スケートをしていて、「運動好き」のポジショニングを、弟に譲らなければならない、と思っていたことを思い出した。
それから、「女は愛嬌」の愛嬌というポジショニングも、妹に譲らなければならない、と思っていただろうと思う。
お姉ちゃんは勉強、弟は運動、妹は容姿、と親が決めた枠の範囲から出ないように、それぞれが配慮しあった世界観の中で生きていたよなぁ…
親の思惑。
実際の私は、バレエ歴20年、登山歴10年越え、ヨガは講師歴があり、テニスは中学ではキャプテンを務めたし、大人になって習っても上手だった。そして、中学時代と同じ壁にぶつかった…攻撃下手。あとは46歳で水泳の金づちを乗り越えた…
…というので、結構、運動神経も良いタイプだ。体もすぐ覚えてくれる。筋肉にはなりにくい。
逆に編み物や手芸などは、同じ神経系でも不器用さを感じる…。文化伝統工芸みたいなところ。わらの細工は、まぁ通知表で言えば、3だな。3-かもしれない。
手先は器用ではない。それを母は運動嫌いと結びつけたのだろうか?
勉強が得意だという点だが、勉強が得意なのではなく、単純に
好奇心が強い
ということなんではないだろうか? というのは、暗記種目の歴史には全く適性を見出せず全くダメだったが、とはいえ、西教授に出会ってから、歴史マニアになった。今では伊藤貫ファンである。
親の決めた枠が、私にフィットしていない感…は、ずっと昔からあり、それは赤ちゃんの頃から…なんだが、その正体は?
歌って踊るのが実は好きな子供に、優等生枠を割り当てた、ということなんではないだろうか?
まぁ、実際も知性は、その辺の人よりも高いわけなんだが…グロービスマーケトップだったしねぇ…
山岳総合センターでの講習会でも、仲間内で、物事が分かっている唯一の人っぽかった。
というので、どの子が本当の私か?というより、どの子も本当の私なんだろう…
1)スポーツが好きな子
2)銭湯で、背中に入れ墨のある人を凝視してしまう子
3)頭の良い子
4)要領の悪い子
5)優しい子