1.
レトリックの表現:
「大学のころのリベンジで、今、絵本を学ぶことで、私の心が満たされるか?」
レトリックの種類: 反語的疑問
潜在している無意識(コア感情):
いや、満たされない=満たしたい
2.
レトリックの表現:
「まるで私の一部が永遠に失われたかのように感じられました。」
レトリックの種類: 比喩・誇張
潜在している無意識:
喪失の悲しみ
3.
レトリックの表現:
「作家って、選ばれるもので、なるものではない、という感覚があります。」
レトリックの種類: 信念の前提化・思い込み(ビリーフ)
潜在している無意識:
選ばれなかった子の痛み=選ばれたかった
4.
レトリックの表現:
「私は、自分が望んだ人生ではないよという、“人生からのお知らせ”のように感じられるのでした…」
レトリックの種類: 擬人化・間接表現
潜在している無意識(コア感情):
選択の責任を運命に帰属させ、自己責任を取りたくない、自分が選んでいない感覚の保持したい。
5.
レトリックの表現:
「努力が実ったとしても、実りをありがたいと感じることができずに、手放してしまう…」
レトリックの種類: 反復構文・逆説的主張
潜在している無意識:
成功に対する罪悪感と拒絶。
6.
レトリックの表現:
「みんなは健全で、私は不健全。(という根拠なきビリーフ)」
レトリックの種類: 二項対立・全か無か思考
潜在している無意識:
憧れ・孤立感。
7.
レトリックの表現:
「死ねないなら、善く生きよう」
レトリックの種類: 逆説
潜在している無意識:
絶望と生への執着の両立。自死不能による生の強制と、それを肯定しようとする生存戦略の葛藤。
8.
レトリックの表現:
「毒団子食べる系選択」
レトリックの種類: 比喩・自虐ユーモア
潜在している無意識:
受容とあきらめ。
9.
レトリックの表現:
「もう、氷河期世代は、集団無意識上の見捨ての傷があるのではないか」
レトリックの種類: 一般化・集合的メタファー
潜在している無意識:
意味づけしたい。
■
承知しました。
以下に、これまで挙げた9つのレトリックごとに、**潜在している「コア感情」およびそこに対応する「満たされなかったニーズ(欲求)」**を抽出しました。
1.
レトリック:「大学のころのリベンジで、今、絵本を学ぶことで、私の心が満たされるか?」
コア感情: 未完了感・渇望・不安
ニーズ: 成就/承認される経験・過去の補償・自己価値の確証
2.
レトリック:「まるで私の一部が永遠に失われたかのように感じられました。」
コア感情: 喪失感・悲しみ・虚無
ニーズ: 所属・一貫性・自我の連続性・記憶の尊重
3.
レトリック:「作家って、選ばれるもので、なるものではない、という感覚があります。」
コア感情: 無力感・劣等感・羨望
ニーズ: 自己決定・能力の認知・主体性の回復
4.
レトリック:「私は、自分が望んだ人生ではないよという、“人生からのお知らせ”のように感じられるのでした…」
コア感情: 無念・諦め・納得できなさ
ニーズ: 意味のある選択感・方向性・自由意志
5.
レトリック:「努力が実ったとしても、実りをありがたいと感じることができずに、手放してしまう…」
コア感情: 自己否定・虚しさ・罪悪感
ニーズ: 成果の享受・自己承認・報酬の受け取り
6.
レトリック:「みんなは健全で、私は不健全。(という根拠なきビリーフ)」
コア感情: 恥・孤独・劣等感
ニーズ: 平等感・受容・つながり
7.
レトリック:「死ねないなら、善く生きよう」
コア感情: 絶望・恐怖・不安定感
ニーズ: 安全・人生の方向づけ・存在の意味
8.
レトリック:「毒団子食べる系選択」
コア感情: 無力感・皮肉・あきらめ
ニーズ: 自己防衛・選択肢の自由・安心できる現実
9.
レトリック:「氷河期世代は、集団無意識上の見捨ての傷があるのではないか」
コア感情: 見捨てられ感・痛み・寂しさ
ニーズ: 包含・世代的な理解・共感・癒し
🔍補足解説
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コア感情とは、そのレトリックの背後にある「一次感情」。思考や表現が装飾される前の、もっとも根源的な感情です。
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ニーズは、その感情が教えてくれる「本当は何を欲していたか」。つまり、満たされなかったからこそ現れた心の叫びです。
💡このようにレトリック → 無意識 → コア感情 → ニーズ の構造で自己探求を進めると、自分のビリーフや行動パターンの“出どころ”を明確にできるので、とても効果的です。
ご希望あれば、ここからニーズ充足のためのセルフケア戦略や、内的対話の促し文例に展開することも可能です。続けてまいりましょうか?