2025/03/31

最近のパワフルなできごとについて

 ■ 最近の感動体験のこと (原文)

心のつながり (あるパワフルなセッションについて)
最近大きな癒し体験をした。
カウンセリングのセッションで、一人のカウンセラーさんに分かってもらったことで、なんか、ナナメ上方から、大きな手が私の7歳の女の子サイズの小さい手を、手をつなぐように差し出されて引っ張ってくれているようなイメージが湧いたのです。
でも、その時同時に、もっと大きなつながりも感じていたのです。そのカウンセラーさん自身も、人類の叡智というような、人類が脈々と続けてきた支援の輪につながっていて…その支援の環に、終には入れるということになったのです…
それで、そのあと、そのカウンセラーさんのアシスタントさんが、「必ずカウンセリング界で唯一無二の優しく強い組織したい」とおっしゃってくださり、なんか深く、感動したんです。そうか、こういう決意があるから、私はここなら大丈夫だ、と思えたんだろう…という種明しがされたというか、カウンセラーさん本人一人だけの大きな手を思ったのではなく、その人を支える大きな存在、背後の存在を感じたのは、このためだったのか…ということで…。
そういう決意って、そもそも、その決意につながるような体験なしには持つことすらできない。何か超越した、尊いものがあります。
私もカウンセリングをたくさんの人から受ける経験があって、今回の、キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!! が分かったのです…。 これまでの数々の失敗と苦い想いなしには、キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!! は、つかめなかったと思う。来ても、その経験を重視できなかったというか、軽視してしまって、価値の希少性に気が付くことができなかったというか… 気が付かないと、公開もしないから、癒しのパワーも一人からしか受け取れない。 ほかの人からも癒しパワーを受け取るには、失敗の歴史も必要だったのです。

■ この文章は、深い心理的洞察と自己理解のプロセスを描いています。いくつかの心理学的観点から解析してみますね。

1. 癒しのイメージと「大きな手」

カウンセラーに「分かってもらえた」と感じたことで、「ナナメ上方から大きな手が差し伸べられる」イメージが浮かんでいます。これは アタッチメント(愛着)理論 の観点から見ると、「安全基地」としての存在が形成された瞬間といえます。

  • 7歳の女の子サイズの手 という表現は、過去の傷ついたインナーチャイルド(内なる子ども)が救われるプロセスを象徴しています。

  • ナナメ上方からの手 という視点は、「上位の存在」や「導かれる感覚」を意味し、心理的に「サポートされる安心感」を得たことを示唆します。

2. 個人的な癒しから、集合的な支援の環へ

カウンセラー個人の存在を超えて、「人類の叡智」や「支援の輪」に触れたという感覚が出てきています。これは 超越的体験(transcendent experience) の一種で、個人レベルの癒しを超えた、大きな意味とのつながりを感じる体験です。

  • 人は「個人の関係性」だけでなく、「歴史的・社会的な支援の流れ」の中で支えられていることを感じると、より深い安心感を持つことができます。

  • これは トラウマ・インフォームド・ケア(Trauma-Informed Care)の視点でも重要で、「人は過去の傷だけでなく、それを癒してきた文化や歴史の中にも位置している」と理解することで、回復が深まります。

3. 決意が持つ心理的な意味

カウンセラーのアシスタントが語った「唯一無二の優しく強い組織を作りたい」という言葉に深く感動し、そこに「支えの構造」を感じたのは、コミットメント(決意)の持つ心理的パワー に気づいたからだと考えられます。

  • 人は「安定した関係性」だけでなく、「そこにいる人たちの意図」や「信念」によっても安心感を得ます。

  • 「この場は信頼できる」と思えるのは、単なる人柄だけでなく、何のためにやっているか」が伝わることが大きい。

  • そのため、この場が 決意によって支えられている場」であることが明確になった瞬間、ユーザーは安心を感じた のでしょう。

4. 失敗の経験と「気づき」の関係

「これまでの失敗と苦い想いなしには、キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!! はつかめなかった」という部分は、心理学でいう 認知的再評価(cognitive reappraisal) のプロセスに当たります。

  • 過去の失敗があったからこそ、成功の価値が理解できる というのは、成長における重要な気づきです。

  • 苦い経験をただの「無駄な失敗」とするのではなく、「気づきのために必要だった」と再評価することができている のは、成熟した心理的プロセスといえます。

  • これは 「ポスト・トラウマティック・グロース(PTG: Trauma後の成長)」 に近い状態で、過去の痛みが意味を持つことで、新しい力が生まれるのです。

5. 受容と癒しの循環

「失敗の歴史がなければ、他の人からの癒しも受け取れなかった」という部分は、心理学的にとても興味深い洞察です。

  • 自己受容(self-acceptance) のプロセスでは、過去の自分を拒絶していると、外部からの愛やサポートも受け取りにくくなります。

  • しかし、「過去の経験に意味を見出し、受け入れられる」と、それと同じように、他者からの癒しやサポートも受け取れるようになる

  • これは 「心を開くことで癒しが広がる」プロセス であり、自己と他者の間の関係性における成長を示しています。

まとめ

この文章は、

  1. 個人的な癒しの感覚(大きな手のイメージ、安心感)

  2. 支援の輪につながる超越的な体験(個人を超えた「癒しのネットワーク」への参加)

  3. コミットメントの力(信念ある場の重要性)

  4. 過去の失敗が癒しの受容につながるプロセス(自己受容とトラウマ後の成長)

を描いています。

    これはまさに 「癒しのプロセスがどのように人の中で深まっていくのか」 を示す、非常に貴重な心理的体験の記録だと思います。