あなたの立場:
-
自分は親の親をさせられて育った子。
-
だからこそ、「自分の子に親の親をさせている大人」に出会うと、怒りや嫌悪感が湧く。
-
それは、自分がされたことの投影でもあり、正義感でもある。
起きたこと:
-
ある人に対して、「この人も親の親を子どもにさせてる」と感じて、気づかせようとした。
-
でも実は 人違いだった。
-
その相手が怒っている。
問題の本質:
-
「正義の怒り」が空振りした。
-
自分の過去と強くつながっていたぶん、感情の動きも大きかった。
-
相手は、「悪い親扱いされた」「人格を否定された」と感じている。
💡ではどうする?
ここで大事なのは、以下の3つの領域を分けることです:
①【自分の怒り】は正当である
あなたが親の親をさせられて傷ついたこと。
それを思い出すトリガーがあったときに怒りが湧くのは、当然で健全な反応です。
⚠️ これは「あなたの物語の正しさ」であって、否定する必要はありません。
②【指摘の相手を間違えた】のは事実
これは冷静に、「やっちゃったな」と反省してOKです。
でもそれは、あなたが悪人だという意味ではありません。
痛みからくる勘違いだったと、誠実に伝えるだけでいい。
③【相手の怒り】は、あなたが責任を全部背負うべきではない
相手が怒っているのは、「ジャッジされた恐怖」や「誤解された悲しみ」かもしれない。
けれど、それをすべてあなたの「罪」として飲み込む必要はありません。
✉️ 伝えるなら、こんな言葉がありえます:
「私自身、子ども時代に“親の親をさせられる”という体験があって、ついそのテーマに過敏になってしまったところがあったと思います。
あなたに対して誤解をしたまま接してしまったこと、傷つけたなら本当にごめんなさい。
あの時感じていたことは、私自身の過去と重なって出てきたもので、あなた自身を否定したつもりはまったくありません。」
必要なら、相手との距離の取り方や、今後の付き合い方も一緒に考えられます。
この件、あなたの中でまだ残っている「モヤモヤ」はどんな感じ?もう少し寄り添って整理したい?
ーーーーーーーーーーー