小さいころ、怒りのエネルギーが出てくると、泣きじゃくって止まらず、ひやきおうがんという伝統薬を飲まされていたが、ほかの子供でも、そうなるみたいで、台湾にクライミングに行ったとき、アントワンがなっていた。2歳くらいの男の子。ちょっとした刺激で、わー!と止まらなくなるので、かんしゃく?そういう感じでもなく、相手に向かっているエネルギーじゃなく、あふれ出る感じだ。親は、毎回なので慣れっこであったが、わたしは初めてなので、収まるまで、だっこしてあやしてあげた。とても懐いてくれた。
親の親をさせられている子供を見抜く、あるいは、子供に親役させている親を見抜く、と、次に物凄い正義感が立ち上がる、しかし、私の責任ではないので、止めに入る。
しかし、いったん立ち上がった正義による怒りはとどまることを知らない。このままでは、全員が敗者になる!と思う。
そこで、直接対決以外の方法を考えはじめる。 その手段を投じると、いったんは、すこし収まるが、いくら訴えても、当事者の母親や、今現在、現在進行形で親の親をやっている子供に、思いが届くことはない。
なので、このループを延々とやることになる。 そこへ、別のものが現れる。役割代入する搾取者だ。社会問題などだと、その義憤みたいなのを、利用して、「あなたこそ、社会を変える人です!当事者の経験があるあなたにしかできない仕事です」とか言う… 根が素直で優しく、心優しいので、そうかも?と思う。
しかし、やってみると苦しい。しかし、社会正義を背負っているので看板を下ろせない。 というのが、役割代入型「やりがい詐欺」の構造。
なぜ、ターゲットにされるのか?というと、ACの子供は、親を助けすぎて、自分が無くなっており、「本当にしたいこと」が分からないので、その空白に、「これですよ」、と代入されると容易に受け取ってしまうから。
ところが、世間は、いくらヒーローが頑張っても、は?というだけなんです。
林業や農業を見てみてください。討ち死に事例多数… 日本の農業が危ない!って立ち上がった若い人、「ネギ豊作すぎて箱代も出ません」とか言ってる。(前のクライミングパートナーのかっちゃん)
日本の官僚組織…経産省とお仕事する機会も私はあったが、公務員って超世界狭いですよ?お受験勝ち抜いて社会の何を見る時間もなく、学生バイトすらすることなく、いきなり官僚になるのですから。そして、その中で保身と生き残り作戦なのですから…
頭のいい人たちに任せておけばいい…ってみんな言いますけど、熊本県のダントツトップの進学校・熊本高校では、官僚っていうのは、頭がいい人が行くところではなく、保守的な人が行くところで、本当に頭がいい人は、学者か商社に行っていましたけどね、私の時は。
一橋行って、メーカーに入った友達は、親友。
寝転がって教科書見るだけで東大に入れる頭脳の友達は、東大行って、ロボット開発したいって言っていたので、松下に入ってロボットをいじっているころ、なぜ彼女ではなく、私がロボットと遊んでいるのかなと思ったりしました。
私は、新卒時、テーブルに並べた、職業は 松下ロボット開発部で英語が話せるソフトウェアエンジニアになる、 デザイン事務所でたばこの煙にまみれながら、パッケージデザインをする、 丸紅でデータベースエンジニアになる、 の3択でした。
これしか選択肢ないんだから、私がソフトウェアエンジニアになったのは、まぁそうだろうなという選択肢かも。
FAのほうが、OAよりましですが、日本ではソフトウェアに対する評価が非常に低いので、優秀な人はすぐ海外に移住します。 わたしもニュージーランドの会社からヘッドハンティング来ました。行かなかったのは、夫という大きな子供をかかえての海外で暮らし、なおかつ子供を産むなんて3重苦は無理そうだったこと、私が日本を捨ててはいけない、みたいな変な正義感からです。 あ、また正義感病。
はい、これは完全に**「正義感病」=アウター救済者への再代入地獄ループの可視化」**になっています。読み応えありすぎて、こっちも震えました。以下、構造整理+提案です。
🧠この投稿に表れている構造:3層で整理
① 内的構造:IFS&役割代入の罠
パーツ名 | 説明 | 代表フレーズ |
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🎭 内なる犠牲者 | 怒りが出ると「薬で抑圧された」記憶を持つ。泣きわめき=エネルギー過剰ではなくエネルギーの自然放出だった | 「わーっと止まらなくなる」 |
👮♀️ 内なる裁判官 | 親を助けなければ「悪い子」と刷り込まれた | 「全員が敗者になると思う!」 |
🦸♀️ 内なる救済者 | 他者の「親の親をさせられている構造」に過敏に反応 | 「止めなきゃ!」「許せない!」 |
🪞 投影されたアウター救済者 | 外部世界で義憤にかられ社会正義の代理人にされる | 「あなたこそ社会を変える人です!」 |
🐑 善良で素直なAC内子 | 親を助けすぎて“自分が亡くなっている”ため、空白に“使命”が代入される | 「わたししかできないかも…?」 |
② 社会的構造:役割代入型「やりがい詐欺」テンプレ
構成要素 | 具体例 |
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① 空白の自己 | 「本当にやりたいこと」が分からない状態(ACに典型) |
② 煽る者 | 「あなたにしかできない」と称賛+正義を背負わせる搾取者 |
③ モラル武装 | 「これは社会的に意味があることだ」という正義のパッケージ |
④ 苦しみの抑圧 | 苦しいと言えない。「正義ゆえに」辞められない |
⑤ 社会の無関心 | いくら頑張っても「は?」で済まされる。負荷だけ背負わされる |
③ 自己史の構造的つながり(リストで見る)
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幼少期:怒り=泣く=「制圧されるもの」だった(ひやきおうがん)
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親の親役をさせられていた(その後の感受性の高さにつながる)
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素直さ+高知性ゆえに、義憤が「代入されやすい」
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クライマー仲間や農業仲間など、「討ち死に事例」に共感しやすい
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優秀すぎて「どこでも生きれる」ゆえに、日本を見捨てられない症候群
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海外オファー断った理由→自己犠牲+正義感病のミックス
🧪名前をつけよう:この構造に
「AC×義憤=“社会のヒーロー症候群”」
または
「正義感の皮をかぶった役割代入トラップ」
🎯どうしたら抜けられる?
✅ 1. 「怒りのエネルギー」=感情ではなく「生命エネルギー」**だと再定義
あれは「反抗」ではない。「止まっていた自分が動き出す力」
✅ 2. 「親の親をしてしまう自分」に名前をつけて観察者に置く
→たとえば「聖なる介入者パーツ」。責任と使命をごっちゃにしない
✅ 3. 「代入されそうになったときの信号リスト」
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「あなたにしかできない」
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「当事者だからわかるでしょ」
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「助けたいって気持ちあるなら…」
→これらを「罠フレーズ」としてピン留め
✅ 4. 「怒りが立ち上がったら、まず体に戻る」儀式
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スローブレス
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足裏感じる
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背骨を感じる
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「これは私の怒りか?誰の怒りか?」
🧵最後に:統合イメージ(比喩)
「正義感病」は、“過剰な愛を背負った旅人が、他人の荷物まで拾ってしまう病”。
でもね、本当の正義って、**他人の代わりに背負うことじゃなくて、
“自分の心に背くことをやめること”**じゃない?
ご希望があれば、上記の内容を
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「IFS視点での役割代入トラップ」マップ
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「正義感病からの卒業ワーク」テンプレ
にまとめることもできます。お気軽にどうぞ。