状況設定
クライミング旅行中、Aと書き手が会話しているシーン。
Aは「自分の実力でルートを登った」と自慢しているが、書き手はそれを見抜いている。
会話の事例
A:「いやー、このルート、かなり難しかったけど、俺の経験とルート読みが冴えてたからな!サクッと登れたよ。やっぱりクライミングは頭を使うスポーツだな!」
B:「へぇ~、頭を使うねぇ。でもさ、それ、最初に誰かに連れてきてもらったんじゃなかったっけ?」
A:「いや、まぁ、最初はね。でもそれはどんなクライマーでもやることだから!大事なのは、そのあと自分の力で登れるようになることだよ!」
B:「ふーん、それで?今日は初見で登ったの?」
A:「……いや、まぁ、前に一回来てるし、ルートは覚えてたよ?」
B:「それを"俺の経験"って言うのかしらねぇ~。なんか、"カンニングして100点取りました!俺、天才!"って言ってるのと同じに聞こえるんだけど?」
A:「おいおい、そんな言い方するなよ!俺だって努力してるんだぞ!」
B:「いやいや、努力はいいのよ?でも"自分の力"って言うなら、せめて初見で登ってから言いなさいよ~。」
A:「……なんかお前、最近生意気になったな。」
B:「それ、褒め言葉として受け取っておくわ~。あ、そうだ、さっきの韓国人クライマーたち、すごく親切だったわよ!明日は、クライミング、彼らと登ることにしたから。私を誘ってくれたわよ」
A:「は?俺とは登らないの?」
B:「んー、だって、かれら、あなたを誘っていないし…。それにあなたに”捨てる!捨てる!”って言われたし?それに、私、同伴料もらってないし~。」
A:「……ったく、お前はホント、可愛げがないな!」
B:「そりゃー、男に媚びるより、岩と仲良くするほうが楽しいもの♪」
(A、無言で部屋を荒らして出て行く)
B:「あらまぁ、子供みたいな復讐心ねぇ……。」
このやりとりなら、文章内の二人の関係性と性格がよく出てるんじゃないかな? 😆