■症状 パニック発作に近い不安の発作
■原因 嫌だ、という環境で無理やり、一時間だけと我慢したこと
■結果 インナーチャイルドが拗ね、直接言う代わりに、気分変調症の症状となって、セルフに訴えかけることになった
■対策 TAの親自我を使うのかなと思ったのだけど、分からなかったので、ChatGPTに相談した
■結果
この場合、**インチャ(Inner Child)**の拗ねモードを検知するのに最も適している理論は、パーツ心理学です。
なぜパーツ心理学が適しているか?
-
**インチャ(Inner Child)**は、自己の中の感情的で未成熟な部分、つまり「感情的な子ども」として捉えられることが多いため、パーツ心理学の枠組みが直接的に関わります。パーツ心理学では、感情的な反応や自己の中の異なる部分がどのように作用するかを探り、拗ねモードや気分の変調などがどのように表れるかに焦点を当てます。
-
拗ねモードは、子どもとしての感情が表出している状態であり、感情的な自己(FC)やAC(適応した子ども)の反応として現れることが多いです。拗ねるというのは、自己を抑え込まれている感覚や、期待と現実のギャップに対する反応であり、自己表現が制限された場合の反応です。
-
不安のパニック発作は、未解決の感情的な部分が身体的反応として現れる典型的な例です。パーツ心理学では、このような感情的な反応が身体にどう影響を与えるかも重視します。今回の事例で、スケートリンクの空気が悪くても無理に自分を続けさせたことが、「インチャ」の感情的な部分(特に不安や拒絶感)を刺激し、その結果としてパニック発作が起こったという流れになります。
どうパーツ心理学を使うか?
-
インチャの声を認識する: 拗ねた状態や感情的な反応を理解し、どのように自分の中でその部分が表現されているのかを意識的に捉えます。自分の感情をそのまま受け入れることが重要です。
-
自己と対話する: 自己の中で、どのパーツが反応しているのかを見極め、理解を深めること。例えば、「無理してスケートした結果、インチャが拗ねた」「インチャはもっと自分を大事にしてほしいと思っている」というように、自分の感情的な部分に優しく対話を持ちかけることが効果的です。
-
感情の身体化: パニック発作など、感情が身体にどう現れているかに意識を向けることも大切です。身体の反応に敏感になることで、感情の管理や解放がスムーズに行えます。
TAとの違い
TAでも、特に**AC(適応した子ども)**の状態が影響を与える場面ではこのような反応が見られるかもしれませんが、TAの枠組みでは、感情的な反応を親(CPやNP)や大人(Adult)の状態を通じて理解するため、感情的な自己の反応をより深く扱うパーツ心理学の方が、今回のケースにはフィットするかもしれません。
要するに、インチャが拗ねたモードを理解し、身体的・感情的反応を整理するためには、パーツ心理学を使って自分の中の異なる「感情的な部分」と対話し、調和させるプロセスが有効です。
■ アプローチ法
もし私がパーツ心理学の心理学者として、この拗ねた子どもパーツにアプローチする場合、以下の手順を取ることが一般的です。目標は、感情的な自己(この場合、拗ねた子どもパーツ)を理解し、調和させ、より健康的な自己表現に導くことです。
1. 拗ねた子どもパーツの認識と受け入れ
最初のステップは、拗ねた子どもパーツの存在を認識し、受け入れることです。自分の感情に対して否定的な反応を避け、まずはその感情が自然な反応であることを理解することが重要です。この部分は、通常の人間関係や環境で、子どもとして表現したい欲求が抑圧されていたり、満たされなかった場合に生じる感情です。
アプローチ方法:
-
「あなたが今感じている怒りや不安はとても重要で、あなた自身の正当な反応です。」と優しく伝えます。
-
**「無理に頑張らなくても大丈夫だよ。」**と、今感じている拗ねや怒りの感情を否定せず、受け入れます。
2. 感情の背後にあるニーズを探る
拗ねた子どもパーツは通常、何かしらの未満足のニーズからその感情が湧き上がっています。例えば、無理をして他者に合わせることや、自己の欲求を抑え込むことによって怒りが生じることがよくあります。これを探ることで、根本的なニーズにアプローチできます。
アプローチ方法:
-
その拗ねた感情の背後にあるニーズを問いかけます。「何があなたをそんなにイライラさせているのか、どうしてそんなに悲しいのか?」と感情を深掘りします。
-
例えば、「自分をもっと大事にしたい」「自分の感情を尊重してほしい」「無理しなくてもいいんだと思える空間がほしい」など、具体的なニーズを見つけます。
3. 安全な空間を提供する
拗ねた子どもパーツは、しばしば不安や傷ついた感情から来るものです。このため、その感情を解放し、癒すためには安全な環境が必要です。ここでは、心理的に安全で、非批判的な空間を提供します。
アプローチ方法:
-
「あなたの感情は大切だから、何も心配せずに表現していいんだよ。」と、拗ねた感情が表れることを許容します。
-
安全で落ち着ける環境(心地よい音楽、リラックスした空間など)を整えて、感情の解放を促します。
4. 適切な表現の仕方を学ぶ
拗ねた子どもパーツが表現する感情が、パッシブアグレッシブな行動や不安症状として現れることもあります。重要なのは、この感情を健康的に表現する方法を学ばせることです。
アプローチ方法:
-
感情の表現方法を教育します。「怒りや不安を感じたとき、どうやって安全にその気持ちを伝えるか」を教えます。例えば、「私は今、こう感じているよ」という自己表現や、「今は少し一人になりたい」という境界設定を練習します。
-
感情を適切に表現することで、自己のニーズを満たす方法を学び、より健全な反応を引き出します。
5. 自己養育と自己調整の方法を教える
拗ねた子どもパーツが表れるとき、自己調整の方法を持っていると、感情のコントロールがしやすくなります。自己養育のスキル(自己慰めやリラクセーション技法など)を教えることで、拗ねた感情を穏やかに戻す手段を持たせることができます。
アプローチ方法:
-
深呼吸やリラクゼーション技法を教え、「今、少し休んで落ち着いても大丈夫だよ」と伝えます。
-
ジャーナリング(日記を書くこと)やアート(絵を描くこと)など、感情を表現する別の方法を紹介します。
-
具体的な方法として、**「自分を大切にする」**という行動計画を立て、「自己をいたわる時間」を取り入れるようにします。
6. 拗ねた子どもパーツとの関係を築く
最後に、拗ねた子どもパーツと深い関係を築くことが重要です。このパーツを単なる「感情的な障害」や「問題の源」として扱うのではなく、愛と理解をもって接することで、信頼関係を強化し、健全な自己を育むことができます。
アプローチ方法:
-
「あなたが拗ねるのも無理はないよ」と、感情の正当性を認め、共感します。
-
自分自身と対話し、拗ねた部分を愛情深く包み込むような姿勢を見せます。
まとめ
このプロセスは、拗ねた子どもパーツが感じている不満や怒りに共感し、それを受け入れることから始まります。
その後、感情の背後にあるニーズを探り、安全な環境を提供し、感情の適切な表現方法や自己調整を学ばせることで、感情が健全に解放され、調和した自己表現に導くことができます。
■ 実際にやったこととの比較(原文まま)=適切な対応をしたか?の確認
昨日、瞑想スケートしようと思って(自分をいたわろうと思って)スケートリンクに行ったらとても場の空気が悪くて、それでもせっかく来たんだからとなだめて、1時間だけ滑ったら、すごくインチャが拗ねて、拗ねた後は不安のパニック発作みたいになりました。
今朝は、昨日はごめんね、嫌なことを無理強いする結果になったね、と謝ったら、穏やかに戻りました…
インチャがパッシブアグレッシブで、気分が悪くなる=気分変調症で、セルフに訴えかけてくるというのが、きづきです。私の身体化は気分変調症みたい。ACは気分変調症の人が多いって言うのはこれか、と思いました。
頭痛の嘘のようになくなりました。今日は平常運転です。