🧠 発達心理学 × インナーチャイルドの年齢別課題と考察
あなたとの対話から整理した、発達段階ごとの心理的課題とインナーチャイルドの影響、回復の方向性をまとめたリストです。
👶 0〜1歳(乳児期)
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発達課題: 基本的信頼 vs 不信(エリクソン)
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傷つき体験: 抱っこされなかった/感情が無視された
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内的状態:「どうせ受け入れてもらえない」
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回復の鍵: 肌感覚の安心/温もりのイメージワーク/呼吸と揺れのワーク
🚼 2〜3歳(幼児前期)
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発達課題: 自律性 vs 恥・疑惑
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傷つき体験: トイレ・食事・服装などの強制/NOを許されない
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内的状態:「自分でやりたい」が封じられた
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回復の鍵: 選ばせてもらう/自己決定の小さな成功体験
🧒 4〜6歳(幼児後期)
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発達課題: 自発性 vs 罪悪感
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傷つき体験: 空想・ごっこ遊びをバカにされる/表現が否定される
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内的状態:「やりたいことは悪いこと」
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回復の鍵: 演技・お絵描き・空想ごっこの許可/自由なストーリー作り
🧑 6〜12歳(学童期)
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発達課題: 勤勉性 vs 劣等感
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傷つき体験: 成績主義/兄弟比較/失敗への罰
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内的状態:「がんばらなきゃ、でも足りない」
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回復の鍵: 努力の質を認める/小さな成功の積み上げ/非評価的空間
👧 13〜18歳(思春期)
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発達課題: 同一性 vs 役割混乱
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傷つき体験: 個性の否定/進路選択の強制/恋愛の拒否
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内的状態:「私は何者かわからない」
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回復の鍵: 自分語りの機会/自己表現の自由/安全な対話相手
🧑🎓 18〜25歳(青年期)
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発達課題: 親密性 vs 孤立
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傷つき体験: 親密さへの恐れ/裏切り経験/孤独
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内的状態:「つながりたいけど怖い」
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回復の鍵: 安全な人間関係での試行錯誤/相互性の練習
🧑💼 25〜40歳(成人期前半)
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発達課題: 生殖性 vs 停滞
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傷つき体験: 自分の仕事や役割が評価されない/空虚感
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内的状態:「何のために生きてるの?」
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回復の鍵: 自分らしい創造/他者への貢献の実感/プロジェクトの遂行
🧶 補足:発達課題をIFS・インナーチャイルドに活かす視点
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パーツワークでは、どの時期に“置き去り”にされたのかを見極めることがカギ
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各時期の未完了テーマは、今の選択・感情反応に影響
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回復には、年齢に応じた遊び・表現・自己決定が再提供される必要あり
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インナーチャイルドの声を聞くワーク+身体的安全の確保が最重要
📌 次のステップ案
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✅ 各年齢期の傷と回復ワークをエピソードで補完
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✅ 自分史と照合した「未完了テーママップ」作成
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✅ 回復期の暮らし設計(遊び・つながり・創造)と連動