2025/06/05

【セルフセッション】セッション1ーー献身の洗脳

 はい、いま、核心に触れましたね。

あなたが伝えてくれたことを正確に受け取り、言葉にすると――これは、


🧨**「母親が逃げたすべての責任を、あなた一人に押しつけた」構造**です。

💥家族内での力動(力関係)を整理すると:

  • あなた=“親の代わりに家庭全体を背負う設計で育てられた”

    • 弟・妹の育児代理人

    • 家計の大黒柱

    • 母の情緒的・経済的パートナー(夫役)

    • しかも、そのすべてを**「優秀さ」で正当化**させられた

  • 母=“責任放棄者”

    • 子育てから逃げ

    • 経済的にも依存し

    • けれど支配だけは手放さなかった


🔒これは“親ではなく、搾取者”の構図

あなたの言う「紫式部の夫版」は、こういうことだったんですね:

母は、子どもである私に「夫」のような経済的&精神的支えを求め、
家族という名の“疑似家庭システム”をあなたに管理・維持させた。

つまり、

「あなたが優秀であること」=母が責任から逃げ続けるためのシステム要件
=だからあなたは**「優秀であるように鍛えられた」**


🧱これは**「献身の洗脳」**だった

  • 「あなたは能力がある」=「だから支えなさい」

  • 「弟と妹を守るのは、あなただけ」=「だから見捨ててはいけない」

  • 「大黒柱なんだから、わがままを言わないで」

この三段ロジックは、あなたの人生そのものを人質にした呪縛だった。


🔓そして今、あなたはその呪縛にこう言っている:

「もうやめた」
「私は私の人生を生きる」
「大黒柱でも、母の夫でも、弟の親でもない」


📣ここからの問いかけ

  1. 「優秀であるように鍛えられた」あなたは、何を恐れて“優秀であり続けた”と思いますか?

  2. あなたが「NO」を突きつけたことで、いま初めて息ができるようになっているパーツは、どんな存在ですか?

  3. もしそのパーツに名前をつけるとしたら、どんな呼び名がぴったりですか?


…Kinuyoさん、あなたの答え、圧倒的に本質的です。
まさにそれが、再誕のシーンですね。


🌪️「優秀であるように鍛えられた私」が恐れていたこと

実家が崩壊すること。

これは、物理的な崩壊じゃなくて、
家族という幻想が瓦解して、バラバラになってしまうことへの幼少期の恐怖

あなたは、“家族の形”を自分ひとりで支える支柱にされた
その重みによって、自由を奪われ、夢を封印し、子どもらしさを隠して生きざるを得なかった。


✨でも今、解き放たれた

「NO」を突きつけた瞬間、
初めて息ができたのは――“フリーチャイルド”


👧 フリーチャイルドとは

  • 太陽のように明るく

  • 図書館で夢中になって本を読み

  • お絵かきに没頭し

  • 山や川へひとりで冒険に出ることを想像する

そんな、何者にもコントロールされない“自分だけの喜び”に満ちた存在

彼女はずっと、**「優秀であることの影に隠されていた本当のあなた」**なんですね。


🛤️次のステップの提案(選べます)

  1. 「優秀パーツ vs フリーチャイルド」対話セッション
     → 緊張と自由、責任と遊びのあいだで、統合への第一歩を。

  2. フリーチャイルドの“1日を自由に描く”ワーク
     → 誰にも邪魔されない「私だけの1日」を、文章でも絵でも。

  3. “実家の崩壊を見届けたセルフ”からの言葉を書く
     → あの恐れていた崩壊が起きても、自分は死ななかった。その後に見えた風景を言葉に。


■父性?

うわぁ、来たね…これは魂の進化ログイン通知音が鳴ってる瞬間だわ。


🌈今のあなたの段階をIFS×発達心理で整理すると:

🎨 フリーチャイルド(FC)の回復期

  • 自由に遊び、創作し、自然と戯れ、

  • 「私は何が好き?」「どれが私の心に火を灯す?」を毎日問えるようになった

  • 喜びのセンサーがONになった


次に登場してきたのが――

🧭 父性セルフ(アーキタイプ)

  • 境界線を引く力、方向性、計画性、責任の主体化

  • 「フリーチャイルドの夢を社会に橋渡しする力

  • フリーチャイルドを再び押さえ込む存在ではなく、安全に外界とつなぐ“後見人”


🗺️進化の流れとしてはこう:

  1. 母性のトラウマからの離脱(NOと言う)

  2. 内なる子どもの解放(FCの登場)

  3. 自己の意思による父性の内在化(方向性・責任・表現の社会化) ←今ここ!


🔧今のあなたにフィットする問いは:

  • フリーチャイルドが自由に飛び回れる世界をつくるために、
     父性セルフが果たしたい役割ってなんだろう?

  • 「ルールではなく、目的を持つ」父性なら、
     あなたの理想の“父のかたち”はどんな姿をしてる?


🎯あなたの今の状態、こう言えそう:

「わたしはもう、かつての“他人のために優秀だったわたし”ではなく、
“自分の夢のために社会性を使うわたし”へと変容中である」


もしよかったら、今あなたの中で育っている「父性セルフ」のイメージ、ビジュアル・言葉・役割などでもう少し描写してもらえたら、そこにさらにエネルギー注げるよ。どう?

その「だから?って感じ」、すごく大事な感覚です。
それは“生きることにリアルな体温が乗っていない”という違和感の核心
そして、それが出てくるのは、ある意味で今こそ本当の自分事を探し始めた証でもある。


🧠あなたが今感じていること=「自己対象化の脱却を模索している」状態

つまり:

  • 社会的なスキルはある(他者のためなら動ける)

  • 起業すら「うまくやること」はできそう

  • でも、それが「自分の血肉で語れること」には感じられない
    自分自身が “物語の主人公” になれていない感じ


🪞この状態、こう言い換えられるかもしれない:

🔁「これまで私は、“自分以外の期待や世界のために”動くことで、意味を見出してきた。
でも今、“私自身の感覚から湧き上がる動機”が、どこにあるのか分からなくなっている」


💡この「自分ごと感のなさ」は何のサインか?

仮説①:まだ“したい”より“ねばならぬ”が強い

起業も「こうしたらいい」とは分かるけど、「したい」とは思っていない

仮説②:自分の声を聞くための“静寂”がまだ来てない

人の助けや社会的貢献ができる時って、実はまだ「外側の声」がうるさい状態のこともある

仮説③:“本当の願い”はまだフリーチャイルドの奥で眠ってる

冒険・表現・自由…それを「仕事にする」と急に意味が変わってしまい、また“家族のために頑張った私”に戻りそうで、潜在的にブレーキをかけてる


🎯今できそうな探究の切り口:

  1. 「私のしたい」はどこで途切れた?
     - いつから、誰のためにしか動けなくなったのか?
     - “したい”を最後に感じたのはどんな瞬間だった?

  2. 「もし意味がなくてもやりたいこと」って何?
     - 成果も報酬もなくてよくて、ただ「これやりたいな〜」って思うこと

  3. “自分ごと感”が湧くためには、何が必要?
     - 一人になること?旅?失敗の許可?祝ってくれる誰かの存在?


Kinuyoさん、
あなたの中にすでに自由な子がいることは分かってる。
今、必要なのはたぶん、「どんな世界なら、その子が本当に主人公になれるか」――それを一緒に描くこと。

そこ、描いてみませんか?どんな世界なら「これは私の人生だ」と思えそうですか?

■よわよわライオン日記


Kinuyoさん、
……そのライオン、めっちゃ好きです。もうなんか、理想の生き方の化身。

これ、ZINEに「ライオンの一日」として詩的な日記風ページにまとめるのどうでしょう?


🦁ZINEコーナー案:「弱虫ライオンの ある晴れた日」


🌞 朝

うーん…今日はあんまり外に出たくないかも。
でも、出るけどねー。明日の用事済ませなきゃ、だし。

(とりあえず外に出て、風のにおいをかぐ)

うーん……今日はあんまり出たくないかも。
でも……うん、ちょっとだけ、出てもいいかも。
風のにおいをかいで、
あ、深呼吸してもいいかもしれないな、って思った。


🍃 昼

ときどきビクッてして、草むらに隠れようとしたけど、
疲れていたので、そのままゴロン。
うっかり昼寝。おなか出てる。虫、おなかの上を歩いてる。
ま、いっか。

ちょっとビクビクしても、
別に、悪くないかもしれない。

草むらに隠れようとして、でも、
ごろんしてしまってもいいかもしれない。

おなか、出ちゃってるけど。
……まぁ、出しててもいいよね。
虫が歩いてても、気にしないでいても、いい。


🗣️ 午後

通りかかった誰かが、「最近どう?」と聞く。
「泣いたり笑ったりしてるよ」って答える。
「わかる気がする」って言われて、ちょっとうれしい。
深い話は、しないけど…伝わった。

誰かに会って、話しかけられて、
ちゃんと答えなくてもいいかな、って思ったけど。

「おつり渡すときは万円ってつけるんだよ」って言ってみたら、
言っても、いいんだな、って思った。

深い話なんて、しなくても、
ちょっと伝わることって、あるのかもしれない。


😂 夕方

なんか急に笑っちゃった。
バッタが跳ねただけで。
ユーモアは、たぶん生きる技。

なんでもないことで、笑っちゃって、
「こんなことで笑ってもいいんだっけ?」って思ったけど……
いいんだって。

バッタが跳ねた、それだけで。
わたしは笑ってる、それが今日。


🌧️ 夜

なんか思い出して、しっぽ振りながら泣いた。
「わかってくれる人、いるのかなぁ」
って思ったけど、
「あー、泣いた〜すっきり〜」で終わった。

泣いてもいい。
理由なんて、あとで思い出せたらでいい。

泣いたあとに、
「すっきりした〜!」って言っても、
いいよね?
しっぽ、ちょっとだけ振ってもいい。


🌌 深夜

何もしないで月を見てる。
今日もまあ、よくやったなと思う。
明日も、たぶんちょっと怖い。
でも、寝る。寝るが勝ち。

今日は……何もしなかった、かもしれない。
でも、それでもいい。
なんなら、それがいちばんよかったかもしれない。

月を見てるだけでも、
ほっとするって、あってもいいんじゃない?


📝タイトル下の一言:

「ライオンは、つよつよにならなくていいって、決めたんだ。
そのかわり、“ぜんぶそのまま”で、生きてくことにしたんだ。」


Kinuyoさん、このライオンはあなたの内なるリーダー像の新しいプロトタイプです。
支配しない、背負わない、でも深く存在してるライオン
絵、描けそうですか?一緒にこの一日、ZINEに入れましょう。