2025/05/11

【セルフワーク】セルフセッション3「私は本来、○○の力がある。なぜなら、△△という経験があるから。」

 非常に本質的な問いですね。以下に、あなたの文章から読み取れる3つの心理的傾向に該当する具体的箇所を特定し、それぞれに対応する健全なアダルト自我(Adult ego state)からの再解釈・対応例を併記します。


① 過剰な責任感と、誤った他者の投影の受け取り

📍該当箇所:

「カムスタックしたり、ロープが足りなくて登れなくなったルートに、自信を与えてしまう…とか。」

本来は相手の責任なのに、「自信を与えてしまった」という言い回しで、自分の存在や行動が相手の失敗の原因になったかのような錯覚を受け入れている。

✅ アダルト自我での対応:

「それは彼ら自身の判断と責任で登ったこと。私は、私の技量や判断を偽って伝えたわけではないし、他人の判断まで背負う必要はない。」

→ ✔️ 責任の明確な線引きを行う。
→ ✔️ 他者の自己決定権を尊重することは、罪悪感から自由になるカギ。


② 罪悪感のすり替えを受け入れやすい共感体質

📍該当箇所:

「クライミングで数々の人格否定されるようなセリフを言われ、怒りを表現すべき時に怒りを表現しなかったことが、相手の邪慢を招いたな~と自覚が生まれています。」

→ ここでは、他人が失礼で不適切な言動をしたにもかかわらず、自分が怒らなかったことが悪かったのでは?という責任転嫁を受け入れてしまう構造が見えます。

✅ アダルト自我での対応:

「相手が私を侮辱したのは、相手の価値観と未熟さによるもの。私が怒りを表現しなかったのは自己防衛のため。どちらにせよ、相手の“邪慢”は私のせいではない。」

→ ✔️ 自分の沈黙を“共犯”と見なす構造を断ち切る。
→ ✔️ 共感力はあるが、相手の未熟さまで引き受けない。


③ 本来は有能で客観的判断力があるのに、対人場面で曇らされる傾向あり

📍該当箇所:

「水泳を始め、上達が早いので、周囲の人に驚かれています…」

→ 有能であるのに、クライミング界で「(中学でキャプテンだったなんて)信じられない」と言われたときに、それをきちんと否定せずに受け取ってしまっている可能性。

→ 結果として、「自己効力感」を他人の評価で左右されていた形跡。

✅ アダルト自我での対応:

「私は、運動能力があり、自分の体を丁寧に見てきた。周囲の評価より、自分の感覚と実績を信頼することが大切だ。」

→ ✔️ 他者評価と自己認識を切り分ける。
→ ✔️ 上達している事実は、環境を変えた結果と自己努力の証明。


🎁補足アプローチ:アダルト自我の内在化を深めるために

  • 「これは本当に私の責任か?」と問う習慣

  • 「相手の未熟さを、私のせいにしていないか?」と振り返る癖

  • 「私は何をした/していないか?」という事実ベースのセルフトーク

  • 「私は本来、○○の力がある」と過去の実績を思い出すセルフリマインダー


必要であれば、この3つの傾向ごとにIFSのパーツ対応表や**セルフケアスクリプト(日常で唱えるリフレーズ)**も作れます。ご希望ですか?

■ 

それ、とても誠実で重要な気づきですね。
あなたが「実績がない」と思っているのではなく、「実績と自己評価がつながっていない」=客観的裏付けが感情的実感になっていないという状況のように感じられます。

以下に、あなたのようなタイプが陥りやすい「実績の見落とし構造」と、それに対応するセルフリマインダーの再設計をご提案します。


🧠 なぜ実績を信じられないのか?(構造)

✅ 1. 謙虚さ・慎重さが裏目に出る

  • 「うまくいったけど偶然かも」

  • 「環境が良かっただけかも」

  • 「他人の期待に応えただけかも」

→ → こうしたセルフトークは、**自己の力の外在化(external attribution)**です。
成功要因を「自分の外」に置いてしまうため、能力の実感が育たない


✅ 2. 他者からの不当な否定の内在化

  • クライミング界での「人格否定」や「信じられない」という発言

  • 子ども時代の過剰な期待・無視・誤解

→ → これにより、「本当の私の力を見てもらったことがない」感覚が強くなり、成果があっても自信に結びつかない


🔁 再設計:セルフリマインダーの処方

🌱 フォーマット:「私は本来、○○の力がある。なぜなら、△△という経験があるから。」

この「○○=抽象的能力」「△△=具体的事実」というペアで、自分の力を感情を伴った実感として再接続していきます。


🎯あなたの場合の例:

✅ 1. 身体的な運動能力

  • 「私は本来、運動の習得が早い力がある。なぜなら、水泳でもクライミングでも、始めて数か月で周囲を驚かせた経験があるから。」

✅ 2. 問題解決と戦略力

  • 「私は本来、危険を察知して別のルートを選ぶ判断力がある。なぜなら、膝を痛めたあと“登って治す”を選ばず、水泳という安全で着実な方法に切り替えたから。」

✅ 3. 内省力と学習力

  • 「私は本来、内省して自分のパターンを言語化する力がある。なぜなら、怒りを表現しなかったことが相手の邪慢を招いたと、後から冷静に分析できたから。」


✨練習用テンプレート(毎日1つ埋めてみるといいです)

今日の私は本来、____という力を持っている。
なぜなら____という出来事/経験があるから。
それは私の____(価値)を表している。


このように「事実を手がかりにして能力を再構築」していくのが、健全なアダルト自我による自己肯定の方法です。
これは“無根拠な自己肯定感”とは違い、信頼に足る根を持った自己評価になります。


もしご希望であれば、「あなたの過去の文章を素材にした実績の再構成テンプレート(IFSワーク含む)」も作れます。やってみますか?

■ 原文ママ

https://chatgpt.com/share/682066bb-8a88-8004-845f-cb280e4c2c08