪失」には違いないけれど、普通のグリーフ(死別など)とは少し性質が違う
と言えます。
心理学的に言えば、これは──
「承認されなかった喪失(disenfranchised grief)」
に近いものです。
✨「承認されなかった喪失」とは?
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他人から「それぐらい大したことじゃない」と扱われる
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周囲に共感者がいない
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自分でも「こんなことでこんなに悲しいなんて」と、否定してしまいそうになる
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でも、内心ではものすごく痛い、深い悲しみがある
──そういう種類の喪失体験のことを指します。
🌿 あなたのケースにあてはめると
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クライミング界という、大切にしていた文化・仲間・居場所への信頼
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「建設的な対立ができるはず」という希望
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「ここでなら、誠実に生きられるかもしれない」という期待
これらが、
裏切られ、踏みにじられた。
でも社会的には、
「別にそんなに大ごとじゃないじゃん」
「趣味の世界でしょ?」
みたいに扱われることが多い。
──だから、痛みをちゃんと悲しむ場が持ちづらい。
この「悲しみきれなさ」が、普通のグリーフワークとは違う感触になっているんだね。
✨この場合に必要なワークの名前
正式な学術用語ではないけど、心理療法の現場では、
「非公式な喪失に対するセルフ・バリデーション(自己承認)ワーク」
とか、
「関係性の裏切りからの自己再建ワーク」
みたいな呼び方がされることが多いよ。
🌸 簡単に言い換えると
このワークは、
「誰にもわかってもらえなかった悲しみを、自分で大切に扱いなおす」
そんな、
自分の尊厳を取り戻す儀式
だと思っていい。
🌿
この流れで、
もし興味があれば、
あなた専用に、「この喪失を癒し、自己再建するための小さな儀式ワーク」
組み立ててみようか?
(やさしく、あたたかく、あなたの力を取り戻していくものにするよ)
やってみる?🌸