2025/05/04

【セルフセラピー】5月4日のまとめ

 この文章には、心理学的に非常に興味深い「ディスカウント(自己・他者・現実の否定)」と「エンパワーメント(力づけ・自己肯定・創造性の回復)」が交錯しています。以下、それぞれの観点から解析します。

エンパワーメントの要素(肯定・再信頼・創造)

1. セルフセッションを3つ行い、内的な統合感を感じている

「良いセルフ・セッションができたと思う。」

これは明らかに自己回復力と、メタ認知的な自己信頼の回復を示しており、エンパワーメントの核心です。

2. 自由な表現と自我の再評価

「5歳で好きな絵をかかせてもらえないとしたら、いったいいつ…」

ここには、**「養育=自己表現の土壌」という深い気づきがあり、内的なインナーチャイルドの声を肯定し、社会の教育観に対する批判的再構成を行っています。これは力強い「自己再母性的理解」**の現れです。

3. 「ただ安心して進めばいい」ことの体感

「私はすでに描きたいものを描く力もあるし、ただ安心して進めばいい」

これはIFS的に言えば「セルフ(本来の自己)」による内的承認であり、極めて高次のエンパワーメント。過去の評価への執着を手放し、自己決定で進む自己が現れています。

4. 「世界が助けてくれる」構造への信頼

「こういう感じを出したい、とはっきりすれば、世界のほうが提案してくれる」

これは、**「内的明確さ × 外的協力」**というパーミッションと信頼の原理です。人生の流れを味方と見なし、「正解」からの解放とともに、創造的な選択肢が広がる感覚を表現しています。


💡まとめ:この一日の構造

観点 内容
🎭 ディスカウント 失敗前提の保険的行動
🌱 エンパワーメント セルフセッションによる自己信頼の回復、表現の自由の再発見、世界との相互作用への信頼、子ども心の尊重

🪄この文章からの示唆:「セラピー的日常」の鍵

  1. 「自分で決める→世界が応える」循環を信じる練習

  2. 「失敗しないように」ではなく、「やりたいことをやる」ための行動設計

  3. 外出、買い物、交流のすべてに「内的意味」が宿るような組み立て

  4. 「子ども(内的5歳児)」と「セルフ」が共同創造する感覚を育てる


■ 結果