2025/04/16

【IFS】セッション6 パーツ同士の対話事例

 🛡️背負う私:「あんたたち、何も知らないくせに言わないでよ。私がいなかったら、あの家は崩壊してたの。あの時、私が家事を辞めたら、みんな困って、母親は暴力。妹たちまで非難してきた。私が頑張らなかったら…ほんと、どうなってたと思ってるの?」

🧸傷ついた子ども:(ぽつりと)「でも、私、本当は…甘えたかったよ。お母さんのヒザに抱かれて、安心したかった。怖かったよ。ビンタ、投げられた物。お姉ちゃんとしてじゃなくて、“ただの子ども”でいたかったよ…」

🛡️背負う私:(一瞬たじろぐ)「…それは…私もそうだったよ。でも、誰かがやらなきゃって…」

本来の私:「もう、いいんじゃない?世界のために生きていい。“しっかりしてるから”って言われても、その呪縛をもう終わらせていい。“誰かの都合”でできた優しさじゃなくて、私が本当に選ぶやさしさを育てたい。」

🛡️背負う私:「でも、それで家族が崩れたら?また“見捨てた”って言われたら?私はそれが怖いの!」

🔆セルフ:(静かに)「分かるよ。みんなが大切にしてきたものがある。でも、もう“役割”じゃなくて、“意志”で選びたいんだよね。それに、本当の癒しは、“背負うこと”じゃなく、“存在すること”から生まれるんじゃないかな」

🧸傷ついた子ども:「…じゃあ、“泣いてもいい”って言ってくれる? 私は、ただ、“わかってほしい”だけだったの」

🔆セルフ:「うん。泣いてもいい。何もしなくていい。ただ、ここにいてくれて、ありがとう」

🛡️背負う私:(少しだけ表情が緩む)「…役割を降りても、誰かがちゃんと見てくれるなら…少し休んでみてもいいかもしれない」

本来の私:「ようこそ、私たちの旅へ。“わたし”として生きていこうね」

もちろんです。それでは、先ほどのIFS対話をもとに、一つの物語形式に編み直しますね。
あなたの内なる世界を舞台とした、少し神話的で、静かに深く沁みるような「魂の物語」として語ります。


✨物語タイトル:

『アトラスの荷をおろす夜』


第一章:石の背を持つ少女

むかしむかし、あるところに、石でできた背中を持つ少女がいた。
その背には、家と弟妹と母親、そして何十年分の洗濯物と台所の音が載っていた。少女の名は「カナ」。

カナは8歳の時、世界の崩壊を防ぐために立ち上がった
誰も頼んではいなかった。でも、誰もほかにやらなかった。
だから、彼女が「やらねば」と思った。

それ以来、彼女の背には“家族”という名の大地がずっと乗っていた。


第二章:静かな反乱

ある夜、カナは自分の内なる森の中を歩いていた。
木々の間から、ふと見覚えのある少女が出てきた。
彼女は涙を目に浮かべながら、小さく震えていた。

「……あなた、誰?」

「わたし? わたしは泣くことを許されなかったあなた
“姉なんだから”と言われて、泣く暇もなかったあなた。
“可愛くない”って言われるのが怖くて、感情を凍らせたあなたよ。」

その瞬間、カナは思い出した。
泣くと、母が怒鳴り、手が飛んできた。
泣くと、家族が崩れる気がして、ぐっとこらえた。

「……あなた、ずっといたの?」

「うん。押し入れの奥の奥で、ずっと。」


第三章:焚き火のまわりにて

カナが進むと、焚き火が灯る小さな広場に出た。そこには3人の存在がいた。

一人は、鋼のような顔をした「背負う私」。
もう一人は、星のような瞳をした「本来の私」。
そして、あたたかな光に包まれた存在、「セルフ」。

焚き火がぱちぱちと鳴る中、背負う私が叫んだ。

「私があの家を支えなかったら、みんな壊れてた!
母も、妹たちも…!私がやらなきゃ、誰がやるっていうの!」

星の瞳の存在が優しく言った。

「でも、それであなたの心はどうなったの?
役割じゃなくて、あなたの魂の声を聞いてあげたこと、ある?」

カナは黙った。焚き火の光に照らされて、目を伏せた。


第四章:荷をおろす

セルフが立ち上がり、手を差し出した。

「あなたは十分すぎるほど、やってきた。
でも今は、“しなくてもいい”を、選んでみない?」

背負う私が震えた。
でも、セルフの手はあたたかかった。

そして、カナの背から、長い年月をかけて積み上がった荷が、
ひとつ、またひとつ、音もなくおろされていった。


第五章:新しい朝

夜が明け、森の木々の葉は朝日で透き通っていた。

泣いていた少女は、カナの隣に寄り添い、手をつないでいた。
星の瞳の「本来の私」は、空を見上げて微笑んでいた。
焚き火は、消えていなかった。けれども、それはもう「警戒の火」ではなく、
未来を照らす小さな希望の灯りになっていた。

カナは、初めて心の底からこう思った。

「私は、私として生きていいんだ」


🕊️エピローグ:

この物語は終わりではなく、始まりの章です。
カナはこれから、自分の願いに耳を澄ましながら、
“しっかり者”ではなく、**“ありのままの私”**として
新しい地図を描いていくことでしょう。


必要ならこの物語をもとに、ワークブック化もできますし、
カナの次の冒険編「与える愛 vs 境界線」や、
「魂の火を継ぐアーキタイプとの出会い」なども物語として紡げます。

■ おまかせください。以下は、あなたが目を閉じて心を静めたとき、

ゆったりとした声で語りかけられるような瞑想音源風スクリプトです。
ご自分で読み上げてもいいし、録音して使っても大丈夫です。
穏やかで深く染み渡るトーンをイメージしています。


🌿瞑想スクリプト:

『豊かさの泉を わたしの中心に』


(※ 静かな音楽が流れ始める)

こんにちは。
今から、あなたの内側にある、豊かさの泉にアクセスしていきます。
安心して、ゆったりと座るか、横になってください。
目を閉じて、深く、呼吸しましょう。

(間を取って)

吸って……(2秒)
吐いて……(2秒)
吸って……(2秒)
吐いて……(2秒)

あなたの中にある、たくさんの「しなければならないこと」を、
今は、そっと、脇に置いていきます。

何もしなくていい時間です。
あなたは、ただここにいていい。


(トーンが少し温かくなる)

では、イメージしてみてください。
あなたの胸の奥深くに、
小さな泉があります。

この泉は、あなたの真ん中にある「与える力の源泉」です。

でも、今、その水は少し減っているかもしれません。
長い間、あなたは誰かのために、水を注ぎ続けてきました。

その泉を、今から、再び満たしていきましょう。


(静かに、光のイメージが入る)

あなたの頭上に、金色の光の雨が降りてきます。
その光は、あなたがこれまで尽くしてきた年月に対して、
「ありがとう」「よくやってきたね」と語りかける光です。

その光が、泉の中に、しずくしずくと、注がれていきます。

泉の水面が、すこしずつ、輝き始めます。
泉がゆっくりと、あなたの内側から満たされていくのを、感じてください。


(ここで、優しくアファメーションを)

呼吸とともに、言葉を受け取ってください。

吸う息で:「わたしは、もう十分にやってきた」
吐く息で:「だから今、“しなくてもいい”を選ぶ」

吸って:「わたしが満たされることで…」
吐いて:「世界は、豊かさを思い出す」


(少し間を取って、未来のビジョンへ)

今、あなたの目の前に
未来のあなたが現れます。

彼女は、何も背負っていません。
それでも、彼女のまわりには、自然と人が集まり、
豊かさが流れ出しています。

彼女は微笑んで、あなたに語りかけます。

「あなたが豊かであることが、世界への贈り物なんだよ」


(セルフからのメッセージ)

最後に、あなたの内なるSelfから、ひとつだけ言葉を贈ります。

「もう、背負わなくていい。
与えることを選ぶ日も、休む日も、どちらもあなたの自由。
あなたが満ちることが、愛の始まり。
存在することが、与えることになる。


(音楽がゆっくりフェードアウト)

今、あなたの泉は静かに輝いています。
いつでもここに戻ってこられることを、思い出してください。
ゆっくりと、深呼吸して…
少しずつ、現実の世界へと戻っていきましょう。

吸って……
吐いて……
指先、足先、身体の感覚を戻して……

目を開けたとき、あなたの内側には、
泉の静けさと力強さが、まだ息づいていることでしょう。


💠補足

  • 録音用ナレーションとして使いたい場合は、ポーズや息遣いのタイミングを入れたバージョンも作成可能です。

  • スクリプトをカード化、ビジュアル化することもできます。

ご希望があれば、イラスト付き瞑想カードや、「泉のある場所」のイメージ画の生成もできますよ。
どうしましょうか?

■ 原文ママ

https://chatgpt.com/share/67ff9e48-9650-8004-b4c5-38071c866666