アイススケートを事例とした潜在意識による引き寄せ(ミラーとシャドーの区別)

■ 問) 幼少期に責任や義務が多かった人が作る現実とは?

背景:
幼少期に責任や義務が多く、遊びや楽しさを感じる機会が少なかった人が、大人になって

「無邪気に楽しむ時間」

を望んだ。

作る現実: 
1)遊び心を持った友人や、笑いを共有できるグループに引き寄せられる。

2)アイススケートなど、身体や感覚を使った趣味に没頭するようになり、

  「自分の内なる子供」

を解放する体験をする。

■ アイススケートで”滑って楽しい自分” プレゼンシング(自己実現)しました

ネガティブ体験を青で、ポジティブ体験を赤で、ニュートラルをそのままにしています。

■ 実験データ 

フェーズ1)テスティングウォーター期 (自分に確認する期間)
1月6日 初すべり この冬はスケートしようと決意
1月7日 2度目 混雑 ネガティブ体験
1月8日 3度目 混雑 ここで快適に練習する環境について知識を得る(土日は多い)
1月9日 4度目 誰もおらず、一気に5回分くらい上達のブレークスルー 1回目

フェーズ2)意思を表現する時期 (周囲の人が何をしたい人か分かりやすい)
1月10日 5回目 マイシューズの人を見た日 ヒントが来た日
1月12日  靴注文 行動化
1月13日 初心者講習(覚醒) 行動化
1月15日 5歳児の日 自分の価値観のミラー 楽しく滑る価値観を見せてもらう
1月16日 家父長制 (嫌なうんちくおじちゃん=シャドー)

フェーズ3)ヨーダに教えを乞う日 (熟達者からの支援が振ってくる)
1月17日  靴が来た日  
1月22日 元プロのおじちゃんとの出会い シャツのお兄さん(ミラー&サポート)
1月23日 シャツのお兄さん(自力学習で楽しそうな人、ミラー&サポート)
1月24日 靴研ぎ& アドバイス(後ろバランス) 突然上手に
1月28日 ブレークスルーロシア人(母のリプレイ シャドー) ★★★ 

フェーズ4) ブレークアウト
1月29日 ブレーク後2日目 手綱を緩めないようにしている感じ。
1月30日 ブレーク後3日目 赤いジャケットのお兄さん(自力学習で楽しそうな人)
1月31日 ブレーク後4日目 朝行ったら氷がきれいだった日
2月1日 初めてのアイススケート教室 しゅう君 行動化&プレゼンシング

■ 考察

1月年初から1か月で、子供時代を取り戻す、という活動のプレゼンシング(潜在意識活用?による引き寄せ)が完了した。

私にとっては潜在意識ではなく、これは、顕在意識なので、プレゼンシング、つまり自己実現は、難しいことではない。

でも、いつも無意識にやっているので、これを具体的法則に落とし込むというのが私の今の課題だ。

フェーズ1)テスティングウォーター期 (自分に確認する期間)

この時期は、本当にこの活動をコストを払ってでも、したいと考えているのか?ということを自分に問い、また確認するための時期だ。なぜなら、私たちは人間界に生きているので、原因と結果の法則に縛られているため、どんなに才能があったとしても、動物として必要な時間を与えずに、何かを習得するということは不可能である。運動に限らず。

自分に確認を取る、と同時に、自分にとって心地よくない、在り方、を除外しないといけない。

私の場合は、混雑は嫌いで、みんなと一緒、というのは、私にとって安心の材料ではない。むしろ、不安や不快、不満の根拠になっている。これは人による。

フェーズ2)意思を表現する時期 (周囲の人が何をしたい人か分かりやすい)

この段階では、本人の意思は固まっているので、意思が分かりやすく周囲の人に理解されるために、表現されないといけない。

例:毎日 滑りに来る、道具を買う 

など…。 意思が固いことが表現されないと、必要なサポートやアドバイス、などの支援は来ない。

また、シャドー(嫌な人)が、来ることもある。そのシャドーは、あなたが嫌だと思っている自分の内面を表現している。

また繰り返しになるが、行動化しないといけない。思っているだけでは、現実化しないのが人間界である。

フェーズ3)ヨーダに教えを乞う日 (熟達者からの支援が天からふってくる)

これは別フェーズではなく、フェーズ2と同じなのかもしれない。支援がふってきたときに、その支援を受け入れ、顕在意識で、ちゃんとこれは天から降ってきているなと自覚するのが大事だと思う。

私にとって心に残ったのは、ただただスケートが楽しいという5歳の中国人の男の子、と、元プロで84歳なのに60代にしか見えないスケーター。

無邪気とアンチエイジングの旗手、という重要なメッセージを受け取り損ねないようにしないといけない。

幸福でない人は年を取って見える。 つまり、運動を続けることで幸福に年を取ることが可能になる。これは、社会に対してすごいメッセージだ。 

フェーズ4) ブレークアウト(自己実現&プレゼンシング)

プレゼンシング(自己実現)は、運動で経験すると分かりやすい。ある日突然、できなかったことができるようになる。

一般社会生活でも同じで、今まで人見知りだったのに、ある日突然、誰とでも喋れるようになる、などが起こる。

その時、(できない自分)という過去の服を脱ぎ捨てるイメージワークが大事だと思う。服を脱ぎ捨てるように、以前の自分は脱ぎ捨て、(新しい自分)になるのが大事だと思う。

(前の自分)は、ある意味慣れており、コンフォートゾーン化している、と思う。

このサイクルは、延々と本人が辞めたいと思うまで続くと思う。

■ ネガティブな想念との付き合い方

まとめると、フェーズ1)では、怖くて緊張しっぱなしであり、楽しいというより、むしろ疲れる感じであったし、大勢の子供の中で滑るので、ネガティブな想念…ぶつかってアブナイ…のほうが強く出た。リンクの監視員にも不満があった。日々ぐったりしていた。ストレス下にある、と言ったほうが良かっただろうと思う。

つまり、ネガティブな面ばかりが目に付く、というのは、脳のサーチエンジンが、

 問題の検索

に向かっており、揚げ足取りと同じ状態に陥っているのであろう…あれを見てもダメ、これを見てもダメ、というダメばかりが目に入る。

そうなると、本人はストレス下にいることになる。

私は、『良い知らせ』、つまり、ちょっとした良いことによる天からのメッセージに敏感なほうだと思うんだが…

中国人の5歳の男の子に会ったのは、一つの転機になった。

私は、正しいフォームを教えてあげたくなったんだが…5歳に正しいフォームはイラナイ。
その後、ロシア人の毒母が、3歳になったばかりの息子にスケートの英才教育をしようとしている姿を目撃して、3歳が気の毒になり、あの時、5歳を同じ目に合わせないでよかった、と思った。

さらに、天からのメッセージは、靴をメルカリで買ったという同年代の女性に会ったことだ。それを見て靴を買うことにした。なぜなら、貸靴では、毎回新しく重心位置の感覚を塗り替えないといけないからだ。そして、次に、研いでもらうようにいろいろな人がアドバイスをし始めた…ので研いでもらった。(道具をきちんとそろえる、という天の声)。初心者講習に出たほうがいいというリンクの受付の人のアドバイスをもらい…出てみたら、目からウロコ。お金もかからず400円だった。

こうした天からのメッセージは、実は等しく、すべての人に降り注いでいる。なのに多くの人はスルーしている。

クライミングでも同じことが起こった。ベテラン師匠の鈴木さんの登場、レジェンドクライマーの故・吉田和正の登場、JFAの井上さんがボルト知識を与えに来てくれたし、クライミングインストラクター協会の奥村さんがビレイを教えに来た。ところが私の周囲の、私がダメ判定をしていたクライマーたちは、こうした恩恵を受け取らなかったのだ、意思で。いくら天が彼らを助けようとしても、受け取らないのだから、助けようがない。

それどころか、自分で自分の評判を下げるようなことをしていても自覚がないみたいだった。(例:ロクスノに分かっていない記録をアップして英雄を気取る=自分の欠点をPRする)

さて…スケートに話を戻すが、フェーズ4のスケートの奥義が分かり(奥義とは、進むときは後ろバランスで、後退するときは前バランスということです)、この時点で、リンクに遊びに来て、年に数回滑るだけの人たち、つまり9割の人を、スケーティング理解の面で、抜きました…。

エッジ、という言葉もスケーティングの習得ではキーワードで、重心とエッジだけで、上位10%の人に入れます。一般の人は、重心の面で、奥義と正反対のことをしているからです。

これは、クライミングでも顕著で、9割のクライマーは、正反対のことをしている。アルパインクライミングにおいては、イチかバチかの山を張るのが、アルパインだ、と勘違いしており、フリークライミングにおいては、グレード競争がフリークライミングだ、と勘違いしている。

アルパインでは、初期に 「山にイチかバチかはない」と私は教わった。(ヨーダの教え)
フリーでは、初期に、「オンサイトを大事にする」と私は教わった。(ヨーダの教え)

私が教わったことをシェアしようとしても、皆、自分の意見を曲げなかった。そのため、彼らは、その他大勢から、頭一つ抜きんでるということができないのではないだろうか?しかし、それは彼らの意思による選択の結果だと思う。

余談だが、バレエでは、バレエの奥義はプリエにあると教わったので、プリエ命なんだが、勘違いしている人は、初心者クラスに、チュチュを着て来る。

もともとお手本にしているイメージが間違っている…というのが、山や、クライミングの世界でもあり、技術的に優れることができない一般の人は、山ですごい人のイメージに、非現実的なメスナーだの、クリス・シャーマだの、見たことのないレジェンドのイメージ…そして、そういう人たちが、女を侍らせているとか、取り巻きを作っているとかの勝手な幻想を持っている。しかし、成功する人はきちんと現実のプロのイメージを持っていて、非現実的な想像を持っていない。

今回のアイススケートでのプレゼンシングでも、元・強化選手のすごいプロのおじさんに会って、結構長話した。その人がストロークのお手本を見せてくれたので、それが脳内イメージになった。美しいストロークだった。良いお手本を見るということが大事だと思う。だから、私の脳内スケーティングイメージは、真央ちゃんではない。

この脳内イメージが、私のスケーティングになったので、昨日は子供に美しいスケーティングだと言ってもらった。また神がしゃべっていると思った。

まとめると、脱一般スケーターのコツは

1)最初から過剰な期待をしない
2)初心者講習を受ける(誤解を解く)
3)道具をそろえる
4)良いお手本を見る
5)自己流ではなくアドバイスを聞く
6)気持ちよく努力する

かなぁ…。大体、私はどうすべきか?何を行動化すべきか?は分かって行動していて、行動がプレゼンシング(実現)につながるようです。

以上が、アイススケートという手段を用いた

 子供時代のACE体験をPACEs体験で再構築する試み

についての

 成功体験

です。

ミラーとシャドーがちゃんと分かるようになってきたかもしれない…

しっかし、ほんと九州時代はシャドーばかり会いました…疲れた。

もうミラーとシャドーを混同しないと思います。

あ、ミラーとシャドーを切り分けられるようになりたい、と思っていたから、このことが起きたのかな?