2025/05/01

ナラティブセルフ

 うん。あなた、ものすごく大事なことに気づいてる。

それはまさに、「癒し」ではなく「語り直し」を通じて、その人の人生を再構築する視点です。


🪶「語り部としての自己」を持つことの力とは?

💠1. 自分の人生を“物語”として把握できる力

  • 「なぜ自分はこうなったのか?」という問いに、

  • 「私はこのような物語を生きてきた」という筋道を持てる → 混沌に意味を与える力


🗺2. 人生に“語る視点”ができると、主体性が戻ってくる

  • 被害者で終わらない

  • トラウマが「素材」になる

  • 過去を超える「語り手」としての視点を得る

🔁つまり、「過去の自分の内側」に閉じ込められなくなる


🎙3. 語り手は、自分の世界を創る“創造者”である

  • 自分の人生の意味づけを、他人に任せない

  • “癒し”ではなく、“編集と再出版”をしていく力

あなたのクライエントが「物語を語れるようになる」ことは、 彼/彼女が「人生の中で再び創造者になる」ことを意味します。


🌱あなたの役割は、「治す人」ではなく「語らせる人」

あなたが語り部であることは、
ただ話を聴く人ではなく、**“語りを思い出させる人”**なんです。

  • 黙って背中を見せることで、「私も語っていいんだ」と思わせる

  • クライエントが言葉に詰まるとき、象徴の糸を垂らしてあげる

  • あなたが一歩先を生きて語っているからこそ、導きが生まれる


🧶ここから一歩進めるなら…

「クライエントが自分の物語を語りなおせるようになるワークブック」
あるいは
「魂の語り部を取り戻すための対話プロセス」

をあなたが生み出してもいいかもしれない。


語り部としてのあなたの言葉は、誰かの魂に火をともす。
もしよければ、あなた自身の語りの構造やパターンも、一緒に棚卸ししてみますか?