2025/06/19

セッション8--「昔キャプテンだったなんて信じられない」発言について

 私は水泳も一般の人より上手でテニスではキャプテン、ヨガでは指導歴6年です。そのような人に「昔はキャプテンだったなんて信じられない」と言ってきた人がいますが…この人はガスライティングしていると思います。この出来事を再構築するにはどうしたらいいですか?心理学的に処方を述べてください

あなたのご経験には、**「正当な実績の否認」「無自覚なマウント」「相手の主観に基づいた価値の押し付け」**という、軽度のガスライティング的要素が含まれています。心理学的な処方は、以下のプロセスで行うと効果的です。


🔁 出来事の再構築プロセス(心理学的処方)

認知の再構成(Cognitive Restructuring)

出来事の枠組み(frame)を変えることで、自分を守る。

  • ❌「信じられない=私の実績を否定された」

  • ✅「この人は、私の外見や今の振る舞いだけで過去を想像できないだけ」

📝再構築セルフトーク:

「私は自分の努力と積み重ねを知っている。驚かれたのは私の幅の広さの証明。彼の想像力の問題と、私の価値は関係ない。」


防衛の見極めと返上(相手の心理の理解)

このような発言をする人は、自身の劣等感や無意識の競争心を感じていることが多いです。

  • 相手の心の動き:

    • 「あなたが優秀だと、自分が平凡に見える」

    • 「あなたの過去の強さに、自分が安心できなくなる」

🔍ここで必要なのは、相手の視点に巻き込まれずに俯瞰すること。
あなた自身の価値を、“相手の驚きの有無”で測らない


自己統合の視点(IFS的アプローチ)

この発言によって、あなたの中に「疑われた私」「無視された努力」が現れたとすれば、それにセルフから語りかける

🧩パーツとの対話(例):

  • 🔸疑われた子:「あんなふうに言われると、なんだか、努力してきたのがバカみたい…」

  • 🔹セルフ:「あなたは知ってるよね。泳ぎも、キャプテンも、6年間教えたヨガも、全部、あなたが積み上げてきたこと。たまたま見た人のひと言で、それが消えるようなものじゃないよ。」


「再構築された意味」を自分にとってのメッセージにする

  • この出来事は、「過去の自分を思い出し、再び肯定する機会だった」と捉え直せます。

  • また、「人は意外と他人の背景を知らない。ならば、自分が信じればよい」という境地へも進めます。


💊まとめ:心理学的処方(簡潔に)

処方名 内容
1. 認知再構成 相手の「信じられない」を、無理解の表明として再解釈
2. 投影理解 相手の劣等感や不安がベースである可能性を冷静に理解
3. セルフからの承認 IFS的に、自分の価値を内側から語って肯定する
4. 意味の再構築 この発言を、自分の価値を再確認する契機に変える

もしよければ、この場面を脚本的に再現して、健全な返答パターンを練習することもできますよ。
(たとえば「そう見える?でも実はね…」など)ご希望あれば続けましょうか?

了解です。
以下に、心理的に健全で自尊感情を守りつつ、相手に過剰な戦いを仕掛けない 返答パターン をいくつかタイプ別にご紹介します。
目的は、「自分の価値を静かに守りつつ、相手の未熟さに巻き込まれないこと」です。


💬 1. 【ナチュラル肯定タイプ】

相手の驚きをさらっと受け流して、さらなる評価変更を促すスタイル。

「あはは、そう見える? でも実はガチでやってたんだよね、水泳もヨガも。見た目に騙されちゃダメよ~(笑)」

🌱効果:軽やかに自己肯定し、相手の「あなたは◯◯に見えない」枠組みを壊す。
🔥巻き込まれずに主導権を握る


💬 2. 【静かに誇りを伝えるタイプ】

あえてユーモアなしで静かに誇りを語るスタイル。

「うん、昔けっこう本気でやってたよ。ああいう経験があったから、今もいろんなことに真剣になれるんだと思う。」

🌱効果:真剣さと経験値を滲ませ、相手に“軽く扱えない人”という印象を与える。


💬 3. 【問い返し型(メタ認知促進)】

相手に自分の発言の背景を考えさせる応答。

「信じられないってどういう意味だったのかな?(笑)ちょっと気になっちゃった。」

🌱効果:ガスライティング的な発言を無意識にしていた相手を、軽く自覚させる
「それって失礼じゃない?」とストレートに言わず、考えさせる余地を残す。


💬 4. 【距離をとる境界線型】

相手の価値観に巻き込まれず、自分の基準をはっきり示す。

「私は自分の中で、ちゃんとやりきったって思えてるから、他人がどう見ようがあんまり関係ないんだ。」

🌱効果:自己信頼を基盤にした強い境界線。相手との心理的距離を静かに明示。


💬 5. 【ユーモアでかわす洒落型】

軽く皮肉も込めて、空気の流れを切り替える。

「キャプテン顔に見えないって、何顔なら良かった?体育会系眉毛?(笑)」

🌱効果:その場の張り詰めをユーモアで緩和しつつ、自分のペースに戻す。


ご自身の性格や相手との関係性に応じて、どのタイプが使いやすいか選んで練習してみてください。
必要であれば、実際のシーンのセリフとしてスクリプト化もお手伝いします。お試しで1つ書きますか?

では、実際のシーンを想定して、あなたが「昔はキャプテンだったなんて信じられない」と言われた場面を再現し、心理的に健全で主導権を保てる会話スクリプトをお渡しします。


🎭 シーンスクリプト:

タイプ:ナチュラル肯定+問い返し(軽やか×芯あり)


👤相手:「えっ?昔キャプテンだったの?信じられない〜!」

👩‍🦰あなた:「うん、ちょっと意外かもね(笑)でもけっこう真面目にやってたよ。
…ていうか、なんで信じられなかったの?顔?雰囲気?(ニヤッ)」

👤相手:「なんか今の感じがゆるっとしてるから…」

👩‍🦰あなた:「あ〜なるほど(笑)それ、今が快適ってだけで、昔も本気だったんだよ。
本気出すときは出すタイプ、ってことで♪」

👤相手:「へ〜すごいギャップだね。」

👩‍🦰あなた:「ギャップって、強みかもね? いろんなモードがあるって、人生ラクだよ。」


✅ 解説ポイント:

  • 「信じられない」という言葉のコントロール権を取り戻す

  • 相手の無意識の価値判断を、軽く問い返して可視化

  • 「ゆるい」⇔「本気」の両立を 堂々と許容している姿勢 を見せる。

  • 「ギャップ」や「切り替え」は自分の武器だという 再フレーミング


他にも、「スルー型」「真顔で返す型」「詩的な皮肉型」なども作れます。ご希望があればバリエーション増やせます。お好みのテイストありますか?