2025/05/15

【昇華】発達課題とインナーチャイルド

 🧠 発達心理学 × インナーチャイルドの年齢別課題と考察

あなたとの対話から整理した、発達段階ごとの心理的課題とインナーチャイルドの影響、回復の方向性をまとめたリストです。


👶 0〜1歳(乳児期)

  • 発達課題: 基本的信頼 vs 不信(エリクソン)

  • 傷つき体験: 抱っこされなかった/感情が無視された

  • 内的状態:「どうせ受け入れてもらえない」

  • 回復の鍵: 肌感覚の安心/温もりのイメージワーク/呼吸と揺れのワーク

🚼 2〜3歳(幼児前期)

  • 発達課題: 自律性 vs 恥・疑惑

  • 傷つき体験: トイレ・食事・服装などの強制/NOを許されない

  • 内的状態:「自分でやりたい」が封じられた

  • 回復の鍵: 選ばせてもらう/自己決定の小さな成功体験

🧒 4〜6歳(幼児後期)

  • 発達課題: 自発性 vs 罪悪感

  • 傷つき体験: 空想・ごっこ遊びをバカにされる/表現が否定される

  • 内的状態:「やりたいことは悪いこと」

  • 回復の鍵: 演技・お絵描き・空想ごっこの許可/自由なストーリー作り

🧑 6〜12歳(学童期)

  • 発達課題: 勤勉性 vs 劣等感

  • 傷つき体験: 成績主義/兄弟比較/失敗への罰

  • 内的状態:「がんばらなきゃ、でも足りない」

  • 回復の鍵: 努力の質を認める/小さな成功の積み上げ/非評価的空間

👧 13〜18歳(思春期)

  • 発達課題: 同一性 vs 役割混乱

  • 傷つき体験: 個性の否定/進路選択の強制/恋愛の拒否

  • 内的状態:「私は何者かわからない」

  • 回復の鍵: 自分語りの機会/自己表現の自由/安全な対話相手

🧑‍🎓 18〜25歳(青年期)

  • 発達課題: 親密性 vs 孤立

  • 傷つき体験: 親密さへの恐れ/裏切り経験/孤独

  • 内的状態:「つながりたいけど怖い」

  • 回復の鍵: 安全な人間関係での試行錯誤/相互性の練習

🧑‍💼 25〜40歳(成人期前半)

  • 発達課題: 生殖性 vs 停滞

  • 傷つき体験: 自分の仕事や役割が評価されない/空虚感

  • 内的状態:「何のために生きてるの?」

  • 回復の鍵: 自分らしい創造/他者への貢献の実感/プロジェクトの遂行


🧶 補足:発達課題をIFS・インナーチャイルドに活かす視点

  • パーツワークでは、どの時期に“置き去り”にされたのかを見極めることがカギ

  • 各時期の未完了テーマは、今の選択・感情反応に影響

  • 回復には、年齢に応じた遊び・表現・自己決定が再提供される必要あり

  • インナーチャイルドの声を聞くワーク+身体的安全の確保が最重要


📌 次のステップ案

  • ✅ 各年齢期の傷と回復ワークをエピソードで補完

  • ✅ 自分史と照合した「未完了テーママップ」作成

  • ✅ 回復期の暮らし設計(遊び・つながり・創造)と連動