【アートセラピー】色鉛筆画 ちゃくちゃく 与え合えば余り、奪い合えば足りなくなる

 

■ ジャパニーズネス

日本人らしさ。今日は小松絵画教室の日で、先生にスキルのレベルに適した題材を選んでもらった。

自分のスキルにあった課題を選ぶには、指導者の目が合ったほうがいい。

なぜクライミングは、指導者が適したルートを課題として選んでくれるということをしないで、「自己責任」と叫んでいるのだろうか???

なぞだ…。

なぜなら、レベルにマッチした課題を選ぶことこそ、指導者の本領発揮と言えるところだからだ。

私が用意した写真の中から、描ける題材を選ぶ中でも、先生は、「どの写真も素敵ですね!」と相手を肯定してくれる…こういうのが、日本人の資質なのだ…と確信した…。

小松絵画教室は、1時間半で2000円と格安のレッスンで、今日は題材選びから、色付けまでしか行かなかったが…前回だいぶスタートダッシュで頑張った甲斐あって、もう自立できそうだったので、自立することにした。

トマト一つ描いて、気分良く帰ってきた‥‥

■ スケート靴専門店 

途中で梅田にある小杉というスケート靴の店に立ち寄ったら、びっくりフィギュア用の靴は33000円より安いものがなかった…(汗)。 アマゾンで9200円の靴で満足していてよかった…となった。

で、お金が浮いた感が出て、ふと見た京都伏見の蔵元、玉乃光のやっているおでんやさんがおいしそうだったので、一杯ひっかけて帰ることに‥‥ なんと玉乃光の蔵元が出している店だった…おでんと一杯だけの予定が、お隣さんと話も弾んで、玉乃光の酒米違いで、「祝」という酒米と「備前雄町」、そして、蔵元限定の生酒の3杯も楽しくやってしまい…誰とでも打ち解けて話せる性格でラッキーでした…(笑)。

ほろ酔いで、気分良く、地下鉄谷町線に乗ったら、ガラガラだったので、心地よく端に陣取って座ったら、天満あたりでおじさんが乗ってきた。。おじちゃんが、人と人の挟まれて、ちんまり座っていたので、「座りにくそうですね」と声をかけてさらに端に寄ったら、「だいじょうぶよ、おおきに」と言われ、じわーと。おじちゃん、いい人やん… 

その後、奥のほうの人が出たので、おじちゃんは快適に。入れ代わりに乗ってきた、おばあちゃんと5歳くらいの孫で、おばあちゃんが座ったので、「ぼく、ここ座る?」と譲ろうとしたら、だめだめ…と私を制止して、子どもは立っていたのでした…。

…というので、これがサンフランシスコから、私が帰国することに決めた理由だ!と思った。

 これが日本人の日本人らしさで、それを私は守りたい

のです。気にしいで何があかんねん!!って感じ。弱肉強食はきらいやねん!

アメリカみたいな日本はヤダ…それが私の20歳21歳での結論だったのでした…。

このような文化が私が守りたいもの…なのです。

私が気遣う=相手が気遣う、私が気遣う=相手が気遣う、の繰り返しで、ちょうどよい距離が決まる。

逆じゃない。

つまり、こっちが、これだけ、よこせ!という…そして、相手が、これだけなら、渡せるという。それはアメリカ方式です。

つまり、「奪い合いの世界」。

日本は奇跡的に「与え合いの世界」が成り立っているのです…

けっきょく、こうなっているのは、世界広しと言えども、日本だけなのです…

天国の三寸箸が実現している世界は日本だけ。

与え合えば余り、奪い合えば足りないのです。それが世界なのです。