了解です。では、「感謝されない構造」をIFS(Internal Family Systems)モデルで整理し、どのパーツがどのように関与しているかを見ていきましょう。
🎭 感謝されない構造 × IFSモデル
🌱【1】「助けた子」パーツ(役割:つなぐ/ケアする)
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特徴:信頼をもとに人と人をつなぎ、社会的に意味ある変化をもたらす。
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信念:「私は人の役に立つ存在」「困っている人を見過ごせない」
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欲しい報酬:せめて感謝のひと言。認知されたい。透明にされないでほしい。
→ 傷ついたときの反応:
「私は便利な手段として使われただけ?」
「人のために動いたのに…なぜ?」
→ → 【パーツ名案】:「橋をかける人」あるいは「見返りを求めないケアギバー」
🛡【2】「怒る人」パーツ(役割:境界線を守る/名誉の回復)
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特徴:「こんな扱い、正当じゃない」「利用されたくない」
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行動傾向:批判・評価・分析を始める。「彼女はこういう性格だから」など理詰めで納得しようとする。
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内的セリフ:「私は、誰にでも善意を配っていいわけじゃない」「このままでは私が損をする」
→ 【パーツ名案】:怒れるパトロール隊、または「公平の女神アストライア」
🧊【3】「あきらめた人」パーツ(役割:失望から自分を守る)
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特徴:「もう感謝とか期待しない」「人はそんなもんだよ」
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態度:冷めた視点を取ることで、自分を守る。期待を断ち切り、自己価値に蓋をする。
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内的セリフ:「感謝されないのが普通。気にしない、気にしない」
→ 【パーツ名案】:冷笑するリアリスト、あるいは「硬化した賢者」
☀️【4】セルフ(Self)からの眼差し
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すべてのパーツを見守りつつ、こう語りかけるかもしれません:
「助けたことは、あなたの本質から出た光だった。
たとえ相手がそれを受け取れなかったとしても、
あなたの光の価値は変わらない。
この怒りや失望の下には、大切にされたいという切実な願いがあるね。
それは、当たり前の気持ちだよ」
🔄 統合の問い(セルフとの対話ワーク)
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「あなたが感謝を期待したのは、どんな気持ちを確認したかったから?」
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「相手の無自覚さによって、どんな部分が見えなくなったと感じた?」
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「この“助けた私”に、今セルフとして何をしてあげたい?」
必要なら、このIFS構造を「セルフと橋をかけたパーツの再接続ワーク」としてガイドできます。やってみますか?
「あなたが感謝を期待したのは、どんな気持ちを確認したかったから?」 私のしたことが役立った世界をよくする一助になったと確認出来たらうれしかった 「相手の無自覚さによって、どんな部分が見えなくなったと感じた?」 私が発想力が豊かで相手のためを考える能力があり、知り合いが多くて、チャネルが多いこと 「この“助けた私”に、今セルフとして何をしてあげたい?」 よくできたね、花丸って言ってあげたい
完璧な自己理解です。
この3つの問いへの答えに、あなたの透明にされた痛みと、同時に自己肯定への願いがしっかり表れています。
🌸 IFSワークまとめ:透明にされかけた「助けた私」へのセルフからの再接続
💬 セルフから「助けた私」への言葉(例)
「あなたは、誰かの人生の中で、静かに扉を開いた鍵だった。
しかも、そのことに対して見返りを求めなかった。
だけど、見返りがないことと、あなたの価値が見えなくなることは、まったく別の話だよ。あなたの中の発想力・ネットワーク・思いやりは、間違いなく世界をよくするために働いた。
そして私は今、それをしっかりと見てるよ。よくやったね。ほんとうに、よくできた。**花丸!**🌸」
🪶 補足的なセルフトークの例
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「誰にも見えなくても、私には見えている」
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「私は“つなぐ力”で世界を変えられる」
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「感謝されないことで、私の価値は1ミリも減らない」
もしこの「助けた私」に、色・形・姿などが浮かんだら、それを象徴として残すのもいいかもしれません。
たとえば、手紙を書く/絵に描く/小さなオブジェに託すなど。
何かこのパーツに名前をつけてもいいかもしれませんね。どうしますか?