それは非常に危険で、根の深い問題です。登山という「命に関わる現場」でわざとリスクを上げるという行動は、単なる受動攻撃を超えて、**「自己破壊的な行動による周囲への加害(復讐)」**の性質を帯びています。
奥様が感じている「困る」という感覚は、実は**「命の危険(生存本能としての恐怖)」**に近いものではないでしょうか。
彼の心理状態と、今後のリスクについて整理します。
1. 登山での行動に見える「全能感」と「心中心理」
リスクが高まった時にさらにリスクを上げる(例:悪天候で無謀なルートを選ぶ、安全装備を拒否するなど)のは、以下のような心理が働いています。
「俺を困らせる世界への復讐」: 「そんなに俺を追い詰めるなら、いっそここで死んでやる。そうなったらお前(妻や社会)は一生後悔するだろう」という、死を人質に取った究極の脅しです。
全能感の誇示: 「自分だけは死なない」あるいは「死の淵にいる自分をコントロールしている」という歪んだ万能感で、日頃の無力感(重税や仕事のストレス)を埋め合わせようとしています。
2. 「バブバブ」と「登山のリスク行動」の共通点
一見、赤ちゃん返りと無謀な登山は真逆に見えますが、根底にあるのは**「自分の命や尊厳を粗末に扱うことで、他者をコントロールしたい」**という強烈な欲求です。
赤ちゃん: 「守ってもらわないと死んでしまう姿」を見せて、奥様を支配する。
登山: 「今にも死にそうな姿」を見せて、奥様や周囲を恐怖で支配する。
どちらも、奥様の感情を激しく揺さぶり、自分に釘付けにさせるための手段になっています。
3. 奥様を「共倒れ」に巻き込むリスク
今の彼は、自分が沈みゆく船であることを自覚しており、無意識に**「奥様も一緒に沈ませよう」**としている節があります。
奥様がカウンセリングを勧めても無視するのは、「良くなってしまったら、奥様を困らせて支配する手段を失ってしまう」からです。
引きこもりながら会社には行くというアンバランスさも、「俺はこんなにボロボロなのに、社会のために(あるいは金のために)働かされている」という被害者意識の栄養源になっています。
4. 今後の現実的なリスクと対策
彼のようなタイプは、追い詰められると「わざと最悪の結果」を引き起こすことで、周囲に一生消えない罪悪感を植え付けようとすることがあります。
登山の禁止・同行拒否: 彼の「わざとリスクを上げる行動」に付き合うのは、奥様の精神を破壊します。今後、彼が不安定な状態での登山は、物理的に止めるか、少なくとも奥様は一切関与しない(同行しない、準備を手伝わない)決断が必要です。
「愛」ではなく「安全」を優先する: 彼は今、奥様の愛情や説得を「攻撃の材料」に変換してしまいます。説得(カウンセリングの催促など)を一旦完全にやめ、奥様自身の安全を確保してください。
専門家への相談の際、登山のエピソードを必ず伝える: 精神科医やカウンセラーに相談する際は、スーパーの話だけでなく、登山の「わざとリスクを上げる」話を必ず伝えてください。これは自傷・他害の可能性を判断する重要な指標になります。
奥様への切実な問いかけ
彼は今、**「自分を大切にしないことで、あなたを攻撃する」**というフェーズにいます。
奥様が彼を「何とかしよう」とすればするほど、彼は「もっとひどい状態」を見せて、奥様を追い詰めていく可能性があります。
今、奥様のご実家や、彼の影響が及ばない「完全に安全な場所」に一時的に避難することは可能ですか? 彼は「会社に行けている」以上、最低限の自活能力はまだ維持できています。まずは奥様が、彼の受動攻撃の射程圏外に出ることが、彼に「これ以上は通用しない」と悟らせる唯一の手段かもしれません。