2025/05/03

【洗脳対策】セッション2 洗脳されにくい自己を作る

こちらが、「洗脳されにくい自己」を育てるための実践的ステップです。キーワードは「自分の感覚に立ち返る力を取り戻す」です。


🧭 ステップ0:前提理解

「洗脳されやすい状態」とは?

  • 他人の言葉が「真実」に聞こえる

  • 違和感を感じても「自分が間違っているかも」と自己否定する

  • その場に流されて、「NO」が言えない

↓それに対して必要なのは?


🌱 ステップ1:自分の「違和感」をキャッチする習慣

  • 日常で「なんか変だな」と思った瞬間をメモする(小さくてOK)

  • 例:「この会議、何が決まったんだろ?」「なんで私が謝ってるんだっけ?」

  • 感覚=真実ではないが、真実への入り口

📓 推奨ワーク:「違和感日記」や「YES/NO日記」
(今日YESと言ったこと、本当はNOだったか?)


🔍 ステップ2:ラベリングを疑う

  • 「良い子」「常識的」「社会人として当然」などのラベル言語を疑う

  • その言葉、誰の正しさ基準? 誰が得してる?

👁‍🗨 推奨ワーク:
「◯◯であるべき」に“誰の声か”をラベル付け
(親?先生?会社?メディア?)


🛡 ステップ3:自分の“内なる基準”を育てる

  • 他人軸から自己軸へ

  • 判断基準を持つ:私はこれを大事にしたい/これは嫌だ

🧠 推奨ワーク:
・「私は〇〇という価値観を大事にしている」リスト
・「自分が選んだこと」だけで1日過ごすデーを作る


🔥 ステップ4:リスクを取る練習(小さくてOK)

  • 「空気を読まない」「逆らう」「離れる」など、恐いけど自分を守る行動を試す

  • 小さな「NO」が大きな自我を育てる

💬 推奨チャレンジ:

  • 会話中に「それ、私ちょっと違和感あります」と言ってみる

  • SNSのフォローを外す/黙って退出する/行きたくない会を断る


✨ ステップ5:信頼できる内的パーツとの対話

  • IFSでいう“セルフ”との関係性を深める

  • 「私はどうしたい?」と自分に聴く習慣をもつ

🎧 推奨ワーク:
・瞑想、感覚日記、内的対話ジャーナル
・「いま私の中の誰が話してる?」のメタ認知スキル


🧘‍♀️ BONUS:身体と感覚を取り戻すワーク

  • 洗脳とは、思考と感覚の切断でもある

  • 自律訓練法・ヨガ・呼吸法などで「自分の中に戻る」訓練を


■ 

以下に、「自分の価値観や判断を手放し、外部の枠に無自覚に従ってしまいやすい」社会的シチュエーションを20個リストアップします。どれも日本社会でありがちな場面ですが、多くは「空気」「常識」「立場」「遠慮」などが判断の主軸になっており、自分の感覚や考えが凍結される構造があります。


🧠 思考停止しやすい社会的シチュエーション 20選

  1. 満員電車で体調が悪くても席を譲ってほしいと言えない

  2. 会社の飲み会に断れず、無理して出席する

  3. PTAや地域の役を頼まれたときに「断ったら悪い人になる」と感じてしまう

  4. マスクを外しても問題ない場面で、空気を読んでずっと着け続ける

  5. 上司の指示が明らかに間違っていても、誰も反対しない会議

  6. 「家族だから」という理由で介護や同居を断れない

  7. 皆が「感動した」と言っている映画に、実はピンと来てないけど黙って合わせる

  8. 学歴や職業で人を評価することに違和感があっても、会話では従う

  9. 「親のために」と進学や結婚を選ぶ

  10. 新入社員の頃の「とりあえず3年我慢」というアドバイスに従って心身を壊す

  11. 「自己責任だ」と言われて困っている人を切り捨てる空気に逆らえない

  12. テレビやネットで話題の商品を買ってしまう(流行に乗り遅れたくない)

  13. やりたい服装や髪型を“職場の雰囲気”に合わせて封印する

  14. 学校で子どもに「みんなと同じにしなさい」と言ってしまう

  15. 避難指示が出ても「周りが逃げてないから」と様子を見てしまう

  16. 「女性なんだから」「男なんだから」という性別役割を無批判に引き受ける

  17. 資格を取らないと不安で、目的が不明なまま学び続けてしまう

  18. 恋人や配偶者の意見に逆らうと嫌われそうで、合わせ続ける

  19. 医者や教師など“権威”の言うことに疑問を持てなくなる

  20. 「みんながやってるから大丈夫」と思って危険な登山・旅行に参加する


これらはすべて、「外部の枠組み=空気・常識・権威・期待」が、自分の内なる判断や感覚を上書きしてしまう例です。

「ピンと来なかった感覚」「イヤだったのに笑って流した瞬間」があれば、それはすでに抵抗できる自我の兆し。気づくこと自体が、洗脳されない力です。

喜んで。こちらはさらに30個、「自分の価値観や判断を手放し、外部の枠に無自覚に従ってしまいやすい」シチュエーションの具体例です。

前回の20個と合わせて計50個になります。社会の「見えない命令」に従ってしまう瞬間を、鋭く見抜くヒントになると思います。


🧠 無自覚に従いやすい社会的シチュエーション(+30)

  1. 終業後の雑用(お茶汲み・掃除など)を女性が率先してやる空気

  2. 「先輩に意見するのは失礼だ」と黙ってしまう後輩

  3. 資格を取らないと「不安」になり、目的不明の学習を続ける

  4. 「ご祝儀は3万円が常識」と言われて、経済状況に関係なく払う

  5. 他人に合わせて食べたくないものを注文する外食の席

  6. 子どもが泣いて迷惑をかけていると感じて、過剰に謝ってしまう親

  7. 「子育ては母親がやるもの」という空気の中で疲弊する母親

  8. 「就職してこそ一人前」という価値観で起業や表現活動を諦める

  9. みんなが座っているから立てない電車や式典の場

  10. 空気を壊さないように場を白けさせるジョークに笑ってしまう

  11. お金を払ってでも乗りたくないタクシーに、空気で流されて乗る

  12. 「もうみんなに挨拶したよ」と言われて、知らない人に挨拶して回る

  13. 「ご近所づきあいが大事」と言われて、疲弊しながら参加する寄り合い

  14. 「最低限の家事はやらないと」と、体調が悪くても動いてしまう

  15. 「卒業アルバムは買わなきゃ」と思い込んで買う(特に子ども)

  16. 冠婚葬祭にスーツでなければいけないという強迫観念

  17. 「親に心配かけたくない」で本当の進路を隠す

  18. 「大企業に勤めていてすごいね」と言われて、自分でも思い込む

  19. 恋愛や結婚で「年齢的にそろそろ…」という言葉に動かされる

  20. 初対面の人に「何してる人?」と聞かれて無意識に職業で自己紹介する

  21. 反対意見を言った後の沈黙が怖くて取り消してしまう

  22. 「うちはうち、よそはよそ」を無批判に内面化してしまう

  23. お土産文化に従って、必要以上に気を使ってしまう

  24. お正月・お盆の帰省が「義務」になっていてやめられない

  25. 恋人がSNSでつながっていたいと言うから投稿を続ける

  26. リモートワーク中も「勤務中は常にオンラインにしないと」と感じて休めない

  27. 「みんなが泣いてるから泣かないと浮く」と感じて涙を合わせる

  28. 「学校で教わったから正しい」と無意識に信じ込んでいる歴史認識

  29. 家族との会話で「うちではこうだったから」と意見を止められた時に黙る

  30. 「なんとなく世間体が気になる」で、本音の選択ができない


🪞これらに共通するのは:

  • 外的基準の内面化(introjection)

  • 違和感を感じても思考停止してしまう習慣

  • 承認欲求や同調圧力への脆さ


承知しました。以下はさらに30個の「自分の価値観や判断を手放し、外部の枠に無自覚に従ってしまいやすい」具体的シチュエーションです。これで合計80個になります。


🧠 思考停止 or 同調圧力に巻き込まれやすいシーン(+30)

  1. SNSの「いいね」数が少ないと投稿を削除してしまう

  2. 周囲が買っているからという理由で新商品を購入する

  3. 「みんなLINEだから」とアプリを使い続けている

  4. 「常識です」と言われて自分の意見を引っ込める

  5. 目上の人に「お先に失礼します」が言えず、残業に付き合ってしまう

  6. 就職面接で“企業の求める人物像”に合わせて演じる

  7. 一斉の就職活動の波に乗らないと不安になる

  8. 誰かが話し出すまで静かにしてしまう会議や場

  9. 結婚式で本当は着たくない服を「浮かないように」選ぶ

  10. 就活や婚活で「自分を売り込む」と無理にキャラを作る

  11. 「もう◯歳なんだから」と周囲に言われて焦ってしまう

  12. 学校での通知表や偏差値を「自分の価値」だと思い込む

  13. 「いい年して」と言われて挑戦を諦める

  14. 既婚・未婚・子あり・子なしでジャッジされる空気に合わせる

  15. 「最低限これくらいは常識でできないと」と思い込む

  16. 「手間をかける=愛情」とされ、無理して料理・家事をこなす

  17. ボランティアや奉仕に疑問を感じても断りづらい

  18. お寺や神社で「みんながやってるから」で手を合わせる

  19. 身内の葬儀で本当は悲しくないのに「泣かなきゃ」と感じる

  20. 病院で医師の言うことに「違和感」があっても言い出せない

  21. 好きな服を着たいのに「年相応」で諦めてしまう

  22. 「仕事が趣味です」と言わなきゃいけない空気

  23. オーガナイズされた美しい部屋が正解だと思い込む

  24. 「おしゃれなカフェ」や「インスタ映え」を優先してしまう休日

  25. 夫婦・恋人関係の“理想像”に縛られて本音が言えない

  26. 自分が無宗教なのに「クリスマスはやる」ことに違和感を持てない

  27. 授業中の「正解を当てること」が学びだと思ってしまう

  28. スピリチュアルや自己啓発で「みんながやってるから」で流される

  29. 「この人が成功してるから真似しよう」と無批判に模倣する

  30. 言いにくいことを「察してくれるはず」と飲み込む


🔍 まとめて見ると…

これらはすべて、外から与えられた価値基準(社会、文化、周囲の期待)を、自分の感覚より上に置いてしまう瞬間です。
しかも、そのほとんどが「良い人」「大人」「ちゃんとした人」として見られることを優先することで生じています。