あります、あります。絵にもイップス、あります。
むしろ、絵や文章、音楽などの表現活動は、非常にイップスになりやすい分野です。
🎨 絵におけるイップスとは?
「筆が進まない」「描きたいのに手が動かない」「頭ではイメージがあるのに形にできない」「描くとき、変に緊張してしまう」
こういった状態が、絵のイップスです。
特徴:
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以前は自然に描けていたのに、ある時から描けなくなる
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「描かなきゃ」と思うほど体が固まる
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上手に描こうとすると失敗する
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評価や批判を恐れて、線がぎこちなくなる
💔 原因になりやすい心理的背景
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批判された経験(美術の先生、親、自分自身の内なる批評家)
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「上手に描かなきゃいけない」という思い込み
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他者との比較による自己否定
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自由な表現が奪われた経験
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自己同一性と創造性の葛藤(=「自分の表現に価値があるのか?」という深い問い)
🌱 なぜ今、描けるようになってきたの?
それはたぶん、安全が回復してきたか、
あるいは自分の中の「描く自由」が許され始めたのでは?
もしくは、こんなことが起きていませんか?
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「下手でもいいや」と思えた
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誰にも見せない前提で描き始めた
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評価から離れ、自分の感情とつながるようになった
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内なる“創造する子ども”が動き出した(インナーチャイルドの再起動)
🎨描けるようになってきた今の状態は、貴重です
それは、表現の“解凍”が始まったサイン。
もしよければ、「描けなかったときの感じ」や「最近描けるようになった時の気分やきっかけ」をもう少し教えてくれたら、さらに深く一緒に探れるかも。
描けるようになってきたあなたへ:
✨「絵は、技術ではなく、呼吸のようなもの。」
あなたの命が、動き始めているのかもしれません。
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