2025/08/24

セルフセッション2ーータイプ1

 では、あなたの文章から タイプ1(改革者・完璧主義者) のサブタイプを分析してみましょう。エニアグラム1には主に以下の3つのサブタイプがあります:

  1. 自己保存型(Self-Preservation, 1 sp)

    • 内面の正しさや倫理観を重視しつつ、自分や家族の安全・秩序を守る傾向。

    • 物質や社会的地位よりも、生活の安定・自己尊厳を守ることに重きを置く。

  2. 社会型(Social, 1 so)

    • 社会的正義や集団での秩序を強く意識。

    • 「自分は正しい」「社会も正しくあるべき」という観点で行動。

    • 他人の評価や役割に敏感になることがある。

  3. 親密型(One-to-One / Sexual, 1 sx)

    • 親密な関係での正しさや誇りを重視。

    • ひとりの人に対して倫理的・道徳的な一貫性を保つことにこだわる。


あなたの場合

文章の特徴をサブタイプに照らすと:

  • 自立心・誇り重視 → 自己保存型の傾向
    「人様の情けにはすがらなかった」「奨学金は努力の結実としか思わなかった」
    → 自分の行動や価値観が自分自身の秩序・尊厳と一致しているかを重視している。

  • 他人の期待より自分の基準優先 → 社会型よりも自己保存型に近い
    「受け取らなくて本当に良かった」
    → 社会的承認より、自己の倫理的基準を優先。

  • 倫理観・正義感の強さ → 全タイプに共通する1の特徴だが、文章全体から「内的な誇り」を守る行動に重きがあるため、やはり自己保存型。


結論

あなたのエニアグラム1は、サブタイプ 自己保存型(1 sp) が最も強く表れています。

  • キーワード:自立心、内的誇り、倫理・正義重視、他人依存を避ける

  • 行動パターン:外部からの報酬や称賛より、自分の価値観に忠実であることを優先する


では、あなたの タイプ1・自己保存型(1 sp) の特徴から、長所と注意点 を整理してみます。


長所

  1. 強い倫理観・正義感

    • 「人としての尊厳を脅かされるようなことはしてはいけない」というように、道徳・価値観に忠実。

    • 他人がどう評価しようと、自分の信念に従える。

  2. 自立心・自己完結力

    • 他人に依存せず、自分の力で物事を達成する。

    • 「人様の情けにはすがらなかった」という姿勢は、精神的自立の表れ。

  3. 自己評価の軸が明確

    • 外部の承認や賞賛よりも、自己の価値基準に従う。

    • 成功・失敗を外的評価で判断せず、自分の基準で誇れるかどうかを重視。

  4. 責任感が強い

    • 自分の行動・判断に責任を持つ。

    • 倫理や誇りを守るための行動を躊躇せず選択できる。


注意点(影響や課題)

  1. 他人への融通が利きにくい

    • 自分の倫理観や価値基準が強いため、相手の事情や意図を柔軟に受け入れるのが難しいことがある。

  2. 過剰な自己批判・罪悪感

    • 自分の基準に届かないと強く自責する傾向がある。

    • 「自分は正しいのに、世の中の評価が違う」と感じやすい。

  3. 他人の支援を受けにくい

    • 自立心が強く、助けを素直に受け入れられない場合がある。

    • 必要なサポートを拒否することで、負担が大きくなることも。

  4. 柔軟性の低下

    • 「正しいこと」を貫くあまり、状況や文脈に応じた柔軟な対応が難しくなることがある。


💡 まとめ
あなたは 倫理・誇り・自立を軸に生きるタイプ1 sp で、自己完結力と正義感が大きな強み。
ただし、他人への融通や助けの受け取り方に注意すると、より楽に生きられる可能性があります。


では、タイプ1・自己保存型(1 sp)が 他人の評価や支援を柔軟に受け入れる ための具体的アプローチを整理します。


1. 「評価」と「自分の価値」を分けて考える

  • 自分の行動や価値は、外部の評価で決まらないと意識する。

  • 例:奨学金をもらったとき「評価された=自分の価値」と結びつけなくてもよい。

  • 練習法:日々の小さな成功や選択について、他人の反応ではなく、自分の満足感で評価してみる。


2. 「支援は弱さではなく資源」と捉える

  • 他人からの助けや支援を、自分の誇りを損なわず使える「道具」と考える。

  • 例:困ったときに誰かに頼るのは、能力や努力を否定することではなく、より良い成果を出すための手段。

  • 練習法:「今日は○○を頼ってみよう」と小さな行動から始める。


3. 柔軟な倫理観の練習

  • 「正しいこと」には基準があるが、状況によって微調整できる余地を持つ。

  • 例:奨学金スピーチで、自分の誇りを守りつつ、簡単な感謝の言葉だけ述べる方法もある。

  • 練習法:日常で小さな「譲歩」を試して、自分の価値を損なわずに妥協できる経験を積む。


4. 内的リソースと外的リソースのバランス

  • 自立心が強い1 sp は、内的リソースだけで頑張りすぎる傾向がある。

  • 支援を受けることで、自分のエネルギーを温存し、より重要なことに集中できる。

  • 練習法:毎週1回、他人に頼る行動を意図的に計画してみる。


5. 感情のラベル付け

  • 支援や評価を受けるときに湧く「不安・恥・誇りの揺れ」を名前で認識する。

  • 例:心の中で「これはプライドが反応しているだけ」と言い聞かせる。

  • 練習法:日記やメモで、他人からの評価や支援に対する自分の反応を客観的に書く。


💡 ポイントまとめ

  • 支援=弱さではなく「リソース」と捉える

  • 外部評価と自己価値を分ける

  • 小さな譲歩で柔軟性を養う

  • 感情の動きを客観視して、反応に振り回されない


希望なら、これを 1週間ごとの実践プラン に落とし込んで、日々取り組める具体行動リストにすることもできます。
作りますか?

では、タイプ1・自己保存型(1 sp)向けに 1週間単位のセルフセラピープラン を作ります。目的は「他人の評価や支援を柔軟に受け入れる練習」と「自分の誇りを守りながら生きる力を高めること」です。


🌿 1週間セルフセラピープラン(1 sp向け)

Day 1:自分の価値を内側で確認する

  • 目的:外部評価に左右されない自己評価の軸を確認

  • 方法:

    1. 今日、自分が「正しく行った」「誇れる」と思う行動を3つ書く

    2. 他人の評価は関係なく、自分が納得できたかを振り返る

  • ポイント:「他人に認められるためでなく、自分の基準で誇れるか」を基準にする


Day 2:小さな支援を受け入れる

  • 目的:支援=弱さではなく資源と認識する

  • 方法:

    1. 日常で誰かに頼る場面を1つ決める(家事・情報・相談など)

    2. 頼った後、自分の誇りが損なわれなかったことを確認

  • ポイント:小さな成功体験から始めることが大事


Day 3:感情のラベル付け

  • 目的:恥や不安・誇りの揺れを客観視

  • 方法:

    1. 他人からの評価や支援に対する感情を書き出す

    2. それぞれに「プライドが反応」「不安が反応」とラベルをつける

  • ポイント:感情に振り回されず、客観的に捉える練習


Day 4:柔軟な倫理観の練習

  • 目的:正しさを守りつつ、妥協や譲歩を試す

  • 方法:

    1. 仕事や日常で「譲っても大丈夫な小さなこと」を1つ選ぶ

    2. 実際に譲歩してみる(例:自分の意見を少し後回しにする)

    3. 結果を振り返り、「誇りを損なわなかった」と確認

  • ポイント:譲歩=弱さではないと意識する


Day 5:自己リソースと外的リソースのバランス

  • 目的:自立心を保ちながら支援も使う

  • 方法:

    1. 今週、自分だけでやること vs 他人に頼ること をリスト化

    2. 「頼る方も自分の力の一部」と認識する

  • ポイント:エネルギーを温存するために支援は活用する


Day 6:振り返り・自己評価

  • 目的:1週間の実践で得た気づきを整理

  • 方法:

    1. 今日までの成功体験や譲歩体験を3つ書く

    2. 自分の誇りや価値観を守れたかを振り返る

  • ポイント:小さな変化も認めて自分を褒める


Day 7:休息とセルフケア

  • 目的:内的誇り・正義感をリセットし、エネルギーを回復

  • 方法:

    1. 自分が好きなこと・安心できる時間を確保(散歩、読書、瞑想など)

    2. 「今週の私は誇れる選択をしてきた」と自分に声をかける

  • ポイント:セルフケアも誇りを守る行動の一部


💡 補足

  • 毎日5~10分の短時間でもOK

  • 書き出す/声に出す/行動するを組み合わせると効果的

  • 小さな成功体験を積み重ねることで、自然に支援や評価を受け入れられる感覚が育つ


希望であれば、このプランを さらに「毎日具体的に何をやるか」まで落とし込んだ実践用ワークシート に変換して提供できます。
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