回避型コーピング か? それとも今ここか?
私は、転居と失業という大きな喪失経験を経験して、マインドフルネスを自然に実行するようになりました。「今ここ」は私にとっては、登山やクライミングにありました。(ヨガで今ここは日本国内にはない。)
そして、クライミングができるなら、まぁいいやと人生の基準を低くしたのですが…クライミングでもいろいろな達成が続き、すると、不思議なことにまた、クライミングに縛られるようになり、それが足かせに。そればかりでなく、クライミングをアディクションの道具、つまり現実逃避の道具にしている人から、攻撃を受けているのではないだろうか?という疑いまで浮上してきました。
サイクルをまとめると、
喪失 → 諦め&受容 → 今ここ → 回復・幸福 → 2度目の喪失
→ 変わることの恐れ・優先度の混乱 → 現実逃避 → 停滞
二度目の喪失の今のプロセスで…
二度目の喪失 → 手放し → 諦め&受容 → 今ここ → 回復
とつなげていきたいと思っています。2ラウンド目どころか、3ラウンド目、4ラウンド目な印象があります。
現実逃避か、今ここ、か、必要なセルフケアなのか?は、切り分けが必要だと思います。
以下、試しに考えてもらったものです。響いたものは赤字です。
🟢 「今ここ」 vs. 「現実逃避」 内的対話チェックリスト
① 目的を確認する
🧠「今、これをすることで、私は何を得ようとしている?」
✅ リラックスし、気持ちを整えたい → 「今ここ」
❌ 問題を忘れ、考えたくないだけ → 現実逃避 ※問題から離れてみることで客観視できることもある
② 感情の状態を確認する
🧠「この後、私はスッキリする? それとも罪悪感や焦りが残る?」
✅ 気持ちが落ち着き、冷静に戻れる → 「今ここ」
❌ やるべきことが増え、余計に不安になる → 現実逃避
③ 行動の質を確認する
🧠「この行動は意識的に選んだ? それとも無意識に流されている?」
✅ 自分の意思で選び、時間を決めている → 「今ここ」
❌ ダラダラ続けて、抜け出せなくなっている → 現実逃避
④ 未来への影響を確認する
🧠「これをした後、私は問題に向き合う準備ができる?」
✅ 気分が落ち着き、行動する気力が湧く → 「今ここ」
❌ さらに逃げたくなり、問題が大きくなる → 現実逃避
■ 試案
将来の種まきになるか?