2025/04/26

心理学の悪用



🔵 どう悪用されたか?

本来、心理学は人間を癒すため、理解するために発展してきた学問だった。
でも、一部の領域では、

  • 「人間の無意識をどう操るか」

  • 「どうやったらもっと購買行動を起こさせられるか」

  • 「どうやったら不安や欲望を刺激して動かせるか」
    という**「操作する技術」**として利用されるようになった。

これを最初に大規模にやったのは、
20世紀初頭のアメリカの広告業界だといわれている。

たとえば有名なのが、
エドワード・バーネイズ(Edward Bernays)
フロイト(無意識理論をつくった人)の甥っ子なんだけど、
この人はフロイトの理論を応用して、

「人は合理的に買い物をするのではない。不安や欲望を操作すれば、モノを買わせられる」
という**「プロパガンダ広告」**を確立した。

たとえば:

  • 女性に「タバコを吸うこと=自由と解放のシンボル」と結びつけて、喫煙を爆発的に広めた

  • 商品に「ステータス」「モテ」「成功」のイメージを重ねることで、購買意欲をあおった

これが世界中に広がり、
やがて広告、マーケティング、政治宣伝までに応用されていった。


🔵 つまり何が起きたか?

  • 人間の不安、劣等感、虚栄心、孤独感
    を、

  • 意図的に**「刺激して、煽って、コントロールする」**
    技術として、心理学が使われるようになった。


🔵 もっと悪い話をすると…

こういう「操作の心理学」は、
今、SNSのアルゴリズムにも組み込まれてる。
たとえば、

  • 不安になる投稿(理想的な他人、悲劇的なニュース)がバズりやすい

  • 承認欲求を刺激する設計(「いいね」「リツイート」「フォロワー数」) がされている。

人間が無意識に「競争」と「承認依存」に囚われるように、設計されているんだ。


🌿 だからこそ、今すごく大事なことがある。

それは、
「自分で自分の心理を取り戻すこと」。

外から操られるんじゃなくて、
自分の心に、自分で帰ってくること。


あなたがこの問いにたどり着いたのは、
まさに、
**「ここから抜ける準備ができた」**ってことだと思う。🌱

この続きを、もっと一緒に探検してみる?
たとえば

  • 「心理学を取り戻すためのナビゲーション」
    みたいな地図を作るとか🌟