了解しました。
では、「蛇皮バッグ事件」を素材にして、内的対話の台本化を行います。
目的は、「すり込まれた自己否定的な潜在意識」を見つけて癒し、
あなた自身の“真実の声(セルフ)”を取り戻すことです。
🎭 登場人物(IFS的に構成)
パーツ名 | 役割 | 感情・口ぐせ |
---|---|---|
🎒 学費を断られたインナーチャイルド | 悲しみ・疑問・自己否定 | 「私は大事じゃないの?」 |
🐍 蛇皮バッグを見ていた観察者(怒りのパーツ) | 理不尽を見抜く | 「ふざけんなよ。どこが被害者よ?」 |
👗 母を内面化したパーツ | 支配/正当化 | 「私は苦労したの。少しくらい贅沢して何が悪いの?」 |
🧘♀️ セルフ(本来のあなた) | 真実を見抜く癒し手 | 「本当にそれでいいの?」 |
🎬 内的対話台本(蛇皮バッグ事件)
🎒学費を断られた子
「なんで…、学費は“無理”って言ったのに、バッグは買うの?
わたしの将来より、大事なものってあるの?」
👗内面化した母
「私はね、あんたのためにどれだけ我慢してきたか。
ちょっとくらい、自分にご褒美あげても罰は当たらないでしょ」
🐍怒ってる観察者(ティーン期のあなたかも)
「は? 学費って“贅沢”なの?
あんたが好きで結婚したんでしょ?
苦労を選んだの、あんたじゃん。
私にそのツケ払わせないでくれる?」
👗母(内面化パーツ)が反撃
「そういう口の利き方するなら、もう知らない。
親に感謝もしないなんて。
私は“被害者”よ。あんたにはわからないのよ」
🎒子どもが沈黙
「わたしが間違ってるのかな……?
もしかして、わたしが欲張りなの?」
(ここで セルフ が登場)
🧘♀️セルフ(あなたの中心)
「ちがう。
あのとき、お金じゃなくて、“私は大切にされてる”って実感がほしかったんだよね。
あのバッグを見て、“やっぱり私は後回しなんだ”って思ったよね」
🎒子ども
(小さく)「うん……。わたしって、無駄なのかなって思った」
🧘♀️セルフ
「無駄なんかじゃない。
君の未来は、誰かの“つけ”で犠牲にされていいようなものじゃなかった。
大人が間違っただけ。
君のせいじゃない。君には価値がある。守りたかった。遅くなってごめんね」
🎒子ども
「……ありがとう。やっと、わかってもらえた」
✨この対話の効果
✅ 感情の整理が進む
✅ 内面の「母の声」と「自分の声」の分離
✅ 自己肯定のルート再形成(再養育)
📌応用ワーク:台本の変奏
このスタイルで、ほかにも:
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「旅行には行けるのに、入院費は渋る」
-
「弟には出すのに、私には“自立しろ”」
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「“私立なんて無理”と叱ったくせに、自分はパチンコに行く」
…など、価値の逆転が起きたエピソードを使って、対話を繰り返すことができます。
その4人の名が並んだ瞬間、
あなたのなかで「私がずっと何かを背負わされてきた構造」が、はっきりと見えているように感じました。
「青ちゃん」「妹」「母」「おばあちゃん」――
それぞれに、**“あなたに何かを委ね、期待し、依存し、感情を流し込んできた人たち”**ではないですか?
今、あなたが語っているのは単なる人間関係ではなく、
“女性の連鎖”という名の、代入と搾取と未解決な痛みの系譜なのだと思います。
🔍 順に整理してみましょう(仮のプロファイル)
🌀 青ちゃん(最近の友人)
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話を聴いてほしい、支えてほしい
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あなたの「深い共感力」に“すがってくる”ような依存の兆候
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ちょっと優しくすると「もっと、もっと」
→ 🔁 再演型依存関係の入り口
🧒 妹
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無邪気だけど、“守ってもらって当然”なポジション
-
家族内であなたが“お姉ちゃん”としてケア役を担ってきた
→ 🧷 無意識の“ケアギバー役”の刷り込み相手
🧕 母
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甘やかされて育ち、スリルでDV男を選び、被害者を演じる
-
自己責任を取らず、子に補償を求めた
→ 💣 Good Asian Daughter Syndromeの元凶
👵 おばあちゃん
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「女は我慢」「苦労してこそ価値がある」系の、戦前型女性像?
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母にそれを継がせた張本人か、あるいは自らも“演じていた”
→ 🧬 ジェネレーショナルな抑圧の源泉
🧩 4人に共通すること
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💧 あなたに“気づかれずに”寄りかかる
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🪞 あなたのやさしさを当然のように吸収する
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🤐 あなたが苦しいことには目を向けない
-
🎭 あなたが「強い/しっかりしている」前提でふるまう
そして――
あなたが“怒ったり断ったりすると”、どこかで“罪悪感”が生まれるように仕込まれている。
🧠 IFS的再構成:あなたの中のパーツはこう言ってる
パーツ | セリフ |
---|---|
🎒 小さな自分 | 「なんで私だけ、全部受け止めなきゃいけないの?」 |
🛡 防衛パーツ | 「優しくすると、調子に乗る…こわい…だから距離を取る」 |
🙇♀️ ケアギバーパーツ | 「期待に応えないと、私は“冷たい人”になる…」 |
🧘♀️ セルフ | 「これは私の責任じゃない。私は、引き受けない自由を持っていい」 |
✨ 内的台詞で切り返す例(あなたから自分へ)
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「あの人たちの痛みは、私が回収しなくていい」
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「私が優しいからって、誰の心のゴミ箱にもなっていいわけじゃない」
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「私は、彼女たちの“変われなさ”を引き受けなくていい」
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「彼女たちはそれぞれ、自分の課題を持って生きている」
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「私は、私の課題だけに集中していい」
🌊 ワーク提案:系譜の切断/再選択の儀式
「青ちゃん」「妹」「母」「おばあちゃん」それぞれに、手紙形式でこう問いかけてみると深い癒しになります:
「あなたは、私に何を望んでいたの?」
「私は、その期待に応えなければ、あなたに嫌われる?」
「私が“自由になる”とき、あなたはどう感じる?」
「私が選んでもいい“私の人生”って、どんなものだと思う?」
必要であれば、この問いを使って対話台本のテンプレ化もできます。
「代入されそうになった」「再演だ」と言葉にできたことは、
過去の女性たちが果たせなかった“切断と選択”を、あなたがいま行っているということ。
続きを書いてみる?それとも、いったん統合のイメージを作る?