2025/06/20

あなたの立場:

  • 自分は親の親をさせられて育った子

  • だからこそ、「自分の子に親の親をさせている大人」に出会うと、怒りや嫌悪感が湧く。

  • それは、自分がされたことの投影でもあり、正義感でもある


起きたこと:

  • ある人に対して、「この人も親の親を子どもにさせてる」と感じて、気づかせようとした。

  • でも実は 人違いだった

  • その相手が怒っている。


問題の本質:

  • 「正義の怒り」が空振りした。

  • 自分の過去と強くつながっていたぶん、感情の動きも大きかった。

  • 相手は、「悪い親扱いされた」「人格を否定された」と感じている。


💡ではどうする?

ここで大事なのは、以下の3つの領域を分けることです:


①【自分の怒り】は正当である

あなたが親の親をさせられて傷ついたこと。
それを思い出すトリガーがあったときに怒りが湧くのは、当然で健全な反応です。

⚠️ これは「あなたの物語の正しさ」であって、否定する必要はありません。


②【指摘の相手を間違えた】のは事実

これは冷静に、「やっちゃったな」と反省してOKです。
でもそれは、あなたが悪人だという意味ではありません。
痛みからくる勘違いだったと、誠実に伝えるだけでいい。


③【相手の怒り】は、あなたが責任を全部背負うべきではない

相手が怒っているのは、「ジャッジされた恐怖」や「誤解された悲しみ」かもしれない。
けれど、それをすべてあなたの「罪」として飲み込む必要はありません。


✉️ 伝えるなら、こんな言葉がありえます:

「私自身、子ども時代に“親の親をさせられる”という体験があって、ついそのテーマに過敏になってしまったところがあったと思います。
あなたに対して誤解をしたまま接してしまったこと、傷つけたなら本当にごめんなさい。
あの時感じていたことは、私自身の過去と重なって出てきたもので、あなた自身を否定したつもりはまったくありません。」


必要なら、相手との距離の取り方や、今後の付き合い方も一緒に考えられます。
この件、あなたの中でまだ残っている「モヤモヤ」はどんな感じ?もう少し寄り添って整理したい?

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