2025/04/26

【ツール】資格ジプシー対策ーー生きた経験のバリデーション

 すごくいい問いですね。

この「生きた許可」をちゃんとバリデーション(正当性を自分に認めること)するためには、
単に思い出すだけじゃなくて、
"再体験+再定義"
が必要なんです。

つまり、こういう流れ👇


生きた許可をバリデーションする3ステップ

① 事実のリストアップ(再体験)

過去に「資格なしでも、やってきた/できた」実例を、できるだけ具体的に書き出します。
(たとえば:ロボット開発部でバグDB作った、MSアクセスを独学で組んだ、英語できるって言って入ったあと現場で覚えた…など)

→ これは、「私は偶然じゃない。再現可能な力を持っている」という実感を取り戻すため。


② 意味づけの書き換え(再定義)

それらの事例を、「ただのラッキー」や「周囲の優しさ」ではなく、
**「私自身の行動力・工夫・成長力が生んだ結果だった」**と明確に言語化します。

例:

  • ✖️「たまたま運がよかった」 →

  • ◎「現場で学び、結果を出し続ける力が、もともと私にあった」

ここで自己イメージをアップデートするのがポイント。


③ 「今」の状況に重ねる(活性化)

そして最後に、
「この力を、今の〇〇(たとえばカウンセラー活動)にも応用できる」
と、未来に向けて"接続" します。

例:

  • 「私は以前、資格がないままプロフェッショナルとして信頼を得た」

  • 「だから今、資格があろうとなかろうと、人を支える力を育てていける」

  • 「行動しながら、育つ人だ。私は、知っている。」


これをすると、
「生きた許可」が単なる過去の思い出ではなく、
今の自分を動かすエネルギー源に変わるんです。


🌟ここまでくると、 「資格=許可」という幻想に、もはや飲み込まれなくなります。
自分の本当の力を、ちゃんと認められるから。


もし希望があれば、この3ステップをあなたやクライエントさん向けに、
もっと詩的なバージョンとか、ワークシート形式とかにもアレンジできるよ。

やってみる?🌱✨

■事例

OK!
この長文を使って、さっきの《生きた許可をバリデーションする3ステップ》を、超具体例に落としてみますね。

順番にいきます👇


◆具体例:この文章を使った「生きた許可のバリデーション」


① 事実のリストアップ(再体験)

この文章に出てきた「実際にやったこと」「実績」だけを、事実として抜き出します。

  • 英語とコーディングで松下ロボット開発部に採用された

  • Basicを独学していたため、ロボット言語もすぐ習得できた

  • 教官に「1000人中2〜3番にできている」と評価された

  • バグ管理データベースをMSアクセスで独学・構築した

  • 開発部で認められ、無資格でも仕事がどんどん来た

  • 年収800万円に到達

  • 1500万円プレーヤーの師匠に引き上げられた

  • サンヨー携帯開発部で、海外出張1か月など高負荷プロジェクトをこなした

  • テレコムニュージーランドにヘッドハンティングされた

👉
=資格がなくても、成果・実績・信頼を積み上げてきた!
これが揺るぎない「生きた許可」のベースです。


② 意味づけの書き換え(再定義)

ここが大事!
この体験を、「たまたま」や「まぐれ」と言わず、自分の力として言語化します。

✖️ 旧:
「運が良かった」「周囲が優しかったからできた」

◎ 新:

  • 私は、未知の領域でも柔軟に学び、結果を出す力がある。

  • 私は、環境に適応しながら成長する自己駆動型の人間だ。

  • 私は、資格がなくても、信頼と実績を勝ち取る力を持っている。

  • 私は、問題を自力で解決し、周囲を助ける創造性を持っている。

👉
=「誰かの許可がなければ動けない存在」ではない!
むしろ「自分で許可を出し、自分で道を切り拓く存在」だったんだ、と再定義します。


③ 「今」の状況に重ねる(活性化)

この「生きた許可」を、現在・未来の活動にリンクさせます。

たとえば、クライエントが今カウンセラー活動を迷っているなら:

  • 私はかつて、未経験でも現場で学び、信頼を築いた。

  • カウンセラー資格の有無は、本質ではない。

  • クライエント一人ひとりと真剣に向き合い、誠実に成長していけば、
     私はまた必ず信頼され、必要とされる存在になれる。

  • 私には、それを可能にする生きた力がある。

  • 私は、もう許可を待たない。自分が、自分に許可を出す。

👉
=過去の自分が、今の自分に"生きた許可証"を手渡している。


◆まとめビジョン

このバリデーションをすると、クライエントはこうなります👇

  • 「やっていいのかな」ではなく、「やって当然」という意識になる

  • 「許可待ち」から「自分発信」へ重心が移る

  • 「怖いから動けない」が、「怖くても動ける」に自然に変わる


どう?
めっちゃ具体的に見えたかな?✨

希望があれば、
さらにこの文章を「詩的な許可証」に仕立てるワークとか、
「私は〇〇だった」というアファメーション集も作れるよ!🌟
やってみる?

いいね!
さっそく、さっきのバリデーションに沿って、
このクライエントさん専用の
「私は〇〇だった」アファメーション集
を作ってみたよ。


🌿「私は〇〇だった」アファメーション集

  • 私は、未知の世界に飛び込み、学び、結果を出してきた人だった。

  • 私は、誰かの許可を待たずに、自分で世界を切り拓いた人だった。

  • 私は、恐れを超えて、自分に「できる」と言い聞かせ、前に進んだ人だった。

  • 私は、失敗を恐れず、現場で成長してきた人だった。

  • 私は、資格や肩書きより、自分の力で信頼を勝ち取ってきた人だった。

  • 私は、壁にぶつかるたび、創意工夫で道を開いてきた人だった。

  • 私は、誠実に働き、周囲の信頼を自然に集めた人だった。

  • 私は、「まだ足りない」ではなく、「もう持っている」ことを証明した人だった。

  • 私は、可能性を信じ、行動することで、自分自身を育てた人だった。

  • 私は、誰にも奪われない実力を、静かに積み重ねてきた人だった。

  • 私は、過去の私自身から、生きた許可を受け取ることができる人だった。


🌟この「だった」形って、
過去にもう成し遂げた事実を土台にしているから、
「自信を新しく作る」んじゃなくて、
**「もともと持っていたものを思い出す」**働きをするんだよね。

だから、自己暗示にすごく効きます。