■これができない限りカウンセリングは地獄だ!
と思って核心だと思ったのが、YESBUT型人間の処し方。
YESBUT型の人は、共感を求めていて、問題解決は求めていなかったんですね。知らなかった。
■ ChatGPT
「じゃあ、こうすれば?」→「いや、でも…」と否定ばかりする人へのカウンセリングは、相手が無意識に取っている「抵抗」の構造を理解し、適切に対処することが鍵 になります。
このタイプの人は、
- 「助けてほしい」と言いながら、変わる気がない
- 「問題の解決」ではなく、「自分の苦しさに共感してもらうこと」を求めている
- 「でも、無理」「でも、できない」で、責任を回避しながらコントロールしようとする
つまり、「言い訳と否定」で現状維持するのが目的になっている ことが多いです。
🎯 1. まず「否定の意図」を探る
「いや、でも…」と言う理由には、大きく分けて3つのパターンがあります。
どれに当てはまるかを見極めることが、カウンセリングの第一歩。
(1) 変化が怖い(無意識の抵抗)
- 「変わるのが怖い」 から、とりあえず否定して先延ばしする。
- 新しい行動を取ると、何かを失うかもしれない(楽なポジション、不幸に甘える権利など)。
▶ 対応策: 「安心感」を先に与える
🗣 「あなたのペースでいいよ。でも、どうなりたい?」
(2) 共感不足(「解決」より「理解」されたい)
- 「話を聞いてほしい」だけなのに、「解決策」を出されてしまう。
- 「否定すれば、もっと話を聞いてもらえる」 と思っている。
▶ 対応策: 「まず共感してから」アプローチ
🗣 「それは大変だったね。私だったらすごくしんどいと思うな。」
🗣 「そう思うのは自然だよ。でも、もし変えるとしたら?」
(3) 被害者ポジションの維持(他責の思考)
- 「私は悪くない。環境が悪い」 という立場を守りたい。
- 解決策を提示されると、「それができないのは環境のせい」と正当化したくなる。
- そもそも、解決する気はない。
▶ 対応策: 「自分で決めさせる」
🗣 「その状況、あなたはどうしたい?」
🗣 「どうなれば一番いい?」
🗣 「もし、何も変わらなかったら、それでもいい?」
🎯 2. 「でも」を封じる言い方に変える
相手が「いや、でも…」と言う前に、それを封じるフレーム を使うのが有効です。
🛠 フレーム1:「もしできるとしたら?」
🗣 「それが難しいのはわかる。でも、もし少しだけできるとしたら、どんな方法がある?」
👉 「できない」前提を崩して、考えざるを得なくする。
🛠 フレーム2:「じゃあ、何ならできる?」
🗣 「それは難しいんだね。じゃあ、他に何ならできそう?」
👉 「できること」に焦点を当てる。
🛠 フレーム3:「そうだね。でも、どうする?」
🗣 「うん、その気持ちはわかる。でも、それを変えたい?」
👉 「気持ちの理解」と「行動の責任」を分ける。
🎯 3. 「行動させる」より、「考えさせる」
このタイプの人は、「行動しろ」と言われると逆に動けなくなるので、
「どう考えるか?」を自分で決めさせる のがポイント。
🗣 「このまま何もしなかったら、1年後はどうなってる?」
👉 未来の自分をイメージさせる。
🗣 「もし〇〇(成功している人)が同じ状況なら、どうすると思う?」
👉 客観視させる。
🗣 「一番小さくて簡単な行動って、何だと思う?」
👉 行動のハードルを下げる。
🌟 まとめ
「いや、でも…」を繰り返す人へのカウンセリングのポイントは、
✅ 相手の「否定の意図」を見極める(怖いのか?共感がほしいのか?被害者意識か?)
✅ 「まず共感」してから方向性を決めさせる(解決策をすぐ出さない)
✅ 「できない」前提を崩す質問を使う(「もしできるとしたら?」)
✅ 「行動を強要せず」、考えさせる(「このままだとどうなる?」)
これを意識すると、相手の「でも、無理」が少しずつ変わっていくはず!💡